夕暮れの円山町に向かい、途中のコンビニで飲み物を買って、ホテルに入った。
まだ21歳なのに、ホテルに入る時もカレンは堂々としていて、全く緊張した様子もなかった。もしかしたら慣れているのかもしれない。
部屋に入ると、カレンは上着を脱いでニットのワンピースになると、フウと一息吐いてソファに座った。
私はペットボトルをカレンの前に置いて、横に座る。
「今日はお時間つくってくれて、ありがとう」
「こちらこそ、また会えて嬉しいよ」
「なんだかごめんなさい。ずっと返信しなくって」
「気にしなくていいよ。もう嫌われちゃったのかと思ったけどね」
カレンは困ったような表情を浮かべた。
「そんなんじゃないの。あの頃、仕事でいろいろあって、出会い系で会うのはもうやめようかなあって思ってたの」
「そうなんだ。仕事はうまくいってるの?」
「うーん、そうでもないかな。芸能事務所に所属してるって言ったでしょ」
「うん、歌のレッスンをして、もうちょっとで歌手デビューできるって言ってたよね」
「ホントはね、あの頃、事務所からアダルトビデオに出ないかって勧められてたの」
「そうなんだ。でも、断ったの?」
「さすがにアダルトビデオに出るのは決心が付かなくって。親にバレちゃったら困るし」
「友達にも相談したの?」
「うん。でも、あたしの友達はもっと気軽に出てみたらって言うの。セックスなんて減るもんじゃないって」
「そうなんだ。それって彼氏とか男がそう言ってるの?」
「えー、彼氏なんていないよ。女友達」
「女の子でもそんなふうに考えるんだ」
「みんな、エッチの話は普通にするんだけど、こういうこと相談してもあまり役に立たなくって」
「カレンちゃんはどうしたいの?」
「うーん。事務所の人は、すごく売れる女優になるのは保証するから、AVメーカーの面接を受けてみないかっていうんだけど」
一度セックスをしただけだが、カレンくらいのスタイル抜群の美人なら、きっと人気が出るのは間違いないと思った。
「カレンちゃんはAVに出てセックスするのは大丈夫なの」
「うーん。エッチをするのは好きだけど、他人に見られながら興奮できるかどうかわかんない」
「じゃあ、二人きりでAVみたいにエッチしてみる?」
「えー、まだ相談したいことあるのにぃ」
私はカレンの顎に指を当ててこちらを向かせ、キスをした。
そして、ぴったりと身体の曲線が浮き出たワンピースの上から、カレンの胸に手を置く。ブラの形が綺麗なふくらみとなって手に収まった。そのまま服の上から乳首を探すように触りながら、舌をカレンの首筋に這わせる。
カレンはビクンと身体を震わせ、「あん」と吐息をはいた。
背中のファスナーをおろすと、ワンピースの下から素肌がのぞかれる。首筋から肩に舌を這わせながら、ワンピースの袖を腕から抜き、両腕を脱がせると、黒いレースのブラジャーが胸を隠していた。そのままワンピースをおろしていくと、カレンが腰を少し上げてくれたので、そのままワンピースを脱がせる。薄いストッキングの先に小さな黒いパンティが見えた。
右手をブラジャーの中に差し込み乳首に触れると、カレンが目を閉じてピクンと震えた。
私は少し汗ばんだ小ぶりの乳房をつかんだ。硬く引き締まった乳房に小さな乳首が突き出ていて、その先端を指でなぞると、カレンがまたビクンと震えた。
「気持ちいいの?」
「うん、オッパイ感じちゃう」
背中に手を回して、ブラのホックを外す。黒いレースのブラを外すと、Bカップほどの乳房があらわになった。
両手を乳房に置きながら、カレンの口にキスをする。唇に舌を差し込むとカレンは口を開いき、舌を伸ばして絡めてきた。温かい粘膜同士が2匹のヘビのようにネチャネチャと絡み合う。
手のひらで乳首をそっと撫でると、カレンは私の股間に手を伸ばし、ズボンの上から撫でさすり始めた。
キスをしたままストッキングを脱がしていく。破かないようにそっと脱がしていくと、白い太ももがあらわになった。
キスをして舌を絡めたまま、カレンは片手で私の股間をさすりながら、もう一方の手でシャツのボタンを外し始めた。シャツのボタンをひとつひとつはずし、ズボンからベルトを外す。私はカレンのやりやすいように腰を浮かせた。
シャツとズボンを脱がされ、パンツ一枚になった。カレンもパンティだけにして、キスをしながら立ち上がり、ベッドへと連れて行く。
カレンをベッドに寝かせると、私はその上にまたがった。
カレンは両手を私の股間に伸ばし、右手をパンツの中に差し入れて、硬くなった肉棒を掴んでしごき始める。そして、カレンは私のパンツを脱がし、両手で肉棒を掴んだ。
シャワーを浴びていなかったが、そのまま肉棒をカレンの顔に持っていく。
すると、カレンは舌を伸ばして亀頭を舐め始めた。ひとしきり舐めてきれいにすると、今度は大きく口を開いてパクっと咥えた。