天使もえ本気のお悩み相談「はだかを纏う#7」読者編｜長時間愛撫をしたがる男の悩み

　大人気セクシー女優の天使もえちゃんが保健室の先生に扮し、新人女優や読者からの悩みを解決する人気コーナーの第7回目を更新。

　今回は読者からのお悩み相談編ということで、35歳・男性から「挿入よりも前戯が好きで、長い時には１時間くらい前戯するので彼女から不評」というお悩みが届いたのだ。

　パートナーのことを考えない男性の悩みを現役AV女優のもえ先生がズバッと答えてくれた。

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天使もえお悩み相談スタート！

――今回も読者から多くの悩みが送られてきたのでズバッと解決お願いします。今回は下ネタ関係が多くてすいません。

天使もえ（以下、天使）：いいえ、みなさん率直なんでしょうね。

――そう言っていただけると嬉しいです。今回は35歳の男性からの悩みですが、「無類のセックス好きで、毎日、彼女とセックスをしています。でも、挿入よりも前戯が好きで、長い時には１時間くらい前戯をして、挿入は5分だけの時もあります。

　特におっぱい好きなおっぱい星人なので、おっぱいを重点的に愛撫しているんですが、女性は愛撫の時間はどれくらいがちょうどいいですか？　もえ先生教えてください」ということです。

　ちなみに「彼女からは1時間の愛撫は長いから不評です」とも付け加えてあります。もえ先生、いかがでしょうか？

天使：まずこのお悩みを聞いて最初に思ってしまったのですが、相手から不評を買っている「愛撫」って、本当に「愛撫」と呼べるものなのかな？ということです。

――読んで字のごとく、「愛して撫でる」ですからね。

天使：毎日しても変わらずパートナーさんのことを求めているっていうのはすごく素敵ですよね。相手もそれ自体は嬉しいことだと思います。

　でも、すごく好きで求めていると言うのは素敵なのですが、内容が自分よがりなものになってしまっているとしたら、悲しいですけどセックスが嫌いになってしまうだけでなくて、相手のこと自体がイヤになってしまうこともあるんですよね。

　そして、相談内容から察するになんとなく、パートナーさんはその内容の方に気がかりなことがあるのではないかなぁ…と。

――なるほど！　時間や回数とは別のところに問題があるんですね。

天使：もしかしたら前戯の際に、自分の欲望だけをぶつけてしまっているんじゃないかな…。そして、相談者様もなんとなくそれに気づいているけど、自分の欲を優先してしまっているような感じがします。

――いちばんよくないエッチの在り方ですね。

天使：そうなんです。

――35歳ということで、女性経験もある程度積んでいると思うんですが、この年齢でも自分本位のエッチをする男性はいるんですか？

天使：いますよ、いっぱい（遠い目）。

――もう少し若いと自分本位のエッチをしてしまいがちなんですけど、35歳ですからね。

天使：前戯だけでなく全体を通して、これはAVの影響もあると思うのですが、「胸と下を触っていたらとりあえず気持ちいいでしょ」という感じの人が年齢問わず少なくないなと感じます。

　時間の関係や視覚と音だけで、はっきりと興奮してもらえるように撮影はしているので、相手の体温や皮膚感をゆっくりと感じながら全身を慈しむようなセックスを伝えることって難しいんですよね。そこは申し訳ないです…。

　でも、セックスという行為自体よりもパートナーが自分のことを大切に思ってくれていることが感じられる手つき、全身で愛していると伝えてくれること、自分に対して興奮してくれているという空気感に興奮を覚えるという女性は少なくありません。

――勉強になります。

天使：なので、一目散におっぱいをガ～ッて触ってきたり、自分が触りたいようにしか触ってこないことは時間や回数の問題よりも、「私ってなんなの？」って感じます。

――ものを扱われている感じになりますよね。

天使：そうなんです。自分が触りたいだけだなぁとか、ヒーヒー言わせたるぜ！みたいな感じでこられると、冷めてしまうんです。

　毎日セックスを求められることも、長い時間をかけて触れ合うことも、悪いことではないんですけど、相手に対してちゃんと触れたいと思ったり、触れ合っている肌のぬくもりや質感を感じたり、細胞レベルまで全身全霊で相手のことをちゃんと愛した上でセックスが終わった後もねぎらっていますかって聞きたいです。

　ちょっと上から目線のように感じられてしまうとは思うのですが、元々アソコが強くて（いわゆる鉄マン）、その上、性欲の強い私ですら、年齢を重ねるにつれ一回のセックスだけでも痛いなと感じるようになってきちゃいました。

