性欲と同じくらい、愛情は誰にも止められない。
FAプロの最新作『レズ密着 ネコとタチ 11人のワイセツ接吻』は、女しか愛せない女たちを描いた作品だ。
今作には様々な関係性の女たちが登場する。果たして、彼女たちは一体どんな交わりを見せているのか。さっそく、鑑賞しよう。
【chapter.1】先輩後輩OLと元彼女のレズ(主演:浅宮ちなつ 宮内奈緒 月原和奈)
ソファに座る後輩・ナオコのシャツのボタンを外す、先輩OLのタカエ。あわらになった豊満な乳房を揉みながら、覆いかぶさるように接吻する。
「もう我慢できない。飲ませて」
タカエがそう言って、ふたりは全裸になった。そして、タカエはナオコの性器を舐め、溢れ出す愛液を飲んでいく。
手マンをすると、ナオコの性器から卑猥な音が流れ出る。先輩の攻めに、ナオコはあっという間にイってしまった。
すると、突然部屋の電話が鳴った。タカエが出ると、その電話の主は元カノであるクミコだった。
「…わかった」
そう言って電話を切るタカエ。
「ごめん。親戚のオジサンよ」
タカエはナオコに嘘をつく。
「私もイカせて」
そうしてタカエはベッドに寝転がり、ナオコはその上に覆いかぶさる。クンニをした後、お互いの性器を擦り始める。
「やっぱり女がいいわ。ナオコもそうでしょ?」
「私も女がいい」
「ナオコ、愛してるわ」
松葉崩しをするように、ナオコはタカエの片足を持って腰を振る。クチュクチュと音が響き、互いの喘ぎ声も大きくなっていく。そしてふたりはそのまま、イってしまうのだった。
ナオコがエレベーターに乗ったのを確認し、タカエの家に入るクミコ。クミコは、つい先日、刑務所から出てきたばかりだという。
「やっぱり良いもんだね。女の匂いは」
タカエを抱きしめると、そう声を漏らしたクミコ。ふたりは裸になり、ベッドの上で愛し合う。
タカエはクミコの性器の中にディルドを入れて激しく動かす。クミコは獣のような声を上げて果てるのだった。
「もう、人なんか傷つけるんじゃないよ」
「生きるってこと、一生懸命やってみる」
【chapter.2】再婚家庭姉妹のレズ話(主演:須崎美羽 高梨有紗)
母が子持ちの男と再婚し、チアキにはひとつ年下の妹ができた。名前はユウコ。ふたりは女子校生である。
コタツの中に足を入れて、話をするふたり。
「ユウコさ、男いるのかよ」
チアキの問いに、首を横に振るユウコ。
「私のこと、どう思ってるんだよ」
「かわいい」
「嬉しいな。お前もかわいいよ」
ユウコはおとなしそうな見た目にS心が刺激されたのか、チアキは「チンポって言えよ」と、命じる。
「…チンポ」
「じゃあ、マンコって言えよ」
「…マンコ」
「ヤラシイな」
「姉さんこそ、ヤラシイ」
「それ、最高の褒め言葉だよ」
そう笑って、チアキはコタツの中でユウコの太ももを撫でた。ユウコはコタツから出ようとするが、チアキが逃さない。
「私にはわかるよ。男よりも女の方がいいって目してる」
チアキは見せつけるようにパンツを脱いだ。
「今度はほら、お前の番だよ」
ユウコもオドオドしながらパンツを脱ぎ、再びふたりともコタツに入る。
チアキは手を伸ばして性器に触れる。そして手マンをし、クンニをし、接吻をして乳房を舐め、ユウコのことを攻めた。
スイッチの入ったふたりは全裸に。そして、互いの乳首を擦り合わせ始める。
チアキが男のようにユウコを攻める。覆いかぶさるように接吻をしながらユウコの性器を手で激しく擦った。受け身状態のユウコは性器から卑猥な音を漏らし、そのままイってしまう。
「私もイカせてくれ」
ベッドに移動し、今度はユウコがチアキの性器を舐める。先ほどまで強気にリードしていたのに、チアキは「あぁ気持ち良い」と、かわいい声を漏らし始めた。
ユウコに乳首や性器を舐められ感じるチアキ。何度も何度も「ユウコ」と声を出し、そのままイってしまった。
「ユウコ、愛してる。お前は?」
「好き」
「ユウコ」
「チアキ」
ふたりは恋人のように、ぎゅっと抱き合うのだった。
【chapter.3】告白 教師と生徒(主演:美原すみれ 相澤ゆりな)
体を重ねた高校時代の教師と生徒。重ねたといっても、ふたりは女ー。
「どうせさ、一生私は一人ですよ」
「その話、今日三回目ですよ」
部屋の中で話をする教師と生徒。
「恋人は作らないの?」
「それも今日、三回目ですよ」
先生の横顔を潤んだ瞳で見つめる生徒。
