エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile146
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(50歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
娘の家庭教師をママ友に斡旋する団地妻/由紀恵(46歳・主婦)から聞いた話
いつもは、エロ本モデルに応募してきた素人女性がどれだけエロかったか、もしくは、その女性から聞き出した自身のエロい体験談をご紹介している当連載ですが……
今回は、いわゆる“又聞き”。ハメ撮った素人さんから聞いた“私が知っているエロい女”という趣旨でお届けしたいと思います。
で、一体どんなエロい女性が出てくるのか……それを語る前に、話を聞かせてくれたご本人について少々。
モデル募集の広告を見て面接にやってきたのは、由紀恵さんという四十路熟女。ご主人と中1の息子と3人家族で団地住まいをしている46歳の主婦なんですが……。
身長155cm、B88W65H89とスタイル的には中肉中背で、お顔の見た目は“学生時代はソフトボール部でした!”的な感じ。どちらかというとボーイッシュで、ショートカットがよく似合う、明るく健康的な女性って第一印象だったんですね。
ですが、話を聞けばセックス方面は不健康そのもの。
ご主人とは結婚15年目だそうですが、息子が小学校に上がるか上がらないかってころに糖尿病と診断され、それが原因なのかEDも併発したようで……。
「足掛け6年はセックスレスなんですよねぇ」
「その間、浮気の経験は?」
「う~ん、なかったですねぇ」
「じゃあ、性欲はどうやって解消してるんですか?」
「そりゃあ……ずっと、オナニーで済ませてたっていうか(笑)」
で、6年も欲求不満を引きずっていた熟女さんだけに、緊張していたのは最初だけで……お互い全裸になった頃合からハメ撮りは大盛り上がり。
フェラをお願いすれば、
「やぁン……勃起したオチ〇チン見るの、ホントに久しぶりぃ」
と嬉しそうに舐めしゃぶり、クンニすれば、
「クリちゃんイイ、クリちゃんイイ、ああぁ……もっと強く吸って……くはぁン!」
と身悶える由紀子さん。“クリちゃん”を連呼する辺り、ご主人も息子もいない団地の昼下がりに使っていたオナネタはAVでしょ? と勘繰りたくなるくらいの乱れ振り。
なもんで、これでチ〇コを挿れたらどうなっちゃうの? と思っていたら案の定!
「はああああああ……奥にあたってるぅぅぅぅぅぅ!」
騎乗位で挿入すると、奥が感じるらしく、ピストンはせずに股間を密着させた状態で……腰をグリグリさせながらの絶叫アクメを披露してくれたんです。
最後はお口のあたりに発射させていただき、顔射カットをパシャパシャ撮り終えたころには2人ともグッタリ状態だったんですが……。
さて、本題はここから。
あまりに激しいエッチをするもんだから、聞いてみたんです。
「由紀恵さんって、なんか、遊びなれてる感じするんだけどなぁ。感じかたがハンパないし……イキなれてるって言うのかな」
すると「オナニーだけは、ほぼ毎日やってたからかな」と照れ笑いしながら、思い出したようにこう言ったんです。
「あ、でも……遊ぶチャンスは1回あったんですよ。団地のママ友の紹介で」
ん? 団地のママ友の紹介で遊ぶチャンス? なにそれ、って感じですよね。
聞けば、由紀恵さんには団地内に仲良し奥さんがいるそうなんですが……その奥さんを仮にK子さんといたしましょう。
いつものように、K子さんのお宅にお呼ばれして、ふたりでお茶していた由紀恵さん。
そして、いつもなら井戸端会議の議題は互いの夫の愚痴。
「もうダンナとセックスなんて考えられないわよぉ」
なんて、話すだけ話して、すっきりして終わりになるのが常だったそうなんですが……。
その日、由紀子はK子さんから「絶対ほかの人には内緒よ」な話を聞くことになったのです。果たして、その内容とは?
