寒いですね。人恋しくなる季節には、出会いがほしくなるものです。さあ、フーゾクへ行きましょう。今回は、東京・吉原のソープの魅力をご紹介します。
正午過ぎに浅草のオレンジ通りの喫茶『友路有(トゥモロー)』でひと休みしてから、『浅草今半 国際通り本店』へ。1日20名限定の名物「二段重」(牛丼とステーキ丼を重箱に入れ重ねたもの)を頂き、江戸情緒を満喫する。
老舗の有名店の逸品だけあり、さすがにウマイ。なんとも贅沢な旨さである。冷たいビールがまた美味しい。柔らかなお肉でたっぷりと栄養をつけてから、いざソープするべく徒歩で吉原へと足を進めた。
吉原のソープ『フォーシーズン』へ
午後2時前、吉原に到着。目的のお店はソープ『フォーシーズン』。本格的なアロマエステのサービスを味わえるお店である。
料金は15時まで80分総額2万9000円。他業種とコラボレーションしたフーゾク店は増えつつあるが、保守的な吉原では珍しい。さぁて、いったいどんなサービスなのだろう。ホームページにはエステとソープの合体とあるが、実際に体験するまでは分からない。期待を胸に足早にお店へと駆け込んだ。
黒髪美人がマッサージ
2時50分、予約した3時の10分前に入店する。店内はアジアンリゾート風で、バリ島をイメージしているようだ。
料金を払い、待合室でしばらく待つと時間通りにご案内に。
「こちらになります」
Tシャツにカジュアルパンツというラフな格好のボーイに案内された先に待っていたのは、赤い華やかなパレオを身に纏った小柄な黒髪美女だった。
「Sです。お部屋は3階になります。どうぞ」
手を繋いで階段を昇り3階の部屋へ。う~ん、驚いた。可愛い。抜群の美人である。若い頃の鈴木保奈美のようだ。
「入店して4ヶ月くらいかな。普段は別の仕事しているの。ここは週に2、3回くらい」
エステの学校に1年通った後、マッサージ店で5年ほど勤めていたという。関西出身で上京して3年になるとか。
「お洋服、脱がせてくださいね」
靴下からジーンズ、トランクスまで丁寧に脱がせてくれる。洗い場で軽く身体を洗ってからお風呂に浸かり、ベッドへ。
「まずはうつ伏せになってください」
穴の空いたドーナツのような枕に顔を埋め、されるがままにアロマエステを堪能する。足の裏からふくらはぎ、太股に腰回りとアロマオイルで優しく愛撫され夢心地に。マッサージだけでなく、片足ずつストレッチもある。肩から首筋をゴリゴリとほぐしてもらい、すっかりリラックス。上から跨がったかと思えば両手で背骨の周りを指圧してくれる。
室内にはヒーリングミュージックが流れ、癒し効果満点。さらに両足をパウダーマッサージ。そして仰向けになると、サワサワと両手で優しく性感マッサージと至れり尽くせり。花柄のビキニにショートパンツ姿がまた色っぽい。
目隠しされたまま全身を撫でられた後、水着を外し密着プレイへ。両乳首をペロペロと舐められたかと思えば、玉袋に裏スジ、さらにカリに亀頭と丹念にしゃぶられタジタジに。こりゃたまらん。
69から騎乗位で合体
69で互いの性器を愛撫し合い、興奮が最高潮に。
「着けますね」
騎乗位で密着。気持ち良すぎてたまらない。腰を上下に動かされるとたまらず爆発寸前に。座位になり、小ぶりなバストを揉みしだき、ディープなキスを交わすともう限界。瞬く間に大放出してしまった。ふぅ、スッキリした。
「将来の夢? シティホテルのエステシャンになりたい。海外に留学して、英語を学びながらエステの資格を取って」
プレイ後にベッドの上で冷たいハーブティーを飲みながら会話を楽しむ。お店は年中流行っており、やはり年配客が多いそうだ。
「もうすぐ新幹線で実家に帰るの。気楽でいい。今から楽しみ(笑)」
上京したばかりの時は抜けなかったという関西訛りも今は全くなし。いいところのお嬢様のようだ。
終了時間と共に店を出る。徒歩で浅草まで戻り、喫茶『茜茶寮』で名物の抹茶クリームあんみつを頂きひと休み。冷たくて甘くて美味しい。吉原のエステソープは甘いあんみつのよう。一度味わうとやめられない蜜の味がする、癒しの楽園であった。
※記事内の名称や金額などは取材時のものです。すでに変更の場合もあります。ご了承ください。
(文・写真=生駒明)