”あああン、ソコぉ、気持ちいい、もっと、もっとぉ”
夫が仕事に出掛けている昼間、洗濯を終えてひと息ついていると、隣の学生の部屋から女のアエギ声が漏れ聞こえてきたんです。
「えー、壁薄ぅ!」
安いアパートだから仕方ないか…そう思って気にしないようにした私。でも、女のアエギ声は次の日も、また次の日も。そして、そんな毎日が1週間も続き…。
「もう、そんなに大声でエッチするならラブホに行ってよね!」
仏の顔も3度まで、ついに堪忍袋の緒が切れた私は、ひと言文句を言ってやろうと学生の部屋に乗り込むことにしたんです。
「あの、すみません!」
私は呼び鈴を何度も鳴らし、ドンドンと扉を叩きました。すると、眠そうに目を擦りながら彼が出てきました。ところが、相変わらず女のアエギ声は聞こえたまま。明らかに何かがおかしいんです。
(あれ、女とセックスしてたんじゃないの?)
もしかしてAVだった? 私は声の正体を理解して一気に拍子抜け。
「なにか?」
と聞いてくる彼に、
「いや…テレビの音量をね、もう少し小さくしてくれないかなと思って」
と言うのがやっとだったんですが…。
「え、テレビ…あ、す、すみません!」
彼は事態を把握し、慌てて部屋に戻り、テレビを消して戻ってきました。
「て、テレビ付けっぱなしで寝ちゃったみたいで」
彼は顔を真っ赤にして、私に謝ったんです。
聞けば、彼は夜中にアルバイトをし、昼前に帰ってくる生活を送っていたとか。
「それで…その…」
「オナニーして寝ようとしてたってわけね」
「い、以後きをつけます」
彼には、愛想のない男のコだという印象しかなかった私。恥ずかしそうにしている姿を見て急に可愛く思えてしまったんです。と、同時にアソコがムラムラしてきてしまって…怒ったままの表情でこう言ったんです。