「先生は女の人と…そういうことしたことある? 女の人を好きになったことある?」
急な問いに、先生は戸惑ったような表情を見せる。
「ないかな…急にどうしたの?」
「私は女の人しか好きになったことない。私、学生時代に先生のこと好きだったんだよね」
「…ありがとう」
「今日会って、また好きになったって言ったら、どうする?」
ふたりの間に沈黙が流れる。
「引いちゃうよね。ごめん」
「引いてないよ。ちょっと驚いたけど」
「うそ。気持ち悪いよね」
「そんなことない」
「そんなことある」
「ねぇ。気持ち悪がってるように見える?」
先生を、切ない表情で見つめる生徒。
「先生、好き」
「本気?」
「本気だよ」
「私もう、42歳のおばさんだよ?」
そう言った先生の口を塞ぐように、生徒は接吻をした。
「先生、もっとしていい?」
先生はゆっくりと頷く。
「教えてくれる?」
ゆっくりと、ねっとりとした接吻が始まる。ベッドの上で接吻をしながら、互いに服を脱いでいく。
生徒は大切なものを扱うように、丁寧に、愛でるように乳房を舐めた。そして性器を舐めると、先生は可愛らしい喘ぎ声をあげ、イってしまった。
今度は反対に、先生が生徒にクンニをする。大好きな人に舐められ、生徒は幸せそうに感じ、そしてイってしまった。
その夜、ふたりは何度も抱き合い、接吻をし、愛に溺れたのだった。
【chapter.4】もう、逃げられない私…(主演:香苗レノン 篠原りこ)
学生時代の先輩と後輩である彼女たち。後輩は先輩から全てを教わった。依存を恐れた後輩は先輩の元から逃げた。でも、ダメだった。気づけば、後輩は先輩の家に向かっている。
「男に振られたの?」
描いた絵に、絵の具で色をつけながら、先輩が聞く。
後輩は声を発さず、ただ首を横に振る。
「じゃあ、なんでまた来たの?」
そう言いながらも笑う先輩。
「私を…忘れられなかったんでしょ? 相変わらず可愛いね。もうすぐ終わるから、服脱いで待ってて」
後輩は素直に服を脱ぎ、全裸で立って先輩を待つ。彼女からは逃れられない。
「彼氏とはもうエッチしたの?」
後輩は頷く。
「お仕置きだね。何回したの?」
「一回」
先輩は筆で赤の絵の具をとり、後輩の左の乳房の下にひとつ「×」を書いた。
「本当は?」
「…三回」
先輩は「×」をふたつ書き加える。赤色の「×」は合計三つ。
「私とは、何回した?」
今度は右の乳房の下に青色で「◯」を何個も書いていく。
「分からないくらい、したよね」
先輩は後輩の左の乳首を舐める。そしてパンツを脱がし、クンニを始めた。
「イっちゃう? ほら」
性器の中に指を入れ、激しく手マンをすると、後輩は体を振るわせイってしまった。
イった後輩を置き去りにし、先輩は何も言わず全裸になり、股を開いた。そして後輩は誘われるように先輩の股間に顔を埋め、クンニをする。先輩も気持ち良さそうに果てたのだった。
「じゃあ、マンコ合わせあいっこしようか」
互いの性器をこすり合せるふたり。後輩は感じすぎてしまい、「先輩」と何度も喘いでしまうのだった。
後輩はもう、先輩から逃げることはできない。でも、先輩はそれを知って、再び後輩を突き放すのだ。
【chapter.5】母と娘の肉体関係(主演:菊川麻里 七宮ゆりあ)
ベッドの上で電マを使いオナニーをする娘と、ソファの上で電マを使ってオナニーをする母。彼女たちはレズビアン親子である。
「私もうだめ。イク」
イキそうになった娘は電マを手に部屋を出て、母のいるリビングへ。二人はスイッチを切って、見つめ合う。
「ユリ」
「ママ」
母は電マに再びスイッチを入れ、娘の股間に当てる。そして娘も電マにスイッチを入れ、母の股間に当てた。
二人の顔が近づいていき、舌が触れ合う。そして、喘ぎながらの深い接吻が始まる。
電マのスイッチを切ると、娘は服を脱ぎ、そして母は娘を押し倒して乳房を舐め始めた。少しづつ下に降りていき、パンツを脱がすと、母は娘の性器にむしゃぶりついた。
性器の中に入ってしまいそうなほど母は自分の顔を娘の股間に押し当て、激しく舐める。母の愛を受け止め、娘はイってしまうのだった。
レズビアン親子。永遠に抜けられない地獄の沼。しかし、触れ合えば天国の泉。彼女たちは、これでいいと思っている。
女性同士の交わりは、性欲よりも「愛情」という要素を強く感じた。激しく絡み合う女性たちの姿は美しく、目が釘付けになってしまう。女性の身体の素晴らしさ、愛情の深さを堪能できる作品であった。