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この連載を開始した当初、筆者はよく大学生に間違われていた。
42歳だったのに、タクシーの運転手に「お兄さん、学生さんですか?」としょっちゅう言われていたものだ。
五十路を過ぎた現在、さすがに大学生に間違われることはなくなった。ゆっくりではあるものの、確実に加齢しているのだから当然だろう。
それにしても、性欲がまったく衰えない。これに関しては嬉しい悲鳴しか上げられない。
「われわれサイヤ人は戦闘民族だ。闘うために若い時代が長いんだ」
ドラゴンボールの物語の終盤で、ベジータがそう解説していた。これは筆者にも当てはまりそうだ。
物心ついたころからスケベに目覚めていた筆者だが、ずっと非モテ街道を歩んできた。当然、精液とうっ憤が溜まりまくっていた。
そして長い長い童貞期間を経て、ついにスーパースケベ星人として覚醒したのである。
普通の人よりセックスを楽しめる期間が長いというのは、なんて幸せなことなのだろうか。
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レスに悩む普通の主婦です
だいぶ長い事セックスレスが続いている普通の主婦です。
こういうサイトの仕組みがよく分からないのですが、
秘密厳守でお会いしてくれる男性を探しています。
一度きりの関係でもそうじゃなくても構いません。
私に女であることを思い出させてくれるだけでいいんです。
今日の午後、新宿で会える方からの連絡をお待ちしています。
11月0*日11時48分
受付メール数:0/5
♀フウカ
44歳
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いつものようにあちこちの出会える系サイトをチェックしていると、筆者愛用の出会える系サイト【イククル】でこんな書き込みを発見した。
セックスレスに悩んでいるという44歳の人妻だ。
スーパースケベ星人である筆者にとって、このような人妻を救済するのは義務みたいなものである。
俺が救ってあげなければ、このフウカちゃんはロクでもない男とシてしまうだろう。そんな可哀そうな目に合わせたくない!!
正義感に燃えながら彼女へのアプローチを開始。
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初めまして、フウカさん。
都内の会社員、ショーイチ・48歳です。
先ほどフウカさんの書き込みを見ました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、是非フウカさんと楽しい時間を過ごしたいです。
今日は休みなので、待ち合わせ時間は何時になっても大丈夫です。
あ!
お返事をもらえたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。
では。
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こんなファーストメールを送信したところ、5分ほどで彼女から返信が届いた。
そこから数回のメール交換を経て、あっさりと約束が成立したのである。
待ち合わせ場所は新宿アルタ前。まだ見ぬフウカちゃんの姿を思い描きながら待っていると、ほぼ時間通りにそれらしき女性が現れた。
彼女の体型はガリガリのヒョロヒョロ。漫画「キン肉マン」の初期レギュラーキャラであるキン骨マンを彷彿とさせる体型だった。
さすがにゲンナリしてしまう。ストライクゾーンの広さには自信のある筆者だが、ギリギリの際どいコースだと言えよう。
だが、こういう悪球をフェアゾーンに打ち返してこそ、経験値となる。
覚悟を決め、ゆっくり彼女へ近づいていく。
マスクのせいで顔はよく分からないが、不健康そうなゲッソリした感じ。毛量が多いのか、茶色の頭髪はこんもり状態。ドン・キホーテで売っているようなパーティーグッズのカツラみたいな具合だ。
お世辞にもセクシーとは言い難い。
しかし、過去に幾度となく筆者の前に立ちはだかったモンスターたちに比べれば可愛いものである。
