大好きな人とずっと仲良くセックスをしたい。セックスレスになどなりたくない。だがしかし、その願いを叶えられている人はどれくらいいるのだろうか?
FAプロ『なかよし中年夫婦生活』は、仲の良い夫婦の性生活を描いた作品だ。
朝でも、入院するほどの怪我を負っても、徹夜明けでも関係なし。どんな状況でも愛し合う夫婦たちは、いったいどんなセックスをしているのだろうか。
さっそく中身を見ていこう。
【chapter.1】年の差夫婦は朝っぱらから(主演:広瀬結香)
「おはよう。今ご飯できるから待っててね」
起きた夫を見て笑顔の若妻。ふたりは年の離れた夫婦だ。
「ユイは今日予定あるの?」
「んーと、アキラさんとイチャイチャするくらいかな」
「それは大事な予定だな」
すると、妻は料理を作るのをやめ、棚から何かを取り出した。
「じゃーん。近所の奥さんが言ってたんだけど、すごいらしいの」
「何が?」
「何がって、これがすごいことになるんだって」
妻が取り出したのは、勃起力が上がる栄養ドリンクだった。夫が最近年齢を感じるようになって自信を無くしていたのを気にしていたらしい。
「アキラさんが少しでも自信持ってくれたらいいなって」
夫はその栄養ドリンクを飲んだ。
「効果が出るまで待ちます?」
「…待たない」
抱きしめ合い、接吻を交わすふたり。それから夫は妻のアソコを激しく舐め回した。
「見てくれ、ユイ」
驚いたような声で夫は言った。そこにはこれでもかというくらい大きく反った肉棒があった。
「すごい…」
触らずとも大きくなった肉棒を妻はしゃぶる。そして体を重ねる。
「アキラさんすっごい! 大きいぃ! 硬いぃ!」
硬くなった夫の肉棒に妻はヨガる。何度も何度も「アキラさんすっごい!」と喘ぎながら抱きしめ合い、激しく愛し合うのだった。
【chapter.2】全治二ヶ月でもアッチは元気(主演:久保今日子)
交通事故で両手足首骨折。全治2カ月の重症を負い、入院していた夫が今日、久しぶりに家に帰ってきた。
「最近、射精してないでしょ? かわいそう」
美魔女という言葉が似合うビジュアルの妻。妖艶な雰囲気を醸し出している。
「オマンコしよっか」
「安静って言われてるんだぞ。それに俺は動けないから」
「私が動くわよ」
妻は裸になり、ベッドの上で動けない夫に覆いかぶさる。そして激しく接吻をした。
夫の服を脱がし、妻は「んあん」といやらしい声を出しながら肉棒をしゃぶる。そして再び接吻した後、また肉棒をしゃぶる。それを何度も繰り返した。
「あなた、私のオマンコも舐めて」
発情した妻は夫の顔の上にまたがる。クンニをされると、「もっと舐めてぇ!」と髪を揺らしながら卑猥に喘いだ。そして、騎乗位で肉棒を受け入れ、激しく腰を振る。
乳房を揺らし快楽に身を委ねる妻。最後は口で夫の精子を受け止めた妻の卑猥な表情は、ぜひ本編で。
【chapter.3】旦那の目覚めに一発(主演:黒澤雪)
寝ている夫の部屋に入る妻。起こさないよう静かに肉棒を取り出し、口に咥える。
さらに下着を脱ぐと妻は夫の肉棒をアソコに擦り付ける。いやらしい吐息がこぼれる。
「あなた、入れるわよ」
夫はまだ起きない。妻は騎乗位で肉棒を受け入れた。
「あなた。あなた」
静かな寝室に、微かな妻の喘ぎ声が響く。そして妻はひとりでイってしまったのだった。
しばらくして、夫が目を覚ました。
「またひとりでエッチしたのか」
「あなた疲れてぜんぜん起きないから、ひとりでヤっちゃいました」
仕事前にこんなことして疲れないのかと夫が聞くも、これで仕事中にムラムラしてなくて済むから集中できると返す妻。
これがふたりの毎朝のルーティン。喧嘩したって、嫌なことがあったって、セックスさえできれれば忘れられる。それくらい体の相性が抜群なのだ。
最後は一緒にエッチをして果てたふたり。かれこれ20年、こんな朝を続けている。
【chapter.4】恋女房と燃えた一夜(主演:藤岡奈月)
大学生の同級生同士が大恋愛の末に結婚。子どももふたり生まれ、順風満帆な家族生活を過ごしていた。
今日は子どもたちがプレゼントしてくれた温泉旅行。久しぶりのふたりきりの時間である。
