――VIBEBARも外国人観光客は多かったですか?
Yuka:今年2月の段階で6月まで予約が入っていました。
――どこの国が多いですか?
Yuka:アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ諸国の方など、いろんな国の方が予約を入れてくださっていました。飛行機が飛ばなくなった国から、順にキャンセルが出始めました。最終的にはこちらから、こういう状況なので休業すると連絡しました。
――飲食店は現金商売じゃないですか、その影響は大変ですよね。
Yuka:ぶっちゃけ、いつ再開していいのか、どういうやり方をしていけば飲食店はオープンできるのか手探りの状況です。
――東京都の要請だと19時まではアルコール類が出せて、20時までは営業できるじゃないですか、でも、そこも完全にやめるくらいバイブバーは安全に気をつけていたんですか?
Yuka:スタッフが危ない状況では働かせることはできませんし、もし感染者が出たら責任が重すぎます。
――お金よりも信用ですね。
Yuka:そうです。対策が見出せるまでは営業を見合わせている状況です。いいアイデアが浮かべばいいのですが、いまのところ企画だけ立てて実行はしていないんです。どういう形で今後、こういうエンターテインメントが道を見出していけるのか、そこはうちだけが勝手に始めるよりは、周りとの協和や世間の動向もあるので、横並びで対応を合わせることになると思います。
――収束はまだ見えていないですが、今後はどのような業務形態になりますか?
Yuka:みなさんが感染に気を付けながら生活していくことが通常になると思うんです。飲食店であればアポイント制にして、枠で買っていただくようにシフトしていくのかと思いますし、VIBEBARはVIBEBARなりの売りを用意しないといけないのではないかと思います。残念ながらこれまで通り、みなさんで楽しむスタイルはネットで参加することでしか確立できなのではと思います。
――今後1年くらいはそうなるでしょうねえ。その売りになるものは考えていますか?
Yuka:VIBEBARは笑いとグッズの知識を共有しようとインスタライブをやっています。あとはツイッターで匿名の質問箱もやっています。両方ともDMは開放しているので、質問をいただいています。
――インスタライブはどういう方法で見られますか?
Yuka:VIBEBARのインスタグラムアカウントをフォローしていなくても見られます。フォローしているとライブ開始の通知が届くので、フォローしてもらえたら嬉しいです。30分くらいアダルトグッズについてしゃべっています。