フーゾクには女の子の数だけNo.1がある。そんな女のコたちの、普段は見れない素顔やモチベーションを探る風俗嬢インタビュー連載《フーゾクNo.1ガール》
NGプレイなしNo.1 品川 ひな
【プロフィール】
ひな 24歳
サイズ:T167㎝ ・ B89 (G) ・ W56 ・ H85
店キャリア:2年
風俗キャリア:6年
趣味:洋服集め
初体験:17歳
経験人数:50~100の間
必殺技:いままで経験したことがないようなフ●ラ
ヘアーの形:パイパン
【店情報】
品川 デリヘル『贅沢なひと時』
TEL 03-6278-9731
営業時間 11時~翌5時
システム 60分2万3000円~
URL https://www.zeitaku48.com/
運命感じた大学生オタクと初体験 ハタチまではビッチな束縛女?
年末もかなり押し迫った某日、取材の予定時間に事務所に伺うと女の子が少し遅れているとのことで、しばらく待たせていただくことになった。スタッフさんと世間話しているところに現れたのが、長身でロングの黒髪にすっぴんの美女だった。
スタッフさんの後ろに隠れ、すまなそうに頭を下げるスタイル良くてかわいい子、ひなさんの第一印象はそんな感じだった。
ひな:遅くなってすみません。二度寝してしまって…。
――こちらこそ、年末のお忙しいところに取材お願いしてすみません。
ということで、インタビュー後の撮影のため、普段は見ることができない風俗の女の子の幼いすっぴん顔から、徐々にエロかわいいオトナな姿に変化していく様子を見ながらの貴重なインタビューとなった(笑)。
――(あらかじめ聞いておいたプロフィールを見ながら)初体験は17歳ということですが、お相手は?
ひな:相手はネットで知り合ったオタクっぽい大学生です。趣味が合う人が少なかったので17歳なりに運命を感じてしまって…。でも、向こうが処女厨で、その人と会って以降ちょっと私が社交的になったら、「そんなビッチだと思わなかった」みたいなこと言われて連絡来なくなって終わりました。独占欲が強かったみたいです。
――そういう経験は、その後のセックスライフに影響するのでは?
ひな:そうです。私も20歳くらいまでは相手の男の人を自分のものにしたいという感情で不幸でした(笑)。で、20歳の時にそんなの無理だと吹っ切れて、今は幸せです。
――ひなさんの風俗の経歴を教えて頂きたいんですけど、こちらの前にも風俗はやってらっしゃったんですか?
ひな:はい。一瞬だけのもあるけど遡っていくと、このお店に入ってちょうど2年で、その前が普通のデリヘルで、20歳になってすぐソープに入って、19歳から20歳までの数ヶ月は中継ぎに乳首舐め専門店に。乳首特化型の専門店で、女の子は脱がなくて働けるというお店でした。
――マニアックですね~(笑)。それもデリですか?
ひな:オナクラっぽい、一応ホテヘルでしたけど。あと、その前にSM店でM女をやってました。
――M女!? それはどれくらい?
ひな:2、3ヶ月? それも1週間に1日しか出勤しないとかで。
――じゃあ、本格的にSMに興味があったからというわけじゃないんですね?
ひな:稼げるって言われたから(笑)。で、Mに固定されてしまって…。
――それは自分の性癖とは合ってるんですか?
ひな:一応、合ってる…。基本Mなんですけど、今のお店の2年間で、お客さんからいじめてほしいみたいに求めてこられることが多かったので、そこでMとSと切り替えて、なんでもいけるようになりました…。
――じゃあ、基本的な性癖としてはM?
ひな:なのかな。
だるいから「できない」はイヤ 体力的にきつくても「できる」女
――こちらのお店はどんなデリヘルなんでしょう?
ひな:えっとですね、時間内でその金額で今までで一番良かったって言ってももらえるようなサービスをするっていうのがコンセプトなんです。
――あ、それで『贅沢なひと時』って…。
ひな:料金は確かに相場より高いんですけど、お客さんにはどんな女の子が合うかスタッフが親身になって相談してくれるし、女の子もお客さんが何がしたいのかっていうのを察する努力をしてる。だから、だいぶ特殊なことでない限りは、誰でも満足させるよっていうお店です。
――相手の心を読んで対応…。じゃあ大リーグボール1号を投げる時の星飛雄馬の観察眼ですね。
ひな:大リーグ?
