フーゾクには女の子の数だけNo.1がある。そんな女のコたちの、普段は見れない素顔やモチベーションを探る《フーゾクNo.1ガール》
明るい変態No.1 池袋 ゆい
【女のコデータ】
藤田ゆい 25歳
サイズ:T158㎝ B84(C) W54 H83
店キャリア:もうすぐ1ヶ月
風俗キャリア:3年
得意技:ねっとりフェラ
他:プライベートで好きな体位は寝バック
【店データ】
池袋 ホテルヘルス『ヌルテカ』
TEL 03-5957-5772
営業時間 10時~24時
システム 60分1万6500円~
URL https://www.nurutekaikb.com/
悪徳エロマッサージ師vs焦らされ大好きパイパン嬢
Twitterを見ていたら、ちょっとおもしろそうな店を見つけた。ホームページを開いてみると、そこには『日本唯一のコンセプト店』とある。インタビュー取材をお願いすると、当日、現れたのはスレンダーでショートヘアーのめっちゃ明るい女のコだった。
――こんにちわ、よろしくお願いします。花粉症大丈夫ですか?
ゆい:いや、もう鼻水危ないですよね(笑)。花粉症なんですか?
――春は鼻水製造機と呼んでもらって構わないくらいです(笑)。
ゆい:鼻水製造機(笑)。
――はい(笑)。えっと、藤田ゆいさんですね。ゆいさんの風俗の経歴はどんな感じですか?
ゆい:えーとですね、3年目くらいです。
――今のお店は?
ゆい:2週間くらいかな?
――あ、じゃあまだ新人さんなんですね。こちらの前はどんな風俗を?
ゆい:デリヘルです。普通のデリヘルに。
――そこにずっと?
ゆい:そうですそうです。長いですかね(笑)。
――それくらい働きやすかったということですか?
ゆい:環境的には良かったと…。検索して上の方に出てきたからそこに連絡して行ってみたら感じもいいし。入ろうって決めて、別に辞める理由が特になかったので(笑)。
――なるほど。お客さんも付くし収入もそこそこで、ある程度の条件が自分的に納得できたということですかね?
ゆい:そうですね。仕事としてやってれば、そりゃもちろん悪いこともありますけど、そんな感じですね。
――こちらの『ヌルテカ』さんなんですけど、ちょっと変わったお店じゃないですか。どうやって遊ぶ店かっていうのを読者さんに教えていただけますか?
ゆい:はい。お客さんがその、悪徳マッサージ師さんになって…。
――悪徳マッサージ師!? エロマッサージ師ってことですかね(笑)。
ゆい:そうそう、よくAVに出て来るようなオイルマッサージのお店の人になってもらって、女のコが患者さんになるっていうコンセプトです。
――てことは、女性がマッサージをするんじゃなくて?
ゆい:基本的にはないです。ま、そこまで厳しいプレイ内容とかでもないんですけどね(笑)。
――いわゆるメンズエステの逆バージョンみたいな感じですかね。その場合って、女性は全裸なんですか?
ゆい:あ、えっと施術着みたいな感じでキャミソールと紙のTバック履いて、お布団に寝て待ってます。
――じゃ、メンズエステで男性が横スカパンツ履くのと一緒ですね(笑)。
ゆい:そうですね、アハハハ(笑)。
――どんな感じで始まるんですか? 一緒にホテルに行くんですか?
ゆい:いえ、お客様がお部屋で待ってて、女のコが到着したらドアをノックしてシャワーセットとお客さん用の施術着…白衣みたいなのがあるんですけどそれをお渡しして、シャワーに入ってもらってるあいだに、女のコはベッドの準備をして着替えて待ってるって感じです。
――あ、シャワーひとりで入って施術着着て出てきたら、女のコが紙Tとキャミ着てベッドにうつ伏せで待っていると?
ゆい:そうです。女の子はアイマスクをしたりしなかったりで。それでお客さんが、「準備はよろしいですか?」って感じで、アハハハハ(笑)。
――なんかイメクラみたいな感じですね(笑)。ちなみにゆいさんは下のヘアーはどんな感じですか?
ゆい:ないです。パイパンです。でも、お客さんの中には、「何がいいって、毛がイイんじゃないかお前」って人もいっぱいいるんですよ。
――そうね、こればっかりは好みなんですけど、最近はパイパンの女のコめっちゃ多いですよね。ボクも大好きです(笑)。
ゆい:ない方が楽だし可愛いパンツ履けるんですよ(笑)。
――マッサージのやり方はお客さん次第なんですか?
ゆい:そうですね。マッサージから入って、きわどい所からプレイに入ってくみたいな感じなので、お客さん次第っていえばお客さん次第ではありますね。
――ゆいさんのお客さんて、何分くらいで遊ぶ方多いですか?
