【緊急インタビュー連載】アフターコロナ:アダルト業界の未来#5 レフカダ新宿イベントプロデューサー・吉永あずき編

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吉永プロデューサーの秘蔵っ子であるマシュマロ3d+teamメレンゲ

 

――配信を見てもらう工夫はしていますか?

吉永:配信に興味がない人は多分、見ないと思うので、出演者のツイッターでこういう配信をしますと告知するしかないです。配信に興味がない人にどうやって見てもらえるかは試行錯誤です。

 こちらが面白いことをやっていると、かわいいバナーを作ってツイートするしかないです。配信に興味がない人に見てもらう方法はなかなか難しいんじゃないですか。ライブと配信は違う、別物だという思いも理解できます。

――これまでイベント配信はしていましたか?

吉永:やっていないです。

――手ごたえはありますか?

吉永:ライブがなくなったから、何もやらないであきらめようってことよりは、やった方が絶対にいいなと思っています。

――出演する女優も積極的に出たいと言っていますか?

吉永:配信に対しての対応は各事務所によって異なるので、協力いただける女優さんによる感じです。しかし、スタッフで生配信をしている時に、「これからリモートで出演できますよ」と言ってくれるセクシー女優もいます。そういう時は、すごく嬉しいです。

――収束は見えていないのですが、イベント再開の目途はありますか?

吉永:東京都や国がOKを出さない限りやれないです。独自で再開することはきないのではないでしょうか? だから、オンラインでどれだけ楽しい配信をしていくかにかかっています。出演者も外出自粛要請が出ているなかで、会場に呼ぶことはできないです。

 だから、いまはスタッフに協力してもらい生配信をしています。「出たがりスタッフ」と思う人もいるかもしれないのですが、私たちが精一杯できることのひとつがこのスタッフ配信です。

――スタッフの生配信はどういう内容ですか?

吉永:他のライブハウスと違うところを見せたくて、新型コロナの収束を願い567(コロナ)羽の折り鶴を折る生配信をしました。それは14時間かかりましたが、20分に編集したので多くの人に見てもらいたいです。※動画はコチラ

――パラダイステレビっぽくていいですね(笑)。反響はありましたか?

吉永:東京新聞が後日、取材に来て下さり、国の政策よりも私たちの記事の方をカラーで大きく掲載してくれました。こういう小さな試みでも勇気づけられると、取り上げてもらったのでよかったです。

――いい話です。他にはどんな生配信をしましたか?

吉永:SUKIYAKI MUSIC所属の女優とオンライン飲み会中継(動画はコチラ)をしたり、新型コロナに負けるなを再びテーマに掲げ24時間生配信(動画はコチラ)をしました。

――どういう内容ですか?

吉永:数字の「567(コロナ)」にちなんだ様々なチャレンジをしました。スタッフのひとりは56.7キロをルームランナーで走ったり、私の体重が56.7キロになれるか挑戦したりしました。

――出演女優が会場に来られない状況が続くと、今後はスタッフの生配信が増えますか?

吉永:そうです。面白いコンテンツを作っていけば、みんなに元気になってもらえるのではないかと信じて配信しています。あと、YouTubeはチャンネル登録者数が1,000人、配信時間が1年で4,000時間をクリアすると投げ銭システムを導入できるんです。コロナが収束して、SUKIYAKIMUSICでライブができるようになった時に、このシステムが導入できるよう、自粛期間中にスタッフで頑張り4,000時間到達を目指しています。

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