エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile142
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(50歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
高身長・美人OLのバイセクシャルな淫乱性活/好美(32歳・OL)
エロ本編集部で素人モデルを募集なんかしていると、実に多くの女性に接することになるのですが……。
ありそうでいて、めったにないのが、真性レズビアンだって女性との出会い。
まあ、男性向けのエロ本ですから。レズ専門誌でもないかぎり、誌面の9割9分は男女の絡みですからね。
加えて、エロ本にレズ企画が少ない理由としては、やるとなると女性が2人必要なわけで、単純にモデル代が2人分必要になってしまって、製作費のページ単価的にコスパが悪いって事情もあったりしてね。
そんな中でも、たまにいらっしゃるのが、
「私、バイセクシャルなんです」
って女性。
よく、中学生や高校生の女子同士が悪ふざけでキスし合ったりって光景はありがちじゃないですか。
そういう体験が下地になってるのかは分かりませんが……男も女もイケるって男性が少ない反面、僕的な実感としては、男も女もイケるって女性は少なくないって印象なんですよね。
その日、面接にやってきた好美さんも、バイセクシャルな女性のひとり。
スラっとした体型で身長は170センチ。オッパイがBカップと小さめなのがエロ本モデルとしては難と言えば難でしたが、女王様が着るようなボンテージ衣装が似合いそうな、そんなオーラがあるアラサーOLでした。
そんな好美さんがバイセクシャルだということが判明したのは面接時。ハメ撮り撮影について、ひと通りの説明をした後、彼女の方から、
「女性と絡む撮影もあるんですか?」
と聞いてきたんです。
「なくはないんですが、稀ですね」
と返答し、前述した“モデル代が2人分になってコスパが悪い”という裏事情をご説明申し上げたんですが……自分から聞いてくるなんて、気になりますよねぇ。
「好美さんは、レズもいけるんですか?」
「嫌いじゃないんです(笑)。私、中学生のころから後輩の女の子にモテた口で。実際にレズを体験したのは高校生になってからなんですけどね」
聞けば、中学高校は部活でバスケをやっていたという好美さん。バレンタインデーには好きな男子にチョコを贈りつつも、ご自身の元にも、彼女を慕う後輩女子から毎年のようにチョコが集まってきたそうで……。
チョコの中には、
〈好美さんのキレイな指で私をイカせてほしいです〉
なんて未成年者の分際で過激なラブレターを入れてくる女子もいたんだそう。
で、モデル面接的には終わりにしてもよかったんですが「ついでに」なんて言ってレズ初体験話に水を向けてみると……彼女、嫌な顔も見せずに話をきかせてくれたんです。
「相手はバスケ部の、2コ下の後輩でした」
後輩のA子ちゃんは、普段からふざけ半分で好美さんに抱き着いてきたり、腕を絡めてきたりする明るい女子。高身長の好美さんに比べ背も小さかったことから、彼女自身、妹のように接していたつもりだったそうなんですが……。
練習中、A子ちゃんから小声で、
「みんなが帰ってから、先輩に渡したいものがあるんです。体育館倉庫で待ってます」
と耳打ちされた好美さん。
(あ~、やっぱ告られちゃうのかなぁ)
なんとなくそんな気はしていたという彼女。やんわり断る方法を考えながら体育館倉庫に向かったそうなんですが……。
「このネックレス、先輩に似合うと思って。付けさせてもらっていいですか?」
と、ネックレスの留め具の端と恥を両手で持って、好美さんの顔に向かって、少し上に向けて指すだすA子ちゃん。
「あ、えっと……ありがとう」
いきなりのプレゼント攻撃に戸惑ったまま、好美さんは腰を曲げてA子ちゃんの高さに合わせます。
すると、両手を好美さんの首の後ろに回して留め具をハメようとするA子ちゃんの顔が超至近距離まで近づいてきたかと思ったら!
「先輩……キスしていいですか?」
瞳をウルウルさせながら、小声で囁くA子ちゃん。思わず頭を後ろに下げようとした好美さんでしたが、首のうしろに回された両手でがっちりガードされている状態で……。
「そのままキスされちゃったんです。それも、けっこう濃厚なやつ(笑)」
と当時を振り返る好美さん。そのときは、
(女子同士でキスするの、そんなに悪くないかも)
なんて思ったそうで……その後はA子ちゃんに誘われるままにレズの道に入ったそう。
「A子ちゃん、最初は“先輩は何もしなくていいですからね。私が先輩を気持ちよくしてあげます”って。乳首舐めしてくれたりクンニしてくれたりしてたんです。私は当時、彼氏もいてエッチもしてたんだけど……正直、A子ちゃんの方が舐め方とか上手でしたね(笑)」
というわけで、レズ初体験からしばらくは、ご奉仕してもらう立場、いわゆるネコだった好美さんなんですが……。
「あるとき、A子ちゃんが“先輩……私も気持ちよくしてもらえませんか”って。それまで散々気持ちよくしてもらってるから断れないじゃないですか。正直、彼女のアソコをクンニしてる自分とか想像できなかったんですけど……」
恐る恐る乳首舐めからチャレンジしてみると……。
「ああ……先輩、気持ちいいです……指でアソコもいじって……」
なんて、すこぶるいい反応をするA子ちゃん。
指マンで次第に呼吸を荒げ、クンニに至ると体をビクビクさせて気持ちよがる姿に、
(やばい、なんかめっちゃ興奮するんですけど!)
と大興奮!
それ以降、レズセックスを重ねるたびに、タチとしてのテクニックを習得し、レズ初体験から2年ほど経つと、すっかり“女を攻める”快感に目覚めてしまったんだとか。
で、大人になってからは、自分が受け身になって楽しみたいときは男性相手にセックスし、攻めたい気分のときは女性相手にと、そのときどきでバイセクシャルに楽しむようになったという好美さん。
「男性相手にエッチしたくてハプバーに行ったりするんだけど……ほら、私って背が高いじゃないですか。だから男性から全くが掛からないってこともあるんですよね。そんなときは、その場で女性ターゲットにシフト。なぜか、女には不自由しないので、私(笑)。中には、カップルの男の子の方から“僕の彼女と遊んであげてくれませんか”なんて頼まれることもあったりして」
と、このように……楽しそうにバイセクシャルライフを語ってくれた好美さん。ハメ撮りさせてもらった際は、
「実は、男性相手にエッチするの、半年ぶりなんですよねぇ」
なんて言いながら、オマ〇コを濡らしていたのを思い出します。
僕もバイセクシャルを目指そうかな……とは思いませんでしたが(笑)、男性相手でも女性相手でもセックスを楽しめる好美さんを目の当たりにして、
(なんか得してるよなぁ)
と羨ましく思った僕なのでした。
ちなみに、以前にもレズにまつわるエピソードをご紹介させていただきました。気になる方は、こちらも読んでみてくださいね。
(文=川田拓也)