エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile171
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(51歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
マンション住人に風俗バイトがバレた巨乳妻/知恵(37歳・主婦)
僕のエロ本編集者としてのキャリアのスタートは、いわゆる“マニア誌”でした。
コンビニエンスストアでは絶対に扱ってもらえない、エロ本しか置いてない本屋にしかないエロ本です。
部数も、当時コンビニに置かれていたエロ本が5~10万部だったのに対し、マニア誌は5000~1万部と少ない少ない(笑)。
ただ、コンビニ売りのエロ本が400円~500円程度なのに対し、マニア誌面は1000円~2000円前後と高価。ですから、部数が少なくてもそれなりに売れれば会社としてはOKという感じだったんですね。
実はマニア誌を作る上では、この「部数が少ない」というのが肝でして……。
というのも、製作費が少ないためモデル事務所のAV女優が使えない。なもんで高額バイト情報誌なんかで素人モデルを募集してたわけなんですが……モデルのバイトに興味はあるけど、家族や知り合いにバレないか心配だという女性に対して、
「うちは部数少ないから、バレる可能性は低いと思いますよ。コンビニで売ってるエロ本なら別だけど、こんなマニアックなエロ本、ダンナさんも買わないでしょ」
というのが、背中を押す一言になるからなんです。
もちろん「絶対バレませんから」なんて言いませんよ。ちゃんと、
「とはいえ、バレる可能性はゼロではありませんけどね」
と付け加えますよ。
それでも、面接にきてくれた9割は、
「そうですよねぇ……なんか、大丈夫な気がしてきました」
ってことでエッチなバイトをする決心をするんですね。
では、実際はどうかというと?
少なくとも僕自身は、エロ本に出たことがバレたという話は、エロ本編集者生活20年の中で、一度も聞いたことはありませんでした。
ま、仮に困った事態になっていたとしても、最終的に脱ぐことを決めたのは本人ですから。出版社に文句を言っても始まらないということで、こちらに報告がなかっただけかもしれませんがね。
でもって逆に、マニア誌なんかと比べ物にならないくらいバレる可能性が高いのが……そう、風俗のバイトです。
いたんですよね、実際に。
ハメ撮りモデルをしてくれた人妻さんの中に、
「実は私、以前にデリヘルでバイトしてたことがあるんだけど……顔出ししてたら、とある人にバレちゃったことがあるんですよねぇ」
という方が。
彼女の名前は知恵さん。
結婚8年目だという37歳の色っぽい系の奥さんで、芸能人でいうと小池栄子の目力を少し弱めてシットリさせた感じの人妻さんでした。
本題に入る前にちょっと触れておきますと……。
知恵さんのオッパイ、こっちの方も小池栄子並みでして(笑)。
いま思い出しても興奮させられると言うかナンと言うか……撮影中はどうしても右手にカメラを持ってますから、空いてる左手でしかオッパイを揉めないじゃないですか。
なもんで、休憩中に、
「ねぇねぇ、ちょっと両手で揉ませてもらえません?」
なんて、冗談半分でお願いしてみたりして。すると、意味深な笑みを浮かべながら、
「うふ、いいですよ」
なんて言うもんだから……ソファに座っている彼女の背後に回り込んで、後ろからモミモミさせてもらったりして。
でもって圧巻だったのは、騎乗位で挿入したときの、下からのオッパイの眺め。
ボリュームのある下乳がブルンブルン揺れまくり、その頂にはプックリと勃起した大きめの乳首……いやぁ、思い出しますなぁ(笑)。
さて、ここからが本題です。
知恵さんの、
「デリヘルで顔出しして、風俗で働いてるのが、ある人にバレちゃった」
という話でしたよね。その詳しい事情を彼女が聞かせてくれました。
まず、最初に確認しておきましょう。