　だから、毎日長時間のセックスって多分男性が思っている以上にすごく大変です。なので、この相談者様のパートナーさんも相手のことが好きだからこそ「痛い」の一言が言えずにガマンしてしまっている可能性もあると思います。そういうのはお互いきちんと言い合ったり話し合ったりするのかな…？

――確かに男性は女性の肉体に対して鈍感です。気を付けなければいけません。

天使：ずっとおっぱいを触られていたら、おっぱいは痛いし、アソコもずっと触られていたら痛いですし、相手の体を大切に思って愛し撫でることを心がけてほしいです。

――セックスはボディコミュニケーションですからね。己の快楽を追求するばかりでは嫌われます。

天使：そうなんです。だからこの相談者様が「おっぱい星人です」と言っているのを聞いて、パートナーさんに性欲をぶつけるだけになってはいないかなと思いました。

――そうなるとこの男性が悩んでいる「女性は愛撫の時間はどれくらいがちょうどいいですか？」というのは根本的にずれていますよね。

天使：スタート段階からの心持ちが違います。

――時間や回数の問題ではないですね。

天使：毎日、セックスするのならローションやジェルを用意してほしいし、始める前にいきなりおっぱいやアソコをガシガシと触るのではなくて、全身をしっかり愛して触れ合って、興奮が高まりパートナーが濡れている状態になってからでないと、アソコを愛撫してほしくないですよね。

――この男性が聞きたいこととはズレますが、彼がセックスをボディコミュニケーションと認識しなおすにはどうすればいいですか？

天使：まず、自分がおっぱい星人であるという考えを捨ててほしいです(笑)。おっぱいが好きだからセックスがしたいように思えるので、彼女が好きだからセックスがしたいという基本の立ち位置に戻ってほしいです。

――おっぱい星人ではなく、パートナー星人ですね(笑)。

天使：おっぱいを触るとしても中心部分はちょっとだけにしてほしいです。

――みんな乳首が好きなんです。すいません。

天使：どんなに相手のことを思っていても、おっぱいの先端ばかり触られているとしんどくなってくるんです(笑)。

――そもそも人間の先端部分は急所でもありますからね。

天使：先端は挿入している時にスパイスとして触るほどで、先端を触ることが主食になると重たいんです。女性からすると(笑)。だから、おっぱいもそうですけど、周りや皮膚感を楽しんでほしいです。

――勉強になります。今回、悩みを寄せた男性に限らず、愛撫のやり方から変えた方がいいですね。

天使：はい。セックスに対する心構えと、愛撫に対する考えを見直しをしましょう。

――セックスを欲望や快楽だけでなく、愛の表現として見直した方がいいですか？

天使：はい。その上で「僕は君の全部を愛しているし、特におっぱいは美しくて最高だ！」まで言って欲しいです（笑）そうじゃないと、パートナーさんはおっぱいならなんでもいいんじゃないのって寂しくなるので。

――おっぱい「も」が重要ですね。おっぱい星人ということはパートナーのおっぱい「が」好きなんでしょうね。

天使：当たり前ですが、おっぱいだけでなく「全部が好き！」って言って欲しいですね。

――あと、彼女の肉体的な負担もすごいですから、気を付けた方がいいですよね。

天使：そうですね。セックスは相手に愛おしいと伝える行為だということを頭の片隅に常に置いておいてもらえたら嬉しいです。

　さて、天使もえ本気のお悩み相談コーナー「はだかを纏う」では皆様からのお悩みも募集しております。下記の専用フォームより、どしどしご応募ください。よろしくお願いします！

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次回更新をお楽しみに！

（撮影・取材＝神楽坂文人・公式Twitter＠kagurazakabunji／取材協力＝FALENO・公式ホームページはコチラ／Bstar公式Twitter＠bstar_pro）

【天使もえ】2014年7月にエスワン専属女優としてAVデビュー。華やかなアイドル性と抜群のルックスで瞬く間に人気を高め、AV界のさまざまな賞を獲得。恵比寿マスカッツのメンバーとしても活躍し、一般的な知名度も抜群。2020年、配信特化型の次世代AVメーカー・FALENOに移籍。AVに限らず、YouTubeやバラエティなどさまざまなメディアで活躍する現役最強女優のひとり。公式Twitter（＠amatsuka_moe）／公式Instagram（＠amatsuka.moe）／公式YouTube『つかちゃんねる』