ゆい:80分のお客様が一番多いと思いますね。その次が120分くらいかな。
――じゃあ、30分マッサージする方はいないですよね。
ゆい:30分はなかなか長いんじゃないですかね(笑)。最初の10分をシャワーとして、10分するかな…。マッサージ用のオイルがあるんので、それを使って。
――じゃ、5分、10分くらい?
ゆい:ま、でも人によっては焦らしたいお客さんとかもいるし、本当に先生になりきって、ちゃんとマッサージしてくださる方もいらっしゃるんで(笑)。結構、個人差がでるところではあると思います。
――何歳くらいのお客さんが多いですか?
ゆい:年齢層で言うとちょっと若めかなって思いました 。30代、40代多いですね。
――お客さんからこうしてくれとか言われることありますか?
ゆい:ありますあります。「膝立ててください」とか、四つん這いもありますね。あと、「脚開いてください」とか「座ってください」とかっていうのは、普通の整体院とかでもあるので、そこはお客さんに任せてして、やって欲しいポーズがあったら言ってもらうようにしてます。
――ほほ~、じゃあエッチな体位とかも大丈夫ってことですね。またちなみになんですけど、ゆいさんがプライベートで好きな体位はなんですか?
ゆい:好きな体位、寝バックです!! 奥にガンガン当たるのが。あと、身動き取れないのもめっちゃ好き! アハハハ(笑)。
フルチンマッサージ師の硬いのが当たって興奮!!
――明るいドMなんですね(笑)。お客さんは白衣の下ってのはパンツ履いてるんですか?
ゆい:履いてないです。中には履いてる人もいるんですけど、オイル付いちゃうといけないんで、履いてない人の方が多いと思うんですよね。フルチンで白衣です(笑)。
――フ、フルチン白衣!?(爆笑)。
ゆい:アハハ、でも、私たちはチラッとしか見れないんですよ。なかなかおもしろい姿ですよね、アハハハ(笑)。
――それでマッサージしてるとき、「何が硬いのが当たってるんですけど」って感じで?
ゆい:そんな感じです! こっちが楽しんじゃってるんで(笑)。
――1番いいことじゃないですか(笑)。
ゆい:大好きなの(笑)。
――そんな楽しいお客さんと、そうでないお客さんの差ってどんなところですか?
ゆい:ん~、わたし的には、コミュニケーションがとれるお客さんは大体接し方が優しいっていうのと、受け答えしてくれるから意思疎通ができるんで…コミュニニケーションができるか否かじゃないかな。でも、うちはマッサージ店をコンセプトとしてるから、話が苦手なお客さんとかでも入りやすいと思うんですよ!
――入りやすい?
ゆい:患者さんと先生っていう設定なんで、大体のテンプレートがあるじゃないですか。そういうのがあると、しゃべりにくいお客さんとかでも役に入りやすいんじゃないかなって。
――あ、なるほど。そういう設定なら恥ずかしがる必要もないしね。お客さんが能動的に動く立場だから、マグロのお客さんはいらっしゃらないと思うんですけど、一言も喋らないお客さんとかはいますか?
ゆい:あんまりいないですね。喋るのが苦手ってお客さんはいるけど、でも、それなりに話を振れば返してくれるし。
――じゃあ、そんなに緊張せずに、お客さんも女の子も楽しめるお店って感じですかね。
ゆい:そうですね。イメージプレイに頼っちゃえばコミュニケーションが苦手でも遊びやすいですよね。基本的に先生と患者って言う立場、役割があるので、喋りにくい人とかもそういう役に沿ってお話ができるんで遊びやすいと思いますよ。
――ロールプレイングゲームみたいな感じですかね。
ゆい:そうですね。台本じゃないですけど、お客さんが役に沿って、「じゃあ今日はこういう施術しますよー」とか、「どこかこってますか」とか、ほんと簡単な質問とかだけで成立するんで。
――じゃあ、リピーターのお客さんとかだと…、あ、まだ2週間だとそれほどいないですよね?
ゆい:アハハ、ひとりくらいかな(笑)。
――そうですね。でもリピーターさんは、同じようなマッサージになりがちじゃないですか?
ゆい:あー、でもその辺は女の子次第なのかなあ。慣れてくると緊張感も減ってくるし、お客さんのやりたいことも増えてくるんで。そういうときは、コスプレ… 水泳選手とかテニス選手とか、あとなんだっけ、あ、陸上選手とかってコスチュームのレンタルもあるので、それでリフレッシュできるし(笑)。
――それは女性が着るんですか? ま、男が着てもキモいか(笑)。
ゆい:ですよね(笑)。コーチと選手になって。
――あ、ストレッチとか!