「朝食7時でどう?」
「7時な。わかった」
寝る前にそう会話を交わしたふたり。別々の布団に入ったのだが、混浴露天風呂に一緒に入り、久しぶりに妻の裸体を見て興奮した夫は、彼女の布団に潜り込む。
「なに。やめてよもう」
欲情した夫は妻に接吻した。
「どうしたのよ」
「いいじゃないか」
「別に…いいけど」
夫は妻の浴衣を剥ぎ、乳房をしゃぶる。子どもがいると思えないほどの、美しい乳房だ。
夫が体を起こすと、妻はなにも言わずに肉棒をしゃぶった。夫は一言もお願いしていいない。ふたりの心のつながりがあらわれたシーンだ。
挿入すると夫は激しく腰を振った。それに合わせるように、妻も激しく喘いだ。
「あなた、疲れたでしょ? ちょっと休んでもいいわよ」
肉棒を抜き、大の字になった夫。久しぶりのセックスに呼吸が乱れる。
「上になったあげようか?」
「なんだ。ヤル気満々じゃないか」
「もう、そういうこと言わないの」
妻はまだまだ元気なようだ。夫の上にまたがり、激しく腰をグラインドする。
「中はダメなのか?」
「ダメ。今から3人目育てる自信ないし」
「そうだな」
夫は、妻のお腹の上に発射。
久しぶりにあなたの精子を見たわ、と妻は嬉しそうな表情を見せたのだった。
「ママ、起きたらもう1回やろうか」
「そうね。朝食の時間は8時にしましょう」
【chapter.5】徹夜明けでも夫婦生活欠かしません(主演:高宮菜々子)
ナナコには4歳年上の夫がいる。ふたりとも出版社で働き、職場恋愛を経て結婚。彼女は今、家で中高年の性事情の記事を書いている。
「ただいま」
徹夜明けで帰ってきた夫。これから仮眠して、また事務所に戻るという。
「ねぇ見て。今、中高年の性に関する記書いてるんだけど、どこの家庭もあまりセックスしないみたい」
「年齢とともに回数が減るのは当たり前だろ」
「あなたもそうなの?」
「大丈夫。俺は少数派だよ」
「よかった」
ねっとりと優しい接吻を交わすふたり。
「する?」
「だーめ。寝ないと倒れちゃうよ?」
「でも、こいつはまだ寝なくても大丈夫って言ってるよ」
自らの肉棒を指差す夫。
「じゃあ、口でしてあげる。出したらすぐ寝るんだよ?」
股の間に入り、妻は肉棒をしゃぶり始めた。亀頭を咥えてから、裏筋を舐める。上目遣いで夫を見る表情がいやらしくも美しい。
興奮した夫はアソコが見たいと妻に頼む。ふたりはシックスナインの体勢になった。
見るだけと夫は言っていたが、目の前に妻のアソコがある状況では自制がきかない。下着をずらし、あそこを激しく舐め回した。
正常位になって合体。「あなた、気持ちいい」と妻は声を漏らしながら抱きしめ、何度も甲高い喘ぎ声をあげたのだった。ラブラブな性交を見せるふたりには、セックスレスという言葉は無縁のようだ。
【chapter.6】熟年夫婦 二人だけの時間(主演:新倉まさみ)
子どもたちを祖母の家に送り出し、久しぶりにふたりきりになった熟年夫婦。今日こそは、溜まった性欲を開放できると、ソワソワしている。
「さて、真昼間から始めるとするか」
全裸になって嬉しそうに抱き合うふたり。ふくよかな妻の体を夫は久しぶりに堪能する。
「しゃぶってくれ」
待ってましたと言わんばかりに激しく肉棒をしゃぶる妻。
「入れるぞ!」
まるでスポーツのように絡まり合うふたり。騎乗位、正常位と体位を変え、セックスを楽しむ。
「奥まで当たってるよおおお」
卑猥な妻の喘ぎ声とともに、発射した夫。久しぶりのセックスだからか、精子は勢いよく飛び出た。
「あんた、もう一回やるでしょお?」
嬉しそうに肉棒をしゃぶる妻。
「大きくなあれ。大きくなあれ」
むっちりとした体。大きな乳房。相性の良いアソコ。この女の体をずっと味わえる。夫にとってこれが幸せな結婚生活だった。
疲れていても、どんな状況でもセックスをする夫婦。心が移り変わりやすい若者の軽薄な性交とは違い、長い年月を共にし、信頼を積み上げた夫婦のそれは見ていてとても羨ましく感じた。いくつになってもパートナーとこんな情熱的なセックスができたらいいなぁ、という憧れを抱かせてくれる作品だ。
■FAプロ『なかよし中年夫婦生活』