――もともとの性癖はSですか? Mですか?
白木:プライベートはMだと思いますけど、みなさんにはSだと思われています(笑)。
――真逆なんですね。
白木:だからドS作品を観てくれる人が多いです。
――分かります。白木さんから責められたいですから。
白木:そう! そう! そういう方が多いです。
――出演していくうちにSも体得したんですか?
白木:「こういう責め方ってあるんだ! これで悦ぶんだ、面白いな」って気付きました。
――『ドM一家の嫁 白木優子』では、その習得した技術を思う存分に発揮されていましたね。
白木:その作品でペニバンを初めて使ったんです。
――別の女優さんが言っていたんですけど、ペニバンは神経が通っていないのに、責めているうちに気持ちよくなるそうですね。
白木:そうなんです! しかも、私はペニバンで突くのが上手い方だと思うんですよ。監督にも「上手い!」って褒められました。前世は男だったんじゃないかって(笑)。
――パンパンやっていましたからね。
白木:快感でした。『ドM一家の嫁 白木優子』で完全に目覚めました。それまでは凌辱作品が多かったのですが、この作品で私の新しい一面をみなさんに知ってもらえましたね。
――これはデビュー4年目の作品。人気もここからさらに爆発しました。
白木:出演できる作品の幅が広がったのでファン層が広がりましたね。あと、最近は年下や童貞クンとのカラミも多いので、年下のファンも増えています。
――白木さんは年下にモテますよ! みんな白木さんに飼われたいとか、怒られたい願望があるんです。
白木:ははは(笑)。エッチなことを教えてほしいみたいですね。
――その姿が目に浮かびます。では、100本記念作品の話に移りますが、ジャケットの裏表紙に「フォーエバー」って書いてありますけど、辞めないですよね(笑)。
白木:辞めないです(笑)。
――月1本の撮影は逆に物足りなさを感じませんか?
白木:セックス的には足りないと思っていますけど、作品を作る上では集中できるので、ちょうどいいです。
――100本目の内容はどういった感じですか?
白木:ドキュメント作品です。本当は100本にちなんで100人斬りに挑戦しようかって思っていたんです。でも、このご時世ですし、その案は泣く泣く中止にして、温泉旅館の宿泊券をプレゼントされた私が、温泉でナンパしていくって内容になっています。
だから素人さんともエッチをするんですけど、ちょっと物足りなかったから、監督が男優さんを呼んじゃってました(笑)。出演した100作品の中で培った技を駆使して、責めまくっています(笑)。
――まさに集大成。100の技を持つ女ですね(笑)。まず作品は逆寝取られから始まりますが、こういうシチュエーションは興奮しますか?
白木:日常ではなかなかないですからね (笑)。ファンタジーとして楽しくセックスしています。
――続いて女将さんの和服姿でフェラ抜き。和服が似合いますし、本当にこういう旅館がありそうです。
白木:フェラチオは苦手なので、頑張っている姿は見どころです。
――それは意外です。
白木:だって素人のときはフェラ抜きってしないですよね。あとパイズリもしないし(笑)。そういうのは苦手ですね。
――苦手とはいいつつも、フェラ抜き4連発はさすがです! そして、童貞大学生と筆おろし。童貞クンはお好きですか?
白木:結構、好きです。おどおどした感じがいいですね。
――上手くリードできましたか?
白木:ちゃんとイカせましたよ。
――プライベートで童貞クンの筆おろしの経験はありますか?
白木:ないです。
――それこそ学生時代じゃないと、意外と処女や童貞って会わないですよね。そういう意味で作品中に出会えるのはいいですね。
白木:そうですね。
――続いて男優さんとハメ撮りです。これは3Pですけど、素人時代に複数プレイの経験はありましたか?
白木:ありました!
――そこはあるんですね(笑)。さすが姐さん!
白木:酔ってスイッチが入っちゃってたんですよ。
――ありそうなシチュエーションです。撮影での複数プレイは慣れましたか?
白木:難しいけど、大丈夫。今回は素で感じまくっているし、久々に駅弁もしています。
――そこはヌキどころですね。カラミは以上の4つですね。どれも見どころバッチリですが、白木さんおすすめのシーンはどこですか?
白木:やっぱりフェラ抜き4連発を観てほしいです。デビュー当時から比べて、私のフェラチオが上手くなったかどうかをジャッジしてください。
――フェラ抜きシーンはユーザーが自分目線に立てるので人気がありますよね。
白木:なるほど!
――あと、チャンピオンベルトを腰に巻いていますが、これはどういうシーンですか?
白木:私が格闘技好きだから、記念に作ってもらったんです。
――格闘技ファンがいちばん欲しいものですよ。
白木:家に飾ってあります。なかなかチャンピオンベルトがもらえる機会ってないじゃないですか!? もう嬉しすぎて声が出ませんでした。
――イベントでベルトを着けて出てくださいよ!
白木:そうしたいです。
――今後も作品に出て防衛戦を重ねていくんですね(笑)。これから挑戦したい作品はありますか?
白木:最近は日常のありふれた物語が多いので、そういういかにもAVじゃない感じの作品にも出たいなって思います。あとは100本まできたので、10周年も達成したいです。
――余裕でいきますよ! プレイ内容で新たに解禁したいことはありますか?
白木:解禁していないのがアナルだけなんです。
――これまで中出し、レズビアン、黒人、パイパンには挑戦済みですからね。
白木:あとは台本も書いてみたいです。
――期待しています。アダルトに限らず、今後の目標はありますか?
白木:みんなが個性を発揮できるイベントを、コロナが終息してからやりたいです。
――白木さんはイベントでのトークがめちゃくちゃ面白いですし、期待しています。
白木: ふふふ(笑)。ありがとうございます。あとはYouTubeなどでもいろいろ発信していきたいです。
――長時間お付き合いいただき、ありがとうございました。では、最後にファンへメッセージをお願いします。
白木:ここまでやってこれたのはファンのみなさんのお陰です。本当にありがとうございます。100タイトル記念作品は白木優子を終わらせるのではなく、今後も続けるために作った作品です。ですからこれで引退ではないので安心してください。今後も努力をし続けるので、これからも応援をお願いします!
(写真・取材=神楽坂文人/公式Twitterはコチラ)