――擦り付けるということはクリトリスを刺激しているのですが、クリトリスという部位は知っていましたか?
成宮:クリトリスを知ったのは、もう少し前だと思います。オナニーの時、鏡に自分のアソコを映した時に「これだ!」って思いました。
――そのシチュエーションはエロいです! 濡れるという感覚はありましたか?
成宮:小さい時は「気持ちいい」っていう高まりはあっても愛液は出ないんです。初潮を迎えるか迎えないかの時期に出るようになるんです。「このドロっとしたものはなんだ? もしかしたら、この漫画に載っているこれかもしれない」という感じでした。
――最初はクリトリスをイジるだけだったのが、中に何かを入れたのはどういうタイミングですか?
成宮:マジックのマッキーとかシャープペンとかを処女喪失の前に自分で入れてみました。でも、そこは勇気がいるので、じっくりじっくりちょっとずつでした。
――オナニーでイクことを知ったのは何歳くらいですか?
成宮:「これが絶頂だ」って分かった後、そこから波が引いていく感じが分かるんですが、子どもの時にもそれがあった気がします。
――はっきりと何歳でイクことを覚えたかは分からないけど、イク意識はあったんですか?
成宮:そうです。ただ、高まって頂点まで行った後、波が引いて冷静になるじゃないですか。おそらく、その頂点がイクってことだったと認識しています。
――初体験時にはイキましたか?
成宮:さすがにイキませんでした。最初は気持ちいいとかイクことがあまりよく分からなかったんです。相手も一瞬でしたから。
――一瞬ですか(笑)。
――初体験の相手はどういう方でした?
成宮:違う高校の同級生でした。彼は経験があったらしいんですが一瞬でした。
――セックスで絶頂を知ったのはいつですか?
成宮:回を重ねていくごとでした。20代前半は相手に喜んで欲しいとか、経験値を積みたいとか、そういう衝動でセックスをしていた気がします。
――プライベートは大人しいですね。その後AVデビューを果たし、デビュー時を振り返るとどうですか?
成宮:怖い人がいると思っていました(笑)。デビュー作ではたくさんスタッフさんがいても、あまり緊張はしなかったです。だから、「すごく肝が据わっている」と言われたのを覚えています。ただ、撮影前はさすがに緊張したし、前の日は眠れなかったことを覚えています。
――怖い人がいると思うのはアダルト業界あるあるです(笑)。
成宮:でも、実際は思った以上にフレンドリーだし、気を使ってくれました。撮影現場に入ったらすんなり撮影できました。
――そこから熟女メーカーのタカラ映像で快進撃を続けました。タカラ映像では専属で何本出しましたか?
成宮:専属は6本です。いまも定期的に新作が出ています。タカラ映像はお仕事をくださって本当にありがたいです。
――成宮さんは熟女なのにロリの「ロリ系熟女」という面白いジャンルですね。
成宮:そうなんですか? 童顔は年相応に見られないし舐められちゃうから、ちょっとコンプレックスです。だから、それを認めてくれたり、かわいいって言ってくれたりする人がいることは、すごくありがたいです。
――だいたい熟女のお姉さまは豊満で年相応の見た目の女優さんが人気でしたから、新しいジャンルを確立させました。
成宮:嬉しいです。
――成宮さん自身もずっとそのイメージを大切にしていますか?
成宮:そうですね。人に見られる仕事をしていると、自分を客観的に見るようになるんです。本当は背が高くてSッ気があって痴女が似合うお姉さまに憧れがあるので、そういう役もやってみたいんですけど、私のカラーとは違うのかなと思うんです。