ヌかずの2発は無理そうだが、10分くらいの休憩を挟めば余裕で連続発射できるレベルだろう。
そんな事を考えていると、フウカちゃんと目があった。マスクを着用しているので伝わるかどうか不明だったが、軽く笑みを浮かべながら挨拶する。
「こんにちは。フウカちゃんだよね?」
「あ。はい。ショーイチさんですか?」
「うん。あ、マスクしてたら分からないかな?」
ここでマスクをズラし、顔をハッキリと見せる。
「さっき送った写真と同じ顔してるでしょ?」
「は、はい。き、今日はよろしくお願いします」
「ここで立ち話もなんだから、歩きながら話そうか?」
ホテル街に向かって歩き始めるふたり。
相手の容姿がイマイチだった場合、筆者は自然と強気にリードしてしまう。もしフられたとしてもダメージが少ないからだ。
「このままホテルに向かうってことでいいかな?」
「は、はい。で、でも、だ、大丈夫ですか?」
「ん? 何が?」
「わ、私でいいですか?」
「もちろんだよ。何か問題でもあるの?」
「い、いいえ。でも、私、こんな感じですし…」
容姿に関するコンプレックスの塊みたいなものである筆者は、すぐにピンときた。どうやら彼女は自身の見た目にコンプレックスを感じているようだ。
彼女が自信のないままだとエッチを楽しめない。とことん気持ち良くなってもらわなければ、こちらも楽しくないからだ。
しかし、お世辞にもセクシーだとは言えない容姿のフウカちゃん。嘘はつきたくないので、見た目を褒めることはしたくない。
そこで「昔好きだった人に似てるんだよね。片思いで終わってたから、今凄く嬉しいんだ」と告げる。
これは決して嘘ではない。10メートルくらい彼女から離れて薄目で見れば、昔好きだった女性に似てなくもない。
すると、「え? そ、そうなんですか?」と嬉しそうにはにかむフウカちゃん。まんざらでもない様子だ。
その後、無難に世間話しながら歩き、目的のホテルに到着。チェックインを終え、室内でふたりきりとなる。
恥ずかしそうにしながらマスクを外すフウカちゃん。
おろっ? 意外とイケるんじゃネ!?
女優の高田万由子を思いっきり細くさせたような感じだった。病弱そうに見えてしまったが、これなら余裕でアタリの部類だ。
「うわっ! 驚いたなぁ」
「え?」
「凄く可愛いね。昔俺が好きだった人よりずっと綺麗だよ」
「そ、そんなに褒めないでください」
「褒めてなんかいないよ。ただ目の前の事実を口にしているだけだよ」
「は、恥ずかしいです」
ここで、セックスレスの事情を聞いてみることにした。
彼女のセックスレス歴は丸8年とのこと。ふたり目の子供を出産して以降、没交渉になったようだ。
このまま女としての喜びを味わえないまま年を取っていくのが怖くなり、出会える系に登録したとのことだった。
恥ずかしそうにしながら語るフウカちゃん。そんな彼女を見ていると、愛おしく思えてしまった。
そして別々にシャワーを浴び、いよいよベッドインする運びとなった。
部屋の照明を少しだけ暗くして、ベッドの上で待つ彼女ににじり寄る。
キスを仕掛けると、彼女の唇は固く閉じたままだ。
「舌を出して」と伝えると、すぐに応じてくれた。時間をかけディープキスしながら、彼女の小さいオッパイをさわさわ。
ビクンっ!
久しぶりに胸を揉まれて感じているのだろう。舌を絡めながら指先で乳首を摘まむ。すると、彼女の口からアヘ声が漏れ始めてきた。
久しく忘れていた女としての喜びを思い出してきたのかもしれない。
キスを終え、本格的にオッパイ愛撫を仕掛ける。乳首をチューチュー吸っていると、フウカちゃんがこちらの頭部を抱きかかえてきた。これはもっと吸ってという彼女の意志表示だろう。
「気持ちいい? それともくすぐったいかな?」
「気持ちいいです」
「だったら、遠慮しないで声を出して」
そこからアンアンキャンキャンとアヘ声を大きくするフウカちゃん。男に命じられるのが好きなM女の素質があるのかもしれない。
そしていよいよクンニタイム。
頭髪と同じく、マン毛の毛量もハンパではなかった。
さらに、陰唇の周囲のマン毛のうち、3割くらいが白髪だったのである!!