――いや何でもないです(汗)。じゃあ、こちらの前にお仕事してた経験も生かされますね。
ひな:そうです、割と生きてますね。ここ来るまで全部半端にしか働いてこなかったから、やっとなんか活かせる場所が見つかったって…。
――それは、最初にお客さんが「こういうことしたい」って伝えるんですか?
ひな:電話の段階でやり取りしてもらって、こういうお客さんなのでお願いしますみたいなのもあるし、対面した時に言ってくれる人もいます。何も言わないけど、見るからにマグロっぽい、してほしそうな目をしているなってのを察したり(笑)。何してほしいかを聞き出すまではけっこうかかることもあります。
――そうですよね、60分とか80分の間に探ってる時間ってロス大きいですよね。
ひな:60分だとろくに喋れない。
――ひなさんは何分ぐらいのお客さんが多いですか?
ひな:初めて会う人は80分くらいが多いです。リピーターの人は伸びて120分くらいに…。
――たとえば初めてのお客さんが80分で入りました。ひなさんの場合はどういう流れでプレイが進んでいきますか?
ひな:そうですね、5分10分くらいはおしゃべりして…わたしは肩揉んであげることが多いです。疲れていると思うし、触れ合うのもやりやすいので。それでシャワー浴びてベッド。
――どんなプレイができるんですか?
ひな:可能プレイはできないのを探した方がいいくらい(笑)。
――ホー、楽しんでますね(笑)。
ひな:エヘヘ。お客さんに「これできますか?」って聞かれて、自分がだるいからできない…例えばAFってすごい疲れるんで、「できないです」って答えるのがなんか悔しくて…。体力的にはきついけど、できるっちゃできるから「できる」って言っちゃいます。
――それはやっていて気持ちよかったり楽しかったりしますか?
ひな:ですね、ハイ。
――得意技は何ですか?
ひな:んー、そんな変わったことはないですけど、「フェラが今までで一番うまいよ」って言われたことはあります。
――え~、どんなフ●ラなんだろ。ひなさんのお客さんってどういうお客さんが多いですか?
ひな:ちょっと変わった人? 普通の会社勤めっていうよりかは、なんか専門的な、日本でやってる人があんまりいない業種やってる人とか、あんまり表では言えないタイプの。
――あんまり言えないタイプってやばい人…(汗)。
ひな:いや、そうではなくて、専門職って言うか技術職っていうか。あと、変わったサイクルの日常を送っている人。
――そういう人ってプレイも変なことするんですか?
ひな:いやー、すごい変なことをするわけではないけど、ちょっと変わってる話をしてくれます。たとえば、「大事件のWikipediaを読むのが好きなんだよね~。わかる?」とか。
プレイは魂と魂のぶつかり合い 全集中で快感と満足感を味わわせる
――わかりませんね~。そんなお客さんからの要望ってどういうことが多いですか?
ひな:それが私、あんまりプレイ中の記憶がないんですよ。
――え、気持ちよすぎて?
ひな:集中しすぎてなんか、魂のやりとり…ぶつかり合いみたいな。普段使わないレベルの集中なので。
――すごいな。全集中うどんすすりフ●ラの型とかですかね(笑)。じゃ、ヘトヘトになっちゃうんじゃないですか?
ひな:そう。たとえば60分コースのお客さんが3人ついたら、単純に3時間しかその日働いてないないことになるじゃないですか。でも、異常に疲れて8時間以上は寝ちゃうんです。
――それはイッちゃったり気持ちよくて疲れるんじゃなくて?
ひな:とは違う…、なんなら全然攻めない人が相手だったらイカないじゃないですか。でも、この人今日はこういう調子だなとか、こういう気分だなっていうのを察してあげると喜ばれるんで、察するのが疲れる感じです。
――お客さんの気持ちを推し量るってどうやって…? たとえば、お喋りしてる時にわかるのか、ベッドに入ってからの方が伝わってくるのか?
ひな:ベッドで裸になって重なった方がこういう人だなって。なかなか言葉にするのは難しいんですけど。
実物と写真の差に唖然とする女の子はときどきいるが、ひなさんはホームページの写真より実物の方が美人という感じ。独特の雰囲気や個性があり、ハマると通ってしまうタイプだろう。「もっと聞きたい、もっと知りたい」と引き込まれていく魅力を感じてしまう。そんなひなさんの身体のヒミツや風俗を始めた理由は【後編】(1月23日12時公開予定)に続く!
〈文・撮影=松本雷太Twitter@raitama36〉