K子「3号棟の橋本さんって知ってる?」
由紀子「知らないけど、その橋本さんがどうしたの?」
K子「橋本さんち、小学4年生の娘さんがいて、大学生の男の子に家庭教師に来てもらってるのよ」
由紀子「中学受験かぁ。うちは近所のA中でいいや。うちの子、私に似て頭悪いし(笑)」
K子「まあ、それはそれなんだけどさ……この話聞いたら絶対ビックリすると思うけど、聞きたい?」
由紀子「はぁ、そんなふうに言われたら聞きたいに決まってるじゃん」
K子「絶対、ほかの人に言わないでよ……橋本さん、その家庭教師の大学生とやってるらしいのよ」
由紀子「やってるって……セックス?」
K子「うん」
由紀子「うっそー、マジで!?」
K子「でね、話はそれだけで終わらないのよ……聞きたい?」
由紀子「マジ、それもういいから。早くっ」
K子「分かったわよ……あのね、橋本さんに2万円払うと、その大学生を紹介してくれるって話なのよ」
由紀子「えーーーっ、それってもう、女性向けの風俗じゃん!」
由紀恵さんから聞いた話を元に井戸端会議を再現してみましたが……ざっくりとこんな内容だったわけなんです。
さらにK子さんがどこかから聞いた話によると、紹介料2万円のうち、橋本さんが大学生に渡しているのは5000円。1万5000円は橋本さんの懐に入ってるとかいないとか。
まぁ、それはそれとして置いといて……気になるのは、由紀恵さんがその大学生を紹介してもらったのかどうかってことですよね。ズバリ核心を聞いてみると?
「2万円もったいないから“私はいいや”って言っちゃったんですよ。パートしてるわけでもないから、自分で好きに使えるお金もなかったし」
「あ、じゃあ、今日の撮影のギャラで紹介してもらうとか?」
「それが、実はこれ、少し前の話なんですよ」
K子さんから初めてこの話をきいてから数ヶ月後。多少なりとも気になっていた由紀恵さんは「あの話の続きってないの?」と、K子さんに聞いてみたんだそう。すると…
「ああ、あれね。なんか大学生が、おばさんたちの性欲についていけなくて、もう勘弁してくださいって話になったらしよ、って話を誰かから聞いた(笑)」
つまり、需要が山ほどあった中、最初はお小遣いがもらえてセックスもできると乗り気だった大学生が、性欲過多な熟女たちによって食いつぶされた格好になったというわけ。
実は僕、同じような話を聞いたことがあります。うろ覚えなんで正確には語れないんですが……。
随分と前のことですが、九州のどこかに女性向けのソープランドができたって話題になったことがありまして。
キャストの男子はやはり、セックスできる上に金が稼げるということでヤル気満々で店に所属するんですが……。
当然、相手は美熟女ばかりとはいかないわけで……でも、どんな女性客が相手でも勃起させることができなければキャストとして失格。中にはいくらフェラされても勃起させることができず、
「客に恥をかかせて、どういうつもり!」
と怒鳴られて泣きながら土下座したというキャストもいたとかいないとか。
そんなプレッシャーの中、彼らはバイ〇グラを服用したりユ〇ケルなんかをグビグビ飲みながら接客するうち、漏れなくノイローゼ気味になってしまい……結果、同じように熟女たちに食い潰されてしまったって話なんですね。
というわけで、いかがだったでしょうか。団地の主婦が、自分の娘の家庭教師の男の子を近所の主婦に斡旋してるって話もぶっ飛んでますが、そこに性欲をむき出しにした熟女たちが群がって、結果的に食いつぶしてしまったというのもエグい話じゃないですか。
ま、又聞きの又聞きってことで、都市伝説的な話にも聞こえてしまうんですが……事実は小説より奇なり。僕は由紀恵さんの話をすっかり信じたんですけど、あなたはどうです?
(文=川田拓也)