クリトリスから上のマン毛は真っ黒だったので、なんともシュールな光景だ。
自分で見える範囲の白髪を切るなり抜くなりしているのだろう。しかし、陰唇の周囲まではそのお手入れができず、こうなっているに違いあるまい。
だが、筆者にとってマン毛の色なんてものは関係ない。そこにオマンコがあれば、全力で舐めるだけのことだ。
いつも通りソフトなクリ舐めから始め、徐々に力を込めていく。
「あふぅ、うふぅ」と野太い声で感じ始めるフウカちゃん。
すると、彼女が両足を筆者の背中でクロスしてきた。これまたもっと舐めてくれというジェスチャーに違いあるまい。
最初からそのつもりだ!
両手で彼女の乳首をコリコリしながら、クリトリス吸引舐めをスタート。
スルっ
急に彼女の足によるホールドが解かれた。そして、腰を思いっきり浮かせ、両足をピーンと伸ばしたではないか。
このままイキたくてしょうがないのだろう。すぐに察した筆者は、舌と指先の動きを更に加速させる。
「イック、イックうぅぅぅぅぅぅぅ!」
絶叫しながら果てるフウカちゃん。
こうなったらこの勢いを借りて、チンコでも彼女をイカせたい。
「もう我慢できない。ゴムを着けるから入れさせてね」
「え?」
「チンチンが破裂しそうなくらいギンギンなんだよ。ダメかな?」
「だ、ダメじゃないです」
了承してもらったので大急ぎでコンドームを装着し、正常位で合体開始。
キスしながらピストンしていると、彼女と目が合ってしまった。
「は、恥ずかしいです。そんなに見ないでください」
「見たいよ。フウカちゃんの顔を見ながらイキたいんだ」
「え?」
「感じてる顔、とってもセクシーだよ」
「や、やだ。恥ずかしい」
両手で自分の顔を隠すフウカちゃん。
「嘘じゃないよ。目を瞑ってていいから、顔をよく見せて」
「は、はい」
素直に応じるフウカちゃん。褒められるのに慣れていないのだろう。
ここで顔以外の部分も褒めることにする。
「すっごく締まっていて気持ちいいよ」
「え?」
「フウカちゃんのマンコ、キツキツでチンチンが溶けちゃいそうなくらい気持ちいいよ」
「ほ、本当ですか?」
「うん。これだけ気持ちいいと、ピストンしなくても射精しちゃいそうだよ」
「わ、私も気持ちいいです。入れてもらってるだけで、ジンジンしちゃってます」
ここでピストンを止め、ディープキス。
同時にチンピクを開始する。
「ね、俺のチンチンが中で喜んでるの分かる?」
「は、はい。ヒクヒク動いてます」
「フウカちゃんのマンコが気持ちいいから、チンチンが勝手に動いちゃってるんだ」
「そ、そうなんですか?」
「さっきも言ったでしょ。ピストンしなくても出ちゃいそうだよ」
「私も、お、同じです」
そうは言ってくれたものの、まだ挿入ではイッていないフウカちゃん。
彼女にとって久しぶりのセックスなので、愛撫だけではなく挿入でもイッてもらいたい。
ここでキスを中断し、上半身を起こす。そして、クリトリスを指先でコネコネしながらスローなピストンを再開。
すると、フウカちゃんの腰がまた浮き上がってきた。
そろそろイクという合図だろう。
ここでラストスパート。
「い、イックうぅぅ!」
「お、俺も!」
ふぅ。
彼女をイカせてから射精することに成功したのだった。
その後、帰り支度をしながら連絡先交換を提案する。彼女はLINEをしていないとのことだったので、メールアドレスを交換する。
「またシたくなったら連絡してね」と軽い感じで再会を約束する。人妻相手の場合、あまり重い感じで再会を強要するのはNGなのである。
その後、駅の改札付近まで送っていきデート終了。
白髪まみれのマンコにはビックリしたが、今回も実に気持ち良く射精できた。
やはり「褒める」という行為も愛撫なんだなぁ。そう再確認できた経験だった。
(文=所沢ショーイチ)