2017年2月に募集をはじめ、今や当メンズサイゾー屈指の人気コーナーに成長した【エロ体験談】。読者の皆様や投稿者様のおかげで、今年の2月で連載スタートから3年が経ちました。この3年間で投稿されたエロ体験談は、なんと1000本を超えました!
とはいえ、このところちょっぴり投稿数が減少気味。ということで次回の賞金レース開催予定の6月半ばまでは、1000本の中から厳選した【エロ体験談・傑作選】を配信します。昔から読んでくださっている方も、最近エロ体験談を知ったという方も、この3年を彩ってくれた珠玉のエロa体験談をぜひお楽しみください!
では、本日の傑作選をどうぞ!
※第13回賞金レース3位作品
『女にもヤリたいときはあるらしい』
投稿者:ザンバーロン(42歳/男性)
バーみたいなところで飲んでいたら、「隣、いいですか?」と、黒いワンピースにカーディガンを羽織ったキレイな女性が隣に座ってきた。
店内は比較的空いている。
なぜ彼女は俺の横にきたのだろうか。
もしや逆ナンってやつか…と内心ドキドキした。
しかし彼女が話しかけてくるような気配はない。ひとりで淡々と飲んでいる。
しびれを切らして、「ひとりですか?」と声をかけた。
彼女は「ええ。まあ」と控えめにうなずく。ぜんぜん乗り気じゃない。声をかけたはいいが後が続きそうにないので、俺はまたひとりで飲み始めた。
それからしばらく経って、そろそろ帰ろうかと思ったとき、「サトシさん、じゃないですよね…?」と隣の女性が言ってきた。
「え!? 違いますけど…」と答えると、彼女は少し寂しそうな顔になってうつむいてしまう。
気になったのでワケを聞くと、彼女はネット上で知り合ったサトシという男性と、この店で待ち合わせていると話してくれた。