その日の夜、またリビングでA姉ちゃんとふたりきりになった。
Tシャツをゆっくりまくり上げる。背中の素肌とホックがあらわになった。そこに硬くなった股間をくっつける。
「こら」
そのままA姉ちゃん視界にはいるように前にまわる。
「ダメだって! やめなさい!」
諦めてそのままA姉ちゃんの後ろに戻り、また肩揉みをする。股間は硬いままだ。
射精したい。
背中とホックの間に股間を入れてみた。
「やめてよ」
私は我慢できず、腰を動かした。カリがホックに引っ掛かる。痛いが、気持ちいい。
ガマン汁でA姉ちゃんの背中が濡れてきた。射精する直前、急いで背中とホックの間から引き抜いた。しかし、A姉ちゃんの背中に大量にかかってしまった。
「えっ? なに?」
「ごめん…」
A姉ちゃんはそれで悟ってくれたようだった。
私はティッシュで精子をふきとった。
気まずいというか気恥ずかしい感じだった。
翌日。何食わぬ顔でいつもどおりA姉ちゃんと接した。
夜になり、いつもどおりA姉ちゃんとふたりでTVを見ていた。今日は肩揉みは無し。
A姉ちゃんが先に寝室へ行った。
私は少したってからA姉ちゃんの寝室へ忍び込んだ。
「一緒に寝ていい?」
「ダメ」
「少しだけでいいから」
「…少したったら自分の部屋に戻ってよ」
A姉ちゃんの布団にもぐりこむ。良い匂いだ。私の股間は硬くなった。
A姉ちゃんは背中をこちらに向けている。Tシャツ越しに背中に触れみた。何も言われない。
Tシャツを下からめくりあげる。腕を伸ばし、胸を触ろうと試みる。A姉ちゃんは何も言わないが、手を払ってきた。
その手をつかみ、股間に持っていく。手が股間に触れた瞬間、A姉ちゃんの手も、私の股間も、ビクっと震えた。
私は股間を握らせようとする。A姉ちゃんは手を払おうとする。その攻防を何度か繰り返すと、A姉ちゃんが私の方を振り向いた。
「ダメだってば」
「お願い」
「ダーメ」
「でもこんなに硬くなっちゃったんだ。手でもいいからお願い」
「…」
「お願いします」
「…本当しょうがないわね。手だけだよ」
「うん!」
A姉ちゃんが股間を握った。