そして肝心の匂いはというと…。
「ふ~む、なんだフツーの柑橘系のトイレの芳香剤じゃん」
そう思った瞬間、激辛カレーを食べた時、辛味が襲ってくるのと同じくらいの時間差で、いっこく堂の声が遅れて聞こえてくるくらいのタイムラグで、柑橘系の香りの後にほのかなタンパク質臭が鼻腔の奥をくすぐった!
「おっ⁉︎ ハッハーン、これが『女子校生のフェロモンたっぷりの芳しき香り』ってやつか…」
例えて言うなら…そう、青い空、青い海、白い砂浜で食べるくさやの干物というか、花畑の向こう側でマトンのBBQやってる香りというか、要するに、100個のパイナップルの中に1コだけドリアンが混じっているような、わかってる人だけが気づく「アレっ?」という匂いなのだ。
う~む、これならきっと彼女にも奥さんにも、年頃の娘さんにも気づかれず、自分だけこっそりと「女子校生のオナニーの香り」を楽しむことができるに違いない(あ、娘さんにはバレるかも?)。
もちろん、容器の形もごく一般的で、「トイレ」という家庭内の公共の場所に置いても、萌えグッズだとは気づかれないフォルムをしている。どんなトイレの景色にも溶け込みやすいに違いない。
しかし、トイレに置いてみてふと思った。カワイイイラストが描かれたパッケージを利用しないのは勿体ない。上蓋を開放したパッケージに芳香剤入れて置いてみたらどうなのか? すると、香りはもちろんそのままだが、別の楽しみ方が芽生えてしまったのでお知らせしたい。
どうよこれ、オシッコするたびに、自分のチンチンをカワイイ女子校生に見られているようで、それはそれで別の楽しみが湧いてこないか⁉︎ ただし、独身であるか、奥様が理解ある方であればの話だが。ロマンあふれるトイレライフを…。
(写真、文/松本雷太)
【据え置き型トイレ芳香剤】
香りで萌える新アイテム! トイレに広がるフェロモンたっぷりの女子校生のいい香りは、幸せで満たされる夢とロマンが詰まったフレグランス。