――ちなみにオナニーに目覚めたのは?
松岡:はっきりと覚えてないんですけど、12歳くらいからしていました。
――最初は指ですか?
松岡:そうですね。
――オナニーを始めたきっかけは何ですか?
松岡:父がマンガ誌をよく読んでいて、その中に出てくるちょっとしたエッチなシーンを目にしたのがきっかけかな。そういうシーンで「アソコを触ると気持ちよくなれる」っていうことを知って…。
――なるほど。厳しかった父の趣味であるマンガが松岡さんの性の扉を開いたわけですね。では、オモチャでのオナニーは?
松岡:けっこう好きですね。大学に入ったころに初めて使って以来はまっています。最近まで中よりも外が感じるタイプだったので、デンマとローターが多かったです。でも最近「中も気持ちいい」と思うようになり、新しいオモチャを探しに行きました。まだ、見つかっていないんですけど(笑)。Twitterでも「新しいお友達を探しに来ました」って呟きました。
――ひとりでアダルトショップに行ったんですか?
松岡:そうです。そこでTwitterでフォロワーさんに相談しながらアイテムを探していました。
――女性がひとりで行くのは勇気がいると思いますが。
松岡:私、どこでもひとりで行っちゃうんです(笑)。
――アダルトショップに松岡さんがいたらざわつきそうです。
松岡:男性のお客さんはイヤですかね?
――イヤというよりも興奮しますよ。その光景だけでAVができそうです(笑)。
松岡:ネットで買ったこともあるんですけど、ネットだと素材感や大きさがいまいち分からないじゃないですか。だから、最近は直接買いに行くようにしています。
――オモチャへの情熱を感じます。ほかの趣味にも没頭するタイプ?
松岡:プラモデルを作るのが好きですね。
――デビュー作のインタビューでは乗り物が好きと言ってましたね。
松岡:飛行機とか戦闘機とか好きなんです。秋葉原に専門の模型屋さんがあるんですけど、ひとりでめちゃくちゃ行きます。
――飛行機とか戦闘機というと男性的なイメージもありますが、元々男性っぽいところはあったのでしょうか。
松岡:弟がいて従弟もほんとんど男の子だったので、基本的には男の子に囲まれて育ったんです。昔から「トミカ」や「プラレール」や「ミニ四駆」とか、そういったオモチャで遊びことが多かった。
そういう環境もあって、就職活動でも「絶対に鉄がいい」って決めて鉄鋼メーカーや鉄鋼商社を回りました。部品やパーツやボタンがいっぱい付いたメカニックな機械がすごく好きだし、工場の夜景とかも好きだったので。
――プログラミングや語学も堪能だとか?
松岡:どちらかと言えば資格を取るのが好きで、英検、漢字検定、TOEIC、TOEFL、色彩検定、秘書検定などを持っています。その一環でプログラミングや語学は学びました。
――Twitterの自己紹介欄にも様々な言語で書かれていますよね。
松岡:「よろしくお願いします」をタイ語、中国語、韓国語、フランス語で書いています。お陰で中国の方がリプ(返信)をくれたり、韓国、タイ、台湾のフォロワーさんですごく多いです。中国語はできないんですけど、勉強したいと思っていたので、これを機に勉強しようと思っています。
――才女ですね!
松岡:好奇心が旺盛なんですかね。こつこつ勉強することが好きで、AVも一緒かなと思います。
――性への探求にもそういう努力は繋がりそうですね。性癖は何かありますか?
松岡:私は精神的にMなので、相手が喜んでくれることが好きなんです。例えば、Mな男の人に対して「私を縛って」とは全く思わないんですけど、Sの人だったら「好きにしてください」って思うんです。それが嬉しいんです。逆にMの人が責めて欲しい、噛んで欲しい、お尻を叩いて欲しいとか要求したら、責めるのは大好きなんです。
――それはMの人に対して責めている感覚じゃなくて、松岡さんが奉仕している感覚なんですか?
松岡:多分、そうです。「どうしたら嬉しいんだろう?」って思いながら責めるのが好きなんです。
――そこは結局Mなんですね。
松岡:そうなんだと思います。
――究極のMってそういう人ですよね。
松岡:日によってMの人を目の前にしたら責めたいと思う気持ちも沸くんです。でも、それって私が本当のMなのかどうかわからないですよね。だから、フォロワーさんに相談してみたんです。そうしたらひとりのフォロワーさんに「すずちゃんは精神がMなんじゃないの」って言われてMという結論に至りました(笑)。
――精神的な資質はMみたいですが、肉体的に気持ちいいパーツはどこですか?
松岡:乳首も下も気持ちいいです。下のほうは外が好きで、舐められるのが気持ちいいですね。でも、最近は中の気持ちよさに拍車がかかり、すごく気持ちいいと思えるようになりました。
――それは撮影で開発されたんですか?
松岡:そうかもしれないです。それか、何かが解放されたのかな。分からないですけど…。
――初めての撮影はどうでしたか?
松岡:監督さんが「自由にやっていいよ」っていうタイプの方だったんです。「気持ちよくなって欲しいし、出てよかったって思えるなら、他のことは気にしなくていいよ」って言ってくれたので、とてもリラックスできました。おかげさまで初のカラミでは好きにさせてもらいました。それを「すごくよかった」って言ってもらえたので嬉しかったですね。