ゆい:そうですそうです。
――そういう名目にかこつけて、選手の身体をマッサージしようと、なるほどね。それはなんとかコースとか名前があるんですか?
ゆい:えっと、「スポーツ整体コース」だったかな(笑)。
――他にもコースやコスプレはあるんですか?
ゆい:コスプレは基本的に「スポーツ整体コース」で、競泳水着でしょ、テニスユニフォームでしょ、陸上ユニフォーム、あと自転車競技のユニフォーム! だったかな(笑)。
――あの身体にピタッとしたやつね(笑)。 おもしろいですね。
ゆい:「記録が伸びないのでマッサージしてください」とか、お仕置きもあるみたい、アハハハ(笑)。
――いろんなパターンで遊べますね(笑)。その中で一番人気のあるのは?
ゆい:競泳水着ですね。水着なので一緒にお風呂でもイチャイチャできるんで一番人気です(笑)。
想像以上に変態でマニアックなイメージヘルスでよかった(笑)
――そんな、めっちゃ明るいゆいさんが、接客やプレイでこだわってることってありますか?
ゆい:アハハ(笑)、楽しい時間を過ごしてもらうっていうのが第一だと思います。あとは自分も仕事感を出さずに、やっぱり客さんとプライベートみたいにイチャイチャできるっていうのが、一番望まれる形なのかなと思ってます。
――仕事感を出さないっていうのは何か具体的に何をするとかしないとかあるんですか?
ゆい:この性格なのであんまり裏表なく接することができるっていうのと、悪口とかそういうマイナスな事は絶対に言わないようにはしてます。
――お客さんの立場だと、「所詮風俗っていう仕事だしな」と思わせちゃうと冷めちゃうわけじゃないですか。それを思わせないような…。
ゆい:そうですね。もうなんだったら、お客さんに好きになってもらうぐらいの気持ちではいますね。
――あ、それは嬉しいですね(笑)。
ゆい:アハハ(笑)。おしゃべりが好きな人とかだとなおさらなんですけど、おしゃべりのとき、いろんな話のネタとかあると喜んでもらえたり。それこそコミュニケーションが苦手なお客さんも、喋ってれば打ち解けてくれて、「楽しかった」って言ってくれたりもするので。
――そうですよね~。ちなみに、ゆいさんはなんでこちらのお店に入ったんですか? ちょっと変わってるじゃないですか。
ゆい:変わってるから入ったんです(笑)。マッサージ系のAVとかがすごい好きで(笑)、よく見るんですよ自分でも。焦らされたりするのも好きだから(笑)。マッサージってこう最初は焦らしから入るじゃないですか。なので、「入りたい!」って思いました(笑)。
――どうやって見つけたんですか?
ゆい:風俗のポータルサイトとか見てると口コミとか上の方に出てきたりするじゃないですか。それをなんとなく見てたらおもしろい口コミがあって、女の子のところ見たら『ヌルテカ』って書いてあって、怪しい名前だなと思いつつもポチッと(笑)。
――そしたら想像どおりだったと。
ゆい:想像以上です、アハハハ(笑)。
――最初に出勤してお客さんとプレイするときって、デリヘルの経験があってもやっぱり緊張しますか?
ゆい:緊張というよりは期待のドキドキ感の方が大きかったです(笑)。
――あ、どんなプレイが始まるんだろうって?
ゆい:そうそう、このお客さんはどういう風に焦らしてくれるんだろうみたいな感じで(笑)、めっちゃ楽しみでした。
――じゃ、マッサージしてもらうっていうよりは、焦らしてもらう期待の方が大きいんですか?
ゆい:そうです! そういう店だからってのもありますけど(笑)。
――じゃ、ゆいさんの場合はめっちゃ焦らした方が楽しそうですね(笑)。
ゆい:ハ、ハイ…アハハハ(笑)。
――焦らした後、ゆいさんをもっと気持ち良くさせるにはどうしたらいいですか?
ゆい:愛情を込めて、際どいとこ優しく攻めてください。おっぱいもです、アハハハ(笑)。
取材の最中、ずっと響いていたのはゆいさんの笑い声だった。明るい性格は身近にいる人にも伝染して周囲を明るくできる。ゆいさんと遊んだお客さんはきっと、帰るときにはニコニコしながら帰るにちがいない。
長年勤めたデリヘルからのマニアックコンセプト店は、ばっちり性格と性癖にハマったようで、働く楽しさも伝わってくる。後編はゆいさんのやりがいや、どうすれば風俗を楽しく遊べるかをお伝えする。ワクワクの後編は12日公開!
〈文・撮影=松本雷太Twitter@raitama36〉