デリヘルで顔出しというのはつまり、お店のホームページに掲載されるプロフィールに、顔出しの写真を使ってたってことですね。
まあ、風俗で働いてることが周りに知られても構わないなんて肝の座った女性はごく一握りですから。普通は顔にボカシを入れる選択肢を選ぶもの。出すにしても目元だけとか、逆に口元だけって感じですよね。
そしてこれは、昔々のように借金のカタに取られて働かされているなんて事情があれば別かもしれませんが、基本的には女性自身が選択して決めること。
でも、知恵さんの場合は小池栄子似の美熟女で、しかも美巨乳の持ち主ですから、デリの店長さんも、
(彼女がホームページで顔出ししてくれたら店の売り上げも上がるぞぉ)
そう思って、必死の思いで口説いたに違いありません。
実際、彼女は店長から、
「マスコミ手当も弾むから、前向きに考えてくれ」
と言われたそうで……ちなみに、雑誌の取材を受ける受けないにかかわらず、ホームページで顔出しすることに対する対価を“マスコミ手当”って言うんですって(僕も、このとき初めて知りました)。
知恵さんが続けます。
「それに、保障の金額(お客がつかなくても、出勤した際に保証される日当)もバック率(お客が支払う料金に対する女の子の取り分)も上げてくれるって言うから……デリヘルなんて山ほどあって、星の数ほどの風俗嬢がいるわけじゃないですか。その中で私がちょっと顔出ししたからって、そうそう知り合いに見つかるってこともないだろうと思ってOKしたんです」
ところが、ここからAVのベタな台本のようなことが起こるんです!
「ある日、同じマンションの3軒となりのご主人が、お客さんとしてきちゃって……マジでビックリしましたねぇ、あれには」
そのときの様子を再現すると……。
「お待たせしましたぁ、ユウコです」
「やっぱり! ユウコさんって、知恵さんだったんだ」
「え……あ、田中さんのご主人……え、マジで? どうして? え、どうしよう」
田中さんの奥さんとは同じマンション住人の中でも仲がいい方で、ご主人の方とも顔を合わせれは「いつもお世話になってます」と挨拶を交わす程度には顔見知りだったそうなんですが……。
とにかく、ラブホの一室の玄関先でパニくる知恵さん。そんな彼女に対し、田中さんのご主人はこう言ったそうです。
「お店のホームページ見て、もしかしたらって思ったんですよ。実は前から知恵さんのこと美人だなと思ってて……もし本人じゃなくても、知恵さんだと思えば興奮するだろうなと思って(笑)」
「ってことは……チェンジとかって……」
「しませんよぉ……あ、お客が僕じゃダメですか」
「だ、ダメってことは……ないんですけど……」
「お互いに家族もあることだし、2人だけの秘密ってことで……ね?」
「そ、そうですよね……じゃあ、内緒ってことで」
というわけで、同じマンションに住む仲良し奥さんのご主人にクンニされつつ、チ〇コをしゃぶった知恵さん。
最後は、
「ね、挿れちゃダメかな、いいですよね、内緒にしますから」
「あぁン……絶対に誰にも言わないでね……ああああっ」
と、チ〇コまで挿入されてしまったと言うのですが……?
「これが、なかなか相性のいいオチ〇チンで(笑)」
と振り返る彼女。聞けば、その後も田中さんのご主人は何度も指名で遊びに来てくれたらしく。
「“外で会おう”って言われたらどうしようかと思ってたけど、そこの辺は彼もわきまえてたのね。マンションですれ違っても、それまでと同じように挨拶だけ。私が風俗をやめるって言ったときも……」
田中さんのご主人は、
「そっかぁ、もう知恵さんとエッチできなくなるのかぁ……寂しいなぁ。でも、安心してください、僕もこれで終わりにしますから。お互い、家族にバレたらヤバいですしね」
と、聞き分けのいいことを言ってくれたんだそう。
あなたの周りに、周囲にバレないようにエロ本、AV、風俗といったエロいバイトしてる女性がいる確率、決して低くはないと思うんです。
もしもそれを知ってしまったら、あなたはどうする?
(文=川田拓也)