このコラムの連載を始めてから既に10年以上が経過している。
堅気のゲーム会社、イメクラの店長、エロ本出版社、実話誌の編集長と職を転々としてきた筆者だが、今まで10年以上も同じ仕事を続けられた試しがない。
しかし、この連載だけは別である。筆者のライフワークである出会える系サイト遊びの副産物みたいなものなので、この原稿作業は生活の一部と化しているからだ。
連載当初は考えもつかなかった美味しい余禄もいただいている。それは、女性読者とのエッチ!
既に100人以上の女性読者とセックスさせていただいているが、ただの一度として嫌な思いをしたことがない。
全ての経験が筆者の肥やしとなり、今日現在の所沢ショーイチを築いた礎となっている。
本当に有難い話である。
だが、全然足りない!!
まだまだ筆者には伸びしろが有り余っている。もっともっとレベルアップしたいので、粛々とこの連載を続け経験値獲得のチャンスを広げたいものである。
ある平日の昼下がりのこと。ガラケー時代に使用していた筆者のメールアドレス宛てに1通のメールが届いた。
このアドレスにメールが届くのは半年ぶりのことだ。果たして誰からの連絡なのか? ドキドキしながら確認する。
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K子です
お久しぶりです。ショーイチさん。
4年くらい前にお相手していただいたK子です。
あれからも毎週ショーイチさんのコラムを楽しみにしていますよ。
長い間、何の連絡もしないでごめんなさい。
実は前回ショーイチさんに愛してもらった後、主人と数年振りにエッチしたんです。
それが見事に当たって、妊娠して出産していました。
まさかふたり目を産めるとは思っていなかったので自分でもびっくりです。
きっとショーイチさんが愛してくれたおかげですね。
ようやく子育てがひと段落したのですが、以前のようなレス生活が続いています。
本当に自分勝手で恐縮なのですが、またショーイチさんに愛してほしいのです。
できるだけショーイチさんの都合のいい日時にあわせますので、お時間を作っていただけないでしょうか?
ここ数カ月ほど、毎日のようにショーイチさんとのエッチを思い出しているK子でした。
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4年ほど前に筆者にアプローチしてきた女性読者のK子ちゃんからのメールだった。
彼女との逢瀬の模様はこのコラムで紹介していないが、すぐにK子ちゃんの顔が思い出された。1980年代に新体操の選手として活躍していた山崎浩子に似た感じのK子ちゃん。小柄な体型で敏感な体質だったはず。
初回のデートの後、数回ほどメールのやり取りをしていたのだが、いつの間にか音信不通となり自然消滅していたのだ。
そんなK子ちゃんからのお誘いである。筆者に「断る」という選択肢があるはずもない。速攻で返信することにした。
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こんにちは、K子ちゃん。
本当に久しぶりだね。元気そうで本当に良かったです!
ふたり目の出産もおめでとう。自分のことのように嬉しいですよ。
もちろん、2回目となるデートも大歓迎です!
こちらはいつでも時間の都合をつけるので、K子ちゃんのほうに合わせますよ。
遠慮せずに日時を決めてください。
またふたりでトロトロになっちゃうようなエッチがしたいですね。
連絡、楽しみに待ってます!
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セックスレスに悩む人妻の女性読者が筆者とセックスした後、旦那さんとの間に子供ができるというケースだ。この10年で、K子ちゃんのようなパターンは3人目となる。
セックスレスだったはずなのに、筆者とのエッチで何かのスイッチが入ったのだろう。
ということは、日本の少子化問題に多少なりとも貢献しているのではないか?
うん、そうとしか考えられない! この52年間歩んできた道は決して間違っていなかったのだ!!
こうして4年振りにK子ちゃんと再会することになったのである。
デート当日。前回と同じ新宿アルタ前で待っていると、時間通りにK子ちゃんがやって来た。
見た目は4年前とほぼ同じだった。童顔で小柄な体型なので、10歳くらいは若く見える感じだ。
「久しぶりだね、K子ちゃん」
「は、はい。本当にご無沙汰しちゃってすいません」
「謝ることなんてないよ。わざわざ連絡をくれてありがとうね。めちゃめちゃ嬉しかったよ」
「わ、私こそOKしてもらえて嬉しかったです。ずっと連絡してなかったからお返事もらえると思ってませんでした」
「俺がそんな事くらいでヘソを曲げるわけないでしょ? 純粋に嬉しいという感情しか湧かなかったよ」
「あ、ありがとうございます」
「それにしても本当に変わらないね。4年前と同じで本当に可愛らしいね」
「そ、そんなことないです。もう41歳になっちゃいましたから」
「年齢なんて関係ないよ。41歳だなんて俺からみれば小娘みたいなものだしね」
「こ、小娘ですか?」
「うん。10コ以上も年が離れてるから、ロリコンみたいなものだよ」
「そ、それは大げさですよ」
「ま、立ち話もなんだから、歩きながら話そうか?」
「はい!」
ホテル街に向かいながら彼女の近況を探ってみることにした。出産後は再びセックスレスに戻ってしまい、3年以上エッチしていないらしい。そして、今日は実家に子供を預けてきたので、夕方まで一緒にいられるとのことだった。
前回利用したのと同じホテルに到着。チェックインを終え、室内でふたりっきりになったところで下ネタに切り替える。
「俺とのエッチを毎日のように思い出してたんでしょ?」
「は、恥ずかしいけど、そうです」
「具体的にどんなシーンを思い出してたのかな?」
「え、えっと、全部です」
「全部? セックスの一部始終ってこと?」
「はい」
「よく覚えていたね」
「だって、あんなに気持ちいいエッチは生まれて初めてでしたから…。忘れられるわけがないですよ」
「ありがとう。たとえお世辞でもそう言ってもらえて光栄だよ」
「お世辞なんかじゃないです! 本当はもっと早くお会いしたかったです」
「それじゃあ今日は夕方までゆっくり愛し合おうね」
「で、でも、ちょっと不安なんです」
「ん? 何が?」
「も、もしかしたら緩くなってるかも…」
緩くなってるとは、マンコの締まりのことだろう。もしかしたら自然分娩ではなく帝王切開だったのかもしれない。だが詳細を聞くという愚かな真似はしない。
「大丈夫だって。俺が早漏なのは知ってるでしょ。超敏感なチンチンなんだから心配しないで」
「は、はい。ありがとうございます」
その後、別々にシャワーを浴びてベッドインの準備が整った。
「それじゃあ俺のほうから愛させてもらうね」
「は、はい」
「なにかリクエストがあったら遠慮なく言ってね」
「わ、分かりました」
キス、オッパイ愛撫と進める。記憶に残っていた通り、敏感な反応を見せてくれるK子ちゃん。ご奉仕のしがいがあるというものだ。
スレンダー体型で胸のサイズは小さ目だが、肌がスベスベなので攻めていて実に楽しい。時間の制約さえなければ、一晩中でも愛撫を続けられたことだろう。
そしてクンニタイム。彼女にとって久しぶりのエッチなので超ソフトな感じでスタート。
すぐに彼女の腰が浮いてきた。これはもっと強く吸ったり舐めてほしいという意志表示だろう。
そこからギアを切り替え、クンニの速度を加速する。
さらに、両手を伸ばし彼女の乳首をコリコリ。
しかし、アンアン感じてくれるものの、なかなか頂点には達してくれない。そろそろクンニと手マンの同時攻撃に切り替えるべきか?
そう思案していると、「な、中もイジってください」とK子ちゃんが手マンのリクエストをしてきた。
クックック、なんて素直でいいコなんだ!
