――変わったお客さんとかいました?
しのん:変わったお客さん、いっぱいいます(笑)。めちゃくちゃドMな人だと、「クツ履いてチンチンを踏み潰して」って。 痛いじゃないですか。なんかそれがいいらしくて。 で、クツも舐めるの、私のこの外で履くクツを。それとか、お尻をホテルのスリッパで直で思いっきり叩いてって、パシンパシン。しかも涙をポロポロ流しながら喜んでるの。
――うわ~、痛そう。言葉攻めとかもするの?
しのん:そういう人もいます。その人は、「キモい」とか「気持ち悪い」って言葉が好きらしくて。20代後半くらいの真面目そうなマッチョの人で、結婚してて一軒家持ってるって(笑)。あと、これはあんまり変わってないかもしれないけど、人間ショートケーキの本指さん。
――人間ショートケーキって、生クリームを塗りたくるの?
しのん:そうそうそう。そんなに変わってない?
――変わってるよ(笑)!
しