10パターンの振動で夜中にするトレーニングとは!?
今さらだけど、“How do you do?”ってすごい言葉だと思わない?
“ハウドゥユドゥー”って、英語で「初めまして」という意味の挨拶だけど、直訳すると「お前はどうやるんだ?」って意味でしょ?
「えっ、初対面の相手になんでそんなこと教えなきゃ行けないんだよ!」って思っちゃうよね(笑)。
「ボクはがっしり握ってこうやって上下に…」
とか、
「オレはペンホルダー型でカリも刺激しながら」
「俺はローションたっぷり使う派で…」
なんて真顔で答えたら“What?”って笑われそう。
でも、
「ボクは最新型のバイブレーターでクールな快感を楽しんでます!」
なんて言ったらそれこそ“Cool!!”って絶賛されそうなオナニーマシンがタマトイズから爆誕した! それがこの『MASTER VIBRATION マスターバイブレーション』だ‼︎
パッと見は腕とかに装着するトレーニングマシンぽいのもクールな印象だ。筒状になっている部分で男性器を包み込み、あとは横にあるスイッチを押すだけ。途端に強烈なバイブレーションが発生して未体験の快楽ゾーンに導いてくれるという男性向けのオナニーグッズだ。
パッケージを見てみると、表面には大きなおっぱいがほぼ見えちゃってるエッチなメイドが。その笑顔と手つきがめちゃ意味あり気(笑)。
そして裏面を見ると男性器を包み込む部分の内側のヒダ状の部分がアップに。そのヒダがどんな役目を果たすのか楽しみではある。
さらに、バイブレーター部分の扱い方の説明が。スイッチの長押しと短押しだけなので、誰にでもたやすく使いこなせそうだ。
パッケージ側面に描かれているジグザク模様は、スイッチを短押しするたびに変わるバイブレーションの波形を表している。単純な大小のバイブレーションの連続や繰り返しだけでなく、弱いバイブレーションで油断してたら急に強くなったりとかなり複雑なパターンもプログラムされているようだ。
いつものシリコンのオナホールとはまったく違う楽しみ方ができそうなので、早速試してみよう。
波形のヒダヒダとバイブレーションが予想以上にクール!
まず、男性器を包み込むホルダー部分の太さは、ちょうど手の親指と人差し指で作った輪っかと同じくらい。つまり、いつも握ってる太さというわけだ。が、完全な筒状ではなく挟み込むようになっているので、ある程度の太さには柔軟に対応できそうだ。
まず肌触りだが、マットな仕上がりになっている表面はベタベタもせずサラッとした感触。全体がシリコンで覆われていて露出しているのはバイブレーターの先端のみだ。
銀色に光る電極はUSBに繋いで充電する部分で、その隣にある小さな出っ張りがスイッチとなる。このスイッチを長押しすると、一瞬、大きく「ブルッ!」と震え、同時にスイッチ部分が青色に光って電源が入ったことを知らせてくれる。あとは同じスイッチを短押しするたびに10パターンのバイブレーションに変わっていくという仕組みだ。
試しに半ズボンを履いた股間に当ててバイブレーションを確認してみる。と、かなり激しい振動が伝わって来る。キャッチコピーに《驚異のハイパワーバイブレーション》とあるだけに、まるでピンクローターの比じゃない! 直に装着するのがワクワクしてきた。
ある程度ボッキさせてから付属の愛液ローションをたっぷりからめ、マスターバイブレーションを装着。このとき悩むのがバイブレーター部分をどっちに向けるのかだろう。上にしたり下にしたりいろいろ試してみた結果、使いやすかったのが横向きだった。
バイブレーター部分を左側にしてホルダーの開口部を右にすると、右手で上下から挟みやすく、また、ホルダーの内側についているヒダがカリ裏にあたり、これがけっこう効果的だ。
そのままいつものように上下運動をすると、ヒダが擦れる快感とバイブレーションのふたつの快感の波が同時に押し寄せる。そうしながら、左手でスイッチを短押しし、どのバイブレーションの波形が自分に合っているのか試してみた。
すると、激震でも単調な波形より、波打つようにリズミカルに強弱が繰り返される④や⑥あたりが筆者には合っているようだ。パッケージ側面に書かれている《予想できない振動パターンが予期できない快感へ誘う‼︎》のキャッチコピーそのまんまだ!
さらに、バッテリーがどれくらいもつのかを検証しつつ、いろいろな振動パターンを試していると、若干カリ裏がヒリヒリしてくるのを感じた。硬めのヒダは気持ちいいが刺激も強いので、長く遊びたい御仁にはコンドームを利用するのをおススメする。
そして思ったのだが、これはオナニーだけでなくパートナーとのセックスにも利用が可能ということ。バイブレーター部分を相手のワレメやクリトリスにあてがえば、ひとつのバイブレーターで2人同時に気持ちよくなれる。
バイブレーター部分に横方向の凹凸が並んで作ってあるのも、ひょっとしたらそのためかもしれない。
《静音設計》となっているので、深夜に使用して隣の部屋に聞こえることもなさそうだし、《日常生活防水》なので使い終わったら水洗いも可能だ(バイブレーターの電極部に水がかからないよう要注意)。
ちなみにバッテリーフル充電の状態からだと、連続1時間以上普通に利用できた。筆者はそれ以上は試していないが勇敢な読者であれば、どっちが先に白旗を上げるかバッテリーと勝負してみるのもいいかもしれない(笑)。
とりあえず、次に外国人に「How do you do?」と聞かれたら、「FINE」ではなく、「By MASTER VIBRATION!」と答えることにする(笑)。
(写真、文/松本雷太Twitter@raitama36)