梅雨まだ明けきらぬ生ぬるい雨の降る2020年7月25、26日の2日間、うしじまいい肉プロデュースのファッションブランド「ぷれでたーらっと」の展示会が開催された。
玉パンツや超超ローライズパンツなど、女性にとっては着心地良くてエロかわいい、男性の目には扇情的なエキセントリックな下着を次々とリリースするブランドだけに期待が昂まる。
今回の展示会は「ぷれでたーらっと」だけでなく、日頃から主催のうしじま氏が気になっていた作家13名を招いたコラボ展示会。雨にも関わらず、開場前から40人ほどの客が行列を作った。
入場に際しては、体温計測とマスク着用、手指のアルコール消毒とスマホ用新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のインストールを確認しての入場となった。
出展作品の多くは女性向けのアクセサリー小物だけに、来場者の9割は女性で個性的なファッションの女性も少なくない。
中でも人気だったのが、ビルの外階段まで行列ができた「中央町戦術工芸」のブース。作品の特徴は、アクリル製小物にマットブラックの塗装とステンシルを施した装甲風アクセサリーだ。
長い時間並んで買い物をした男性は、写真は恥ずかしいのでごめんなさいと言いつつ、「欲しかったものが買えました」と嬉しそうな表情。また、会場出口にいた女性に何を購入したかたずねると、「コレです。ずっと欲しかったチョーカーが買えました。並んだ甲斐がありました」
と、やはり同工房の作品を見せてくれた。男性だけでなく、女性ファンも非常に多いようだ。
また、うしじま氏に今回のぷれでたーらっと一押しの作品を聞くと、
「これですよ、コレコレ!」
と手に取ったのが、ぬいぐるみ工房「SUNGLOW」とのコラボ作品で、ぷれでたーらっとのイメージキャラクターにもなっている一角獣のぬいぐるみ「イッカクカワウソ」だった。一体一体手作りの作品で、それぞれに少しずつ表情が異なる。
その「ぬいぐろみ」を買った女性は、「これを作ってる作家さんの作品が好きで、今回ここで発売するというツイートを見て来ました。目当てのものが手に入ってよかったです」と、嬉しそう。
また、今回の展示会の目玉のひとつでもあったのが、フリーグラビアモデルでぷれでたーらっと公式モデルの美東澪ちゃん(Twitter@mitoumio)。
ぷれでたーらっとの「メイド水着上下セット」とパラソルネットの「メイドワンピース」着用で売り子をして会場を沸かせた。
ぷれでたーらっとは同様の展示会に出展したことはあるが、主宰は今回が初めて。うしじま氏は今後も定期的に開催したいと意気込んだ。次はどんな作家、どんな作品が集まるか!?
(取材・文・写真=松本雷太)