こちらの指示通り、して欲しいことをリクエストしてきた彼女がますます愛おしく見える。
すぐに手マンクンニに切り替える。
慎重に中指を挿入し、Gスポットを特定。そこに中指の腹を押し当て、ブブブブとマンコ内部で振動させる。同時にクリトリスを吸引しながら舐め進める。
「い、イキますっ!」
短く叫んでからイッてくれたK子ちゃん。
ここからが本番だ。余韻を味わってもらうため、指と舌の動きを弱める。そして数分後、またそれぞれの動きを加速する。
「あ、ひっ、ッふ、ま、またイキそうっ!」
これを数回ほど繰り返し、K子ちゃんを何度も昇天させることに成功。
愚息はすでにMAX勃起状態。下手にフェラされたら口内で暴発してしまいそうだった。
「もう我慢できない。コンドームを着けて入れるね」
そう声をかけ、さくっとゴムを装着。そしてベッドの上で大の字になっているK子ちゃんに覆いかぶさり正常位でインサート。
ほっ
まずは一安心。マンコの締まりは可もなく不可もなしといった感じだった。これならこちらが本気を出せば“秒”で射精することもできそうだ。
根元まで挿入した後、血流を操作。ピストンせずにチンコだけをピクピクと動かしてみる。
「ね、中でチンチンが動いてるの分かるかな?」
「は、はい。アソコの中でショーイチさんのが動いてます」
「このままピストンしなくてもイっちゃうくらい気持ちいいよ」
「ほ、本当ですか?」
「うん! 俺はエッチの最中に嘘は言わないよ。このままずっと入れていたいくらい気持ちいいんだよ」
「う、嬉しい」
そのままチンピクを続けながらディープキスをする。
グパっ、ぬっぱ!
ディープキスの最中、マンコ内部が突然収縮してきた。ピストンが待ちきれず、勝手にマンコ内部が動いたのだろう。
「だ、駄目だよ」
「え?」
「いま、マンコ動かしたでしょ? そんな事されたら本当に出ちゃうよ」
「ええっ? う、動かしてないです」
「動いてるって! ムニュ、ムギュってチンコを締め付けてるよ」
「わ、わかんないです。う、動かしてるつもりはないです」
「じゃあ、マンコが求めてるんだね。それじゃあゆっくりピストンするけど、もし痛くなったら教えてね」
「は、はい」
K子ちゃんの両足を抱え、軽く左右に開く。少しでもマンコの締め付けを緩めるためだ。
そして腰を落とし、チンコの挿入角度を調整。カリの部分でGスポットをこそげ取るイメージでピストンを行う。
人生、らっくありゃ苦ぅもあるさぁぁぁ♪
脳内で水戸黄門のOPテーマを実際の曲よりかなりスローなテンポで再生。そのリズムに合わせゆっくりと腰を振る。
「す、すごい! ショーイチさんの、やっぱり固くて大きいです!!」
チンコを褒めてくるK子ちゃん。旦那のチンポがよほど小さいのか? それとも角度調整によって誤解しているのか?
どちらにせよ、彼女が満足そうなのでこちらのテンションも急上昇。
奥歯をギリギリと噛みしめながら水戸黄門のOPテーマを5回ほど再生することに成功。
アカン! もう限界だ。
もっと色々な体位を試したかったが、射精の誘惑に抗えなくなってしまった。
「ごめん、K子ちゃん」
「え?」
「このマンコ、良すぎるから我慢できないよ」
「は、はい。き、来てください!!」
了承してもらえたので、ピストンを加速する。
ふぅ。
大量のザーメンをドクドクとゴム内に発射。
射精しながらさらにピストンを加速する。チンコが萎むまでの猶予は数分ほど。その間にK子ちゃんをイカすのが狙いだ。
両膝でバランスを取り、右手でクリトリスをコネコネ、左手で乳首をコリコリ、亀頭でGスポットをグリグリ。射精後に行う3か所同時攻撃を繰り出す。
「あ、あ、またイキますっ!」
無事に挿入でもK子ちゃんをイカすことに成功した。
しばし余韻を味わってからコンドームを引き抜く。そしてコンドームを股間にブラ下げたままお掃除クンニを開始。
筆者のコラムを愛読しているK子ちゃんなので、お掃除クンニを嫌がらない。ここで抵抗しても無駄だと理解しているのだろう。
オマンコを舌で綺麗した後、コンドームを処理。彼女に腕枕しながら呼吸を整える。
そして数分後。K子ちゃんがモジモジしながら伝えてきた。
「あ、あのぉ。ひとつお願いしてもいいですか?」
「もちろんだよ。なんでも言ってみて」
「前回も今日もショーイチさんのオチンチン舐めてないんです。だから、舐めてもいいですか?」
「え? 今すぐ?」
「だ、駄目ですか?」
「駄目じゃないよ。でも、コンドームのゴム臭いかもしれないよ」
「そんなの気にしないです。私もショーイチさんにご奉仕してみたいんです!」
「わ、分かったよ。それじゃあK子ちゃんの好きなようにしていいよ」
ギンっ!
この会話の途中から既にフル勃起していた我が愚息。
「え? 舐める前からもう大きいですよ」
勃起チンコを目の当たりにして驚くK子ちゃん。
「うん。だって、フェラしてくれるっていうから待ちきれなくて勃起しちゃったんだ」
「う、嬉しい。こんなに大きくなってくれるなんて…」
こうしてK子ちゃんのフェラが始まった。ベッドの上で仰向けとなり、彼女の舌技を堪能する。
5分ほど舐めてもらったところで、こちらもお返ししたくなった。
でも、K子ちゃんは無我夢中といった感じでチンコを頬張っていた。そんな彼女の熱意を拒むわけにはいかない。
そこから更に5分ほど経過。飽きずにK子ちゃんはペロペロシャブシャブとチンコを愛してくれる。
そろそろ頃合いだろう。
「ね、俺もK子ちゃんの美味しいマンコがほしいよ」
「え?」
「俺がこのまま下になるからシックスナインでペロペロしあおうよ」
「は、はい!」
何の躊躇もなくシックスナインの体勢をとるK子ちゃん。もしかしたらこうなることを待ち望んでいたのかも。
そこから10分以上は舐めあっていただろうか。不意にK子ちゃんがチンコから口を離して告げてきた。
「ま、また入れてくれますか?」
2回戦目のおねだりだ。
「もちろんそのつもりだよ。でも、この美味しいマンコもっと舐めたいよ」
「も、もう無理です! 我慢できないです」
こうまで言われたら応じるしかない。すぐにベッドを下り、コンドームを装着。
「今度はどんな体位でシたいかな?」
「き、キスしながらしてほしいので、さっきと同じでお願いします」
リクエスト通り正常位で合体開始。
互いの唾液を交換しあうようなディープキスを続けながらピストンを開始。
「はぁぁ、本当に気持ちいいよ」
「ほ、本当ですか?」
「うん。このまま明日の朝までつながってたいよ」
「わ、私もです!」
下から筆者を抱きしめてくるK子ちゃん。密着度が増し、ますます気持ち良くなってしまう。
そして10分ほど経過した辺りで限界を迎えてしまった。
「そろそろ、我慢の限界だよ。イクね」
「はい!」
ふぅ。
射精した直後からピストンを加速する。そして数分後、無事にK子ちゃんも頂点に達してくれた。
こうして濃厚すぎる2回戦が終了。
帰り支度しながら聞いてみることにした。
「大丈夫かな? 心配だよ」
「え? 何がですか?」
「ちょっとクリちゃんを舐め過ぎたかもって反省してるんだ。痛くなったりしてないかな?」
「全然大丈夫です。ただ、まだショーイチさんのチンチンが入ってるみたいな感覚が残ってます」
「え? それじゃあ歩くのが辛くない?」
「辛くないですよ。このままの感覚がずっと残っててほしいくらいです」
「それは、良かった。またシたくなったらいつでも連絡してね」
「え? いいんですか?」
「当たり前でしょ。平日でも土日でも構わないし、早朝でも深夜でも大丈夫だよ」
「あ、ありがとうございます」
「あ! そうだ。K子ちゃんはLINEしてるかな?」
「はい」
「前回の俺はガラケーユーザーだったけど、今はスマホなんだ」
「そういえばそうでしたね」
「だから、もし良かったらLINEの交換をしようか?」
「嬉しい! 私も交換したかったんです」
「これからはLINEで気軽に連絡してね」
「はい!」
その後、駅まで彼女を送っていき無事にデート終了となった。
まだ子供が小さいのでしょっちゅう会うわけにはいかないだろうけど、これからの逢瀬が実に楽しみだ。
しかし、心配な面もある。
また彼女の中の何かのスイッチが入ってしまい、旦那さんとの間に子供ができてしまうのでは? そうなると次回のデートはまた4年後くらいになってしまうかもしれない。
まぁ、それはソレでありだろう。4年に一度の逢瀬だなんてオリンピックみたいなイベントで楽しいではないか!
(文=所沢ショーイチ)