澁谷果歩【処女膜再生プロジェクト／day‐9】マン自粛10カ月目突入！　コロナがもたらしたもの

カルチャー 2020年07月27日

澁谷果歩、必殺技を習得す

　コロナによる自粛期間は、本当に会いたい人とそうでない人が分かってしまう。ウイルス自体には恨みしかありませんが、もたらしてくれた効果には感謝します。こんな時でも「会えないけど、会えるようになったら、会いたいな」と思い出す相手は、それが友情にしろ愛情にしろ大切にしたいものです。

　でも「気になる人に仕事が落ち着いたら連絡しよう」と考えていたら在宅ワークだらけのせいか全然終わらなくて、結局何も進展してないんですよね…。ちょっとまだ私には恋愛自体が早いようです。今後もお仕事優先で頑張ります。

　ただ、今後「良い出会いがあるかもしれない」と前向きに思えるのは、自分の求めるライフスタイルを理解し、それを保つため素直になれてきたから。以前はネタ探しも含めて色々な会食に声がかかれば行っていたのですが、正直おうちにいたいし、色々と作業をしながら新作アニメを見たいし、お酒は一滴も飲みたくない。いま私は、「この世で一番嫌いなものが飲み会なんです」と公言しています（笑）。

　クライアントにも「会食兼打ち合わせという雰囲気が好きじゃない。ミーティングと称して飲みニケーションを提案する人は信用できません」と伝えたことがあったし、お陰で自分に合うスタイルで仕事も私生活も過ごせるようになりました。飲み会のオファー自体が無くなったので、断りたいけど断れないジレンマも解消。

　極力、ギャグのように伝えれば角が立たないしインパクトもあるため、そのような（笑）のつく言い方で「この人はこういう雰囲気が苦手なんだ」と理解してもらうように心がけています。今までは嫌でも「場の空気に合わせておこう」と、飲み会も一番最後まで残っていたタイプなのですが、最近は「必殺・これから仕事なんで」が使えるようになりました。いざという時はその返しで逃げようと思います！

　要は私、執筆業が多いし近頃は配信もするので、いついかなる時間帯でも仕事にできるんですよ。永遠に「これから仕事なんで」という言い訳が可能だから、自粛期間が終わってもワーカホリックとしてやっていこう…。果たして、次回までに気になる相手とは進展があるのか？

【澁谷果歩】
東京都出身。
青山学院大学卒業後、スポーツ新聞社を経て2014年にアリスJAPANの専属女優としてデビュー。AV引退後はイベント出演や執筆活動に精を出している。最新デジタル写真集『REBORN KAHO SHIBUYA』発売中！公式Twitter⇒＠Shibukaho