エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile161
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(51歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
35歳処女の遅咲きヤリマン生活/有希(37歳・OL)
皆さんは、35歳~39歳までの女性の処女率ってどれくらいだと思いますか?
僕はエロ本編集なんて仕事をしていて、やたらエロい女性とばかり接する機会ばかりだったからか、10人に1人くらいじゃないの? つまり10%くらいなんじゃない? なんて思っていたんです。
然るべき機関の調査というところでは、厚生労働省の政策研究機関である国立社会保障・人口問題研究所が公開している調査報告書の中に、35歳~39歳の男女の「性経験のない未婚者割合」というのがあるんですね。
これ、今のところ2015年の数字が最後になっているので6年前ということになりますが……。
30代半ばから40歳手前の独身女性のうち、約34%が処女だったみたいなんですね(ちなみに同年代男性の童貞率は26%)。
つまり、あなたの周りにいる中年女性10人のうち3~4人が、セックス経験のない処女ってこと。
まぁ、イマドキは色んな価値観がありますから、処女(童貞も然り)が悪いなんてことは決してありませんよね。
とはいえ中には、
「こんな気持ちいいこと、もっと早く知っておくべきだった」
と後悔する女性もいるわけでして……。
※ ※ ※ ※
「実は私、2年前まで処女だったんです」
エロ本モデルの面接中、話の流れでそんな告白をしたのは37歳のOL、有希さん。詳しい話を突っ込んで聞いてみると?
「親が教育熱心だったもんで……子供時代から大学を卒業するまで、典型的なガリ勉タイプでした。そりゃ、友達できないよね、みたいな(笑)」
そういって苦笑いをする有希さん。
「就職してからも変わらずで。お洒落にも興味なかったし、当然、彼氏もできたことないし」
こんな話を聞くと、
(確かに、似たようなタイプの女性、俺の周りにもいるわ)
と思いますよね……。さらに、
「周りからエッチな話が聞こえてくるとその場から離れたり。まして自分で調べるなんてこともしなかったし。エッチな情報はシャットアウトしてたもんで……34歳になるまで、その……お、オナニーもしたことなかったんです」
彼女にとってオマ〇コは、まさにオシッコをするためだけにある穴、だったというワケなんですね。
そんな彼女に、初オナニーの感想を聞いてみると……。
「もう、本当に衝撃的でした。私はこんな気持ちいいことを知らなかったんだって」
それをキッカケに「猿になってしまった」と語る有希さん。
通販を利用してローターを購入。穴に指を突っ込むのは恐くて控えていたそうですが、クリ・オナ三昧の日々を送ることになったそうんですね。
で、ひとり遊びの気持ちよさを知ってしまった以上、興味が生身の男に向くのは当然っちゃあ、当然でして。
有希さん、35歳の年に運命の瞬間が訪れることに。
「エッチに対する興味が猛烈に湧いてきてたんですけど、相手がいないので……出会い系サイトに頼ることにしたんです。35歳の処女なんて、気持ち悪がって誰も相手にしてくれないと思ったんですが……」
〈恥ずかしながら処女です。こんな私に色んなことを教えてくれる男性がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします〉
鏡の前で洋服をめくり、オッパイを出した写真と共に彼女がアップしたメッセージに対し、50通近くの立候補メッセージが送られてきたとか。
で、ビックリ仰天しながらも、メールの文面から一番優しさが滲み出ていた56歳の男性と会うことにしたんだそうで……。
「初エッチですか? それなりに痛くはありましたけど……それより、硬いオチ〇チンが自分の中に入ってきたときの感動がすごくて(笑)」
それから、21歳も年上のそのオジサマのセフレにしてもらい、キスの快感、クンニの気持ちよさ、フェラチオの仕方、さまざまな体位など、会うたびに新しい快感を教え込まれたそうなんですね。
で、そのオジサマとの関係は1年ほどで自然消滅してしまったそうなんですが……ここからが有希さんのスゴイところ。
オジサマと別れてから、エロ本モデルの面接に来るまでの1年間に……。
「手帳に記録してたんですけど……数えたら50人の男性とやっちゃってて(笑)。自分でもビックリしました」
しかも記録によると、50人中、1回切りの関係だったのはわずかに3人。あとの47人はリピーターになり、請われるまま最低でも2回、多いと10回以上関係を重ねた男性もいたそうなんです。
「私なんて全然、美人でもないのに……また会おうって言ってくれる男性は多かったんですよね」
ハメ撮りさせていただいて、その秘密が分かりました。彼女実は、メッチャご奉仕系だったんですよ。
ほら、遅咲きでエッチの気持ちよさを知った女性って、受け身になって男性に色々されたいってタイプが多そうじゃないですか。ですから僕も、色々してあげなきゃって思っていたんです。
ところが蓋を開けてみると……。
「耳の裏とか感じますか?」
「男性も、乳首舐められると気持ちいいって人、多いですよね」
なんて言いながら僕の性感帯を探るように色んな場所を舐めてくれた揚げ句、アナルにまで舌を伸ばしてくれたりして。
そして、フェラの上手いこと、上手いこと!
「あぁ……唾液多めで、舌も柔らかいし……めっちゃ気持ちいいんですけど」
処女喪失してから2年しか経ってないとは思えないほどのテクを披露してくれたんです。
「ネットで無修正の動画がいっぱい見られるじゃないですか。一時期、あれで研究したんです。ほら、私って美人じゃないから……なんか特技がないと、せっかく会ってくれた男の人をガッカリさせたまま帰らせるのが申し訳なくて(笑)」
34歳で初オナニーを経験し、35歳で処女を喪失。そして36歳の年に50人の男とヤッた独身OL……典型的な〝遅咲き〟タイプのヤリマンに見えて、実は思うところがあったんですね。
あれから随分と経ちまして、彼女も40代半ばになっているはずですが……いまごろどうしているんでしょうかね?