【エロ体験談】グラドル体型の医大生と絶頂セックス

「優しいんですね。大人の関係はできないんですが、たけしさんとお話してみたくなりました。一度お食事でお会いできませんか。それと、申し訳ないんですが、お金がないんで、移動の交通費を少し出してもらえたらありがたいです」


 食事だけで会うのは面倒だなあとは思ったし、私の出会い系で遊ぶポリシーにも合わないのだが、やりとりをしていてイクミのことがなんだか気になっていた。その頃ちょうど時間に余裕があったのと、せっかくの女子大生からのお誘いだったので、どんな子なのか会ってみたくなった。

 なのでメールアドレスを交換して、お互いに土地勘のある渋谷の百貨店の入り口あたりで待ち合わせることにした。

 風が強く寒い夜だった。人でごった返すスクランブル交差点を渡り、飾り付けが終わったばかりのクリスマスの電飾でキラキラと輝く渋谷の街を通って、待ち合わせの百貨店にやってきた。入り口の近くには大きなモミの木のクリスマスツリーが飾られていて、行き交う女性たちも華やかに着飾っていて、私自身もなんだか楽しい気分になっていた。

 風を避けながら、入り口近くでイクミを待つ。時間ぴったりになって、一人の女性がゆっくりと近づいてきて声をかけてきた。


「たけしさんですか?」


 マスクで顔半分を隠し、大きな黒縁のメガネをかけていて表情がよくわからないが、身長は高く、ヒールのある靴を履いているからか私と並んでもほとんど変わらない背の高さだった。背中までストレートの黒髪を伸ばし、肌寒い日だったからかもっさりとした上着を着ていて体型はよく分からなかった。

 顔を隠すように赤いマフラーを巻いていて、知り合いに見られてもいいように正体を隠そうと変装している感じだった。渋谷の街を歩く華やいだ他の女性たちと比べると、パッと見にはかなり怪しげだった。


「イクミさん?」


 女性は警戒するように、小さく頷いた。明らかに私のことを警戒していて、目の奥が笑っていない。

 これは失敗したかなあと思ったが、食事だけという約束だしまあいいかと考えることにした。


「どういう食事がいいか、希望はありますか?」

「なんでも大丈夫です」


 これではどんな食事が好きなのか分からないので、軽く食べたり飲んだりできる、洒落たビストロのようなお店に連れてゆくことにした。

 店に向かう時も真横には並ばず、いつでも逃げられるように半歩後ろをついてくるような感じだった。なんとか盛り上げようと質問をするが、「はい」とか「そう」とか小さく答えるだけで、あまり話が弾まないなあと感じていた。なんだか困ったなあと思ったが、いまさら帰るというわけにもいかないし、少し食事をしたら適当なところで切り上げようかと考え始めていた。

 お店に入って席に案内されると、イクミは上着を脱いで椅子の背にかけ、マスクとメガネを外して座った。

 目の前のイクミの姿に私は驚いた。

 着ている服は今どきのおしゃれな女子大生と比べると野暮ったくて化粧っ気もなかったが、素顔は最近テレビや雑誌でよく見かける健康的なグラビアアイドルを地味にした感じで、目鼻立ちがはっきりしたとても可愛いらしい顔立ちだった。ちょっと田舎の素朴な女の子という感じだったが、少し化粧やおしゃれをして垢抜けたら、すごく可愛いくなってモテるだろうなと思えた。

 だが、イクミ自身は自分が魅力的だということをあまり理解していないのかもしれない。


「緊張しているの?」

「はい。こういうの初めてなので」

「今まで会ったことないの?」

「前に一度だけ待ち合わせたんですが、メールのやり取りはしてたのに当日の時間になっても相手の人が来なくて、そのまま音信不通になりました」

「その時もご飯だけで会おうとしてたんだ」

「はい」


 今日と同じような格好で待ち合わせたそうだ。きっと相手の男は近くまで来たのだろうが、彼女の見るからに怪しげな雰囲気を見て、声をかけなかったのだろう。


「だから、会ったのは今日が初めてなんです」


 それでこんなにガチガチに緊張しているというわけだ。

 きっと勇気を振り絞って、私に声をかけてきたのだと思うと、なんだか可哀想になってきた。


「大丈夫だよ、そんなに心配しないで」

「でも、なんだかこういうのっていけないことをしてるみたいで」


 それを聞いて、私は困ってしまった。私はもちろん会った女性とはセックスしたいと思っているし、そのために待ち合わせをしたり、食事に連れて行ったりしている。だが、これまで一度も無理矢理、女性をホテルには連れ込んだことはなかったし、約束したことはきちんと守ってきた。それで業者とかに騙されることもあったが、その際は毅然として文句を言い断固はねつけてきた。それが出会い系で遊んでいる以上、最低限のマナーだと思っていたのだ。

 だが目の前に座った娘ほども年齢の違うイクミは、見るからに怯えたような表情をしていて、私がとても悪いことをしているような気分になってしまったのだ。


「大人の関係は考えてないんでしょ?」

「ごめんなさい。やっぱりお食事だけがいいです」

「大丈夫だよ、心配しなくて。無理矢理ホテルに連れ込んだりしないから。今日は食事をしたら、ちゃんと交通費を渡して帰すから、安心していいよ。普段あんまり食べてないんでしょ。遠慮せずに好きなもの注文してね」


 そう言うと、イクミはちょっと驚いたような表情で私を見た。食事の後に、ホテルに行こうと誘われるのに違いないと、不安で仕方がなかったのだろう。

 あまりこうした店に来ることがないのか、メニューを選ぶのに困っているイクミに代わって、いくつか食事と飲み物を注文してあげた。

 料理が出てきて、お酒を飲み始め、私が冗談を言って緊張をほぐしたりしているうちに、イクミの表情はだんだんほぐれてきた。

 年齢を聞くと二十歳になったばかりだと言う。酔わせるつもりはなかったのだが、二十歳の女の子にしては意外にお酒好きで、メニューにあるカクテルを珍しそうに注文し、美味しそうに飲んでいた。

 本当に食事だけで帰すつもりだったので、変に口説いたりせず話を聞いてくれる私を危険ではないと感じたのか、会ったばかりなのにイクミは徐々に自分のことを話し始める。本来はおしゃべり好きな普通の女の子だった。

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