若者からオジサンまで、パンチラは男のロマン
昭和の昔、スカートめくりが大流行していた時代があった。おりしも、ミニスカブームからの「モーレツ」ブームや、実写化もされたギャグ漫画「ハレンチ学園」などの影響が大きかったのだろう。
筆者もそんな時代に育ったせいか、今でもパンチラはめっちゃ大好きで、「三つ子の魂百まで」とはこういうことに違いない(笑)。
そんな幼少時代を送ったモーレツオヤジたちも、スカートめくりなんかしたこともないイマドキの若者も、み~んな大好きな、スカートの下からチラッと見えるパンツ満載のイラスト集『大パンツ祭り パンツオンリーイラスト集』が、アダルトグッズメーカーのタマトイズから発売された!
イラストは、2012年~2021年3月までタマトイズから発売されたグッズのパッケージを飾ったイラストから厳選。その数なんと175点!! 「昔買ったあのオナホのパッケージのイラストがツボだった」というオナニストや、「自分でもパンチライラストを描いてみたい」というイラストレーターの卵には、ヨダレもののイラスト集と言えよう。
掲載されているイラストレーターは75人、あなたの好きなあのイラストレーターもいるし、未見のイラストレーターもいるだろう。どんなイラストが掲載されているのか、発売前の現物が届いたのでチラッとのぞいてみよう。
まず、表紙で紺のセーラー服のスカートがいたずらな春の風に舞い上がり、うっすいピンク色のパンツがチラ見えしているのは、亜蘭丸先生の作品だ。パンツの縁のレースや、洗濯表示ネームまで描き込まれていてリアル感が溢れる。風に舞う桜の花びらといい、少しはにかんだ女の子の表情といい、さわやかなエロさが薫る萌えイラストと言えよう。
2~13ページまでは、大人気のイラストレーター・がなり龍先生の作品。猫耳、ニーハイ姿のあざといM字開脚パンチラから、恥ずかしそうなハプニングパンチラ。そして最後は、暗い体育倉庫で巨乳JKが意味深に自らスカートをめくる誘惑パンチラと、あおはる系のパンチラに興奮もやむなし(笑)。
続く14ページからは、雪乃ん先生のロリっ子ラインナップ。着衣の素材感が非常に繊細に描かれた作品で、超かわいい顔とリアルなコス、どぎつ目のパンチラが絶妙にマッチし、背徳感を演出している。太もものテカリも、若いハリのある肌を感じさせてくれる。
26ページからは、たろプン先生が描くやわらかおっぱいのJKたちのパンチラだ。M字開脚パンチラに、かがんだ後ろからのパンチラ、振り向く瞬間のひらひらスカートからのかわいいパンチラがページを飾る。
続く瑞月シノ先生のイラストを見ていて目が止まったのは、金髪セーラー服の女の子が、黒タイツを履いているにもかかわらず、横M字開脚した股間からはゴールドっぽいパンツがモロ見えしているイラストだ。
黒タイツを履いているならパンツは見えないはず、と思ってキャプションを見て納得した。
これは、クロッチの部分が丸出しになるオープンクロッチの黒タイツの商品パッケージのイラストだった。どおりで、パンツの肝心な部分だけが丸見えというわけだ。しかもエロい…。
他にも、れい先生の『ロリしょーつ!いちごパンツ』や『ロリしょーつ!さくらんぼパンツ』、『ロリしょーつ!花柄』などの商品パッケージに採用されていたイラストもある。
『初めてのリモコンローター』に採用されたイラストは、スカートをめくって丸見えになったパンツの股間部分に、不自然な楕円形の盛り上がりがある。これはたぶんパンツの中にリモコンローターが仕込まれているに違いない。太ももに汁が滴り、うつむき加減の困ったJKの表情も萌え萌え。どれも、商品の楽しみ方を的確に表したイラストとなっている。
JK風のセーラー服やブレザー、ワイシャツ、ミニスカのイラストが中心だが、中にはサンタクロース風の季節ものや、キャミ、メイド服といったコスプレ、そして妊婦のイラストも。
絵柄の好みは分かれるが、共通しているのは女の子がカワイイという点と、パンツ以外におっぱいや乳首の露出がほとんどないということ。ブレずにパンチラとパンツを追求した、パンツマニアのためのイラスト集と言えそうだ。
ちなみに筆者のベスト3パンチラはというと、第3位が、ももいぬ先生の『新・女子校生のパンツ#17』。青い空の背景で見る制服と、レース使いのピンク色のパンツのリアル感がたまらない。
第2位は、v-mag先生の『君のパンツが見たいんじゃない、パンツを見られている君が見たいんだ。女子校生の匂い付きパンツ#6』。紫色の髪と少しだけ恥ずかしそうな表情のふくよかな女のコが、自らスカートをめくり、メコスジに食い込んだパンツを見せている作品。女の子の表情と食い込みパンツがそそる!
そして第1位は、がなり龍先生の前出の『君のパンツが見たいんじゃない、パンツを見られている君が見たいんだ。女子校生の匂い付きパンツ#12』。1位と2位が同じタイトルの作品になったのは、やはり筆者の性癖によるものと言えそうだ(笑)。さて、キミならどのパンチラがツボる?
(写真、文/松本雷太Twitter@raitama36)