寒いですね。でも冬の次は春がやってきます。冬の終わりにはフーゾクで気分を温めましょう。今回は、新宿・歌舞伎町の老舗ヘルスの魅力をご紹介します。
新宿で腹ごしらえ
朝9時半、山手線で新宿駅に着くと、構内の喫茶店『ベルク』で名物のモーニングプレートを頂き小腹を満たしてから、歌舞伎町の街へ。
歌舞伎町の朝の街は相変わらず混沌としており、宴の後の不気味な静けさが漂っている。ホストクラブから泥酔で出てくる派手な出で立ちのギャル3人組、旗を持って行進する中国人団体観光客、「DVDはいかがですか」と朝から声をかけてくる怪しい中年男性等、歓楽街特有の光景が面白い。
街を一回りしてから、花園通りの裏手にある『ラーメン二郎』へ。午前11時半、開店時間にやって来ると、既に30人ほどの行列が。凄い人気ぶりである。不景気なんて関係ないのだ。
30分ほど待ち、『ラーメン二郎』のラーメンを頂く。味はこってり、太麺と濃厚なスープ、分厚いチャーシューが食べ応えあり。ボリュームたっぷりで元気が出るラーメンである。
老舗ヘルス『アメリカンクリスタル』へ
ラーメンを食べ終えると、ぶらぶら街を歩き、えび通りの老舗ヘルス『アメリカンクリスタル』へと突入する。創業30年以上、マジックミラー指名とパンチラで有名な名店だ。
正午過ぎに入店すると、
「女のコが少なくて。マジックミラーではなく写真指名になります」
と店員さん。ま、いいか、と思い、40分コースの料金1万2000円を支払い、店内へ。
マジックミラーの向こうでパンチラ
受付で「HPの動画見て来ました。マジックミラー指名、やりたくて」と伝えたのが良かったのか、待合室で待っていると、可愛い制服姿の女のコがマジックミラーの向こうに現れ、インターホンを使って「5番です」と番号札の数字を伝える。
女のコが歩くと、床下からの風でミニスカートがヒラリとめくられ、白いパンティがチラリ。本物のパンチラ指名だ。
お相手してくれたのはRちゃん。入店して3年ほどの美脚美人である。
手を繋いで2階の個室へ。カーテンで仕切られているのが昭和らしくてまたいい。服を脱ぐと、廊下の向こうにあるシャワールームへ。懐かしい昔ながらのヘルスそのままだ。
「趣味は旅行かな。海外が多い。アメリカ。色々行ったよ。カルフォルニアとか。将来はあっちで暮らしたいの」
老舗ならではのまったりサービス
シャワールームで楽しくオシャベリしながら身体を洗い、部屋に戻るとプレイがスタート。
Rちゃんにお任せし、ひたすら受け身に徹する。乳首舐めからゴムフェラときて、その後に抱き付きながらイチャイチャする。楽しい。
抱き合っているだけで何だかホッとするのだ。昭和レトロな店内ののどかな雰囲気も手伝い、身体を重ねながらゆったりとした気持ちいい時間を楽しむ。
「気持ちいい? 私も楽しい(笑)」
イチモツからゴムを外すと、ローションがタラリ。乳首を舐められながらの巧みな手コキに大爆発してしまった。ふぅ、スッキリした。腰が抜けるようだ。
「常連さんが多いかな。年配の人も来るよ。若すぎる人は来ない。もっと事務的で過激でハードなところに行くから。ここはソフトサービスだから」
なるほど。ソフトだけど、事務的でないのがいいのだ。
抱き合ったままイチャイチャする、それだけで凄く楽しい。事務的な店では体験できない魅力がここにはある。一見無駄と思えるものも、必要であるどころか、それが魅力なのである。
その無駄が遊びの幅を広げてくれる。効率化は確かに素晴らしいが、そればかりを追及していくと、息苦しくてつまらない。無駄があるから余裕があり、その余裕がゆとりになるのだ。
「味わい深いでしょ。また来てくださいね」
部屋を出ると、1階までRちゃんに見送られ店を出る。
近くの喫茶『珈琲西武』に入り、名物のプリン・ア・ラ・モードを頂き一休み。甘いフルーツがめちゃウマイ。歌舞伎町の老舗ヘルスは癒しの宝箱。ノスタルジー溢れる現世の竜宮城であった。
※記事内の名称や金額などは取材時のものです。すでに変更の場合もあります。ご了承ください。
(文・写真=生駒明)