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白石の話
AVのジャンルには素人ものというのがあるが、そこに自分の好きな女優が出ていることもある。それをどこまで公にしていいのかわからないが、まあ、暗黙の了解、不文律といったところだろう。
いろいろ見ていると「これは!」というものがあって、見ると珠玉の作品だったりする。そういう作品はあっという間に数多くのレビューがついて、「完璧な作品」「神レベル」「僕らのめざすべきエロがここにあった」なんて評も出てくる。
ほんとうに感動した言葉には文章に重みがある。けっしてヤラセレビューではないということは普通にわかる。
そしてレビューが増えていくと必ず出てくるのが、「これは○○さんだね」「ずいぶんとご無沙汰だったけど、大人になったね」といったコメント。気になって、その○○さんを検索すると、ああ、なるほど、この人か、とうなずくこともある。自分が知らなかっただけで、ほんとにレビュアーさんたちのまさに神(鬼かもしれないが)のような視線にただただ敬服する。
(文=大山平八郎)