昨年4月発売号で長い歴史に幕を閉じた風俗情報誌『俺の旅』の編集長で、読者から「イコマ師匠」の愛称で親しまれた生駒明氏。雑誌はいったん立ち止まったが、日本屈指の風俗通である氏は今もどこかのフーゾク街をぶらりと歩く。師匠の旅はまだまだ終わらない!
【俺のフーゾク放浪記 第62弾・三重編】
津の和風ソープへ!
夏です。毎日汗だくの日々が続きます。こんなときはフーゾク遊ぶで気分をスッキリさせるのに限ります。今回は、三重・津のソープの魅力をご紹介します。
10時08分、近鉄列車が津新町駅に到着。津の中央街はJR津駅の近くではなく、一駅進んだ津新町の近辺となる。駅を出ると、まずは観光名所巡りへ。市役所近くにあるお城公園に足を運び、津城跡を見物する。織田信長の弟が作った城だそうで、洒落た日本庭園まである。
次は大門商店街へ。典型的な最近の地方で見られる閑散としたシャッター商店街で、のどかなことこの上ない。時間が止まっているようだ。この大門商店街の周辺が歓楽街であり、ソープやピンサロが点在している。
街の写真を撮り終えると、少し歩いてNHK放送局の隣にある老舗食堂『新玉亭』へ。明治23年創業、地元では有名な店で、名物のうな重(3千円)を頂く。ウナギをまるごと一匹使っているので、メニューの中で一番お得なのだとか。味はさすがにうまい。そしてウナギの量が多く、食べ応えがある。ご飯に2~3枚乗せただけのうな丼とは格が違うのだ。
お腹をがっつりと満たしてから、いよいよソープへ。津唯一のソープの店名は『徳川』。入口に葵の紋所が飾られている純和風店である。三重県には四日市に2軒ソープがあるほかはここだけ。まさに隠れた穴場中の穴場だ。入店すると、長い廊下を進み、受付へ。
白い長袖シャツに黒いズボンの茶髪のボーイに最短の40分コースをお願いする。総額1万8000円をその場で渡し、待合室へ。今回はあえて指名をせず、フリーで入ってみた。
10分もしないうちにご案内の声がかかる。「フリーで入られたお客様、準備ができました。こちらへ」。さぁて、今回はどんなコが現れるのだろう。ドキドキしてたまらない。
期待を胸に案内されるまま廊下の前へ。カーテンが開くと、目の前に黒いドレスに身を包んだ若くて可愛いアイドルのような黒髪の美女が正座して迎えてくれた。
「Sです。2階のお部屋になります」
やった。可愛い、そして細い。当たった。予想以上の可愛いコちゃんだ。よし。
「21歳。大学生よ。大阪から働きに来てる。寮に泊まってる」
AKB48の大島優子似の笑顔がキュートでたまらない。
「趣味? アイドルのおっかけ。乃木坂46が好き。このあいだ東京まで応援に行ったよ。帰りにスカイツリーに上った」
「将来の夢? 専業主婦になりたい。ずっと家の中にいたいの(笑)」
可愛い。バランスの取れたスタイルに白い綺麗な素肌。可愛いらしい大阪の素人娘といった感じだ。潜り椅子に座り、身体を洗ってもらってから、お風呂へ。混浴しながら潜望鏡を楽しむ。こりゃ気持ちいい。極楽である。
湯上がりにベッドへ。添い寝からソフトなキス、乳首舐め、そして尺八と丹念にリップで愛撫されてすっかり興奮してしまう。
攻守交代し、覆い被さるようにキスをしてから、乳首を舐めてクンニへ。クリトリスを舌先で優しく転がすと、「気持ちいい。すごい」と、小声でアエギ乱れる。アソコはもうびしょ濡れだ。ゴムを着けてから正座位で挿入する。
密着しながら激しく腰を降り、次第に快感が高まっていく。ヌルっとした感触がたまらないのだ。
「もうダメ。イキそう」
「ラストはバックで」
体位をバックに変えて、後ろから突きまくる。枕の上とベッド横の鏡にプレイの様子が映る。まるでエロ本のグラビアのようだ。「あっ、あああ!もう限界」と大放出し、グッタリと横になる。
あぁ、最高だった。こんなところでこんな可愛いコと遊べるとは。
「前はキャバクラでバイトしたことがある。けど私には合わなくて。上手くおしゃべりできないの。こっちのが気楽でいい。でも地元じゃやりづらいから、離れて働いてるの」
「ここの商店街、めっちゃ過疎ってる。ヤバいでしょ。この辺、人、全然いない」
話し好きな可愛いらしい天然娘だ。ベッドに座り、裸のまま、お互いの体を撫でながらする会話ほど楽しいものはない。夢中でプレイ直後のコミュニケーションをエンジョイする。
時間通りに店を出ると、大通りからバスに乗り、JR津駅へ。近くの喫茶『ねむのき』でアイスコーヒーを飲み、一息つく。津の穴場ソープは隠れた快楽の城。入ってみなければ分からない、ビックリするほど可愛いコと瞬間恋愛を体験できる極秘の竜宮城であった。
(取材・文=生駒明)
※今記事は新型コロナウイルスの感染拡大が問題視される前に取材したものです。また、記事内の名称や金額などは取材時のものです。すでに変更の場合もあります。ご了承ください。