まずは、彼女が童貞にたどり着くまでの経緯から。
「ダンナが亡くなって2年ほど経つと、会社の人間や、夫と仕事関係にあった男が私に近づいてくるの。でも、財産目当てに近づいてくる男は”未亡人なんて抱いてやれば言いなりになる”くらいに思ってるのよね。最初はそれが見抜けなくて(笑)」
寂しい自分を慰めてくれる優しい男だと勘違いし、言いよられるままにセックスした男が数人いたという美由紀。しかし、しばらく関係が続くと、男たちは決まって金の無心をしてきたのだそう。
「そんなことが続いたから”男絶ち”してた時期もあるんですけどね」
すると、増えに増えてしまったのがオナニーの回数。週に1度が3日に1度になり、揚げ句の果てには、生理期間を除いて毎日、なんて状況になってしまったそうなんですね。
「”あ~、セックスしたぁい”って思いましたよ(笑)。でも、誰でもいいとは思いませんでした。どんな男ならいいだろう? って考えたとき、頭に浮かんだのが若い童貞の男のコだったの」
彼女が求めていたのは腹にイチモツを抱えた汚い男ではなく、ただ性欲にまかせてイチモツを突き立ててくれる純粋な童貞クンだったというワケなんですな。
「童貞クンに自分好みのテクニックを教え込んで、好きなときにセックスできたら楽しいだろうなぁ、って」
そこで美由紀が利用したのは出会い系サイト。
〈年上の女性に童貞を奪われたい20代の男性がいましたらメッセージをお願いします〉
というメッセージを書き込んだそうです。するとすぐに童貞だという5人の男性からメッセージが届いたそうなんですが…。
「そこで私、変なことを思いついちゃったんです」
さぁ、ここからが本題です。彼女の言う変な考えとは?
それこそが、童貞を家に住まわせてセックス調教する! という大胆な”童貞軟禁計画”だったというワケなんですね。
「うちには子どももいないし、近所の人には甥っ子を少しの間だけ預かるとでも言えば問題ないと思って(笑)」
そして、メッセージを送ってきた5人の童貞の中から彼女が選んだのは、地方出身でひとり暮らしをしているという19歳の大学生、アキラくん。何度かメールを重ねた後で会うことになり、彼女は人生で初めての筆下ろしを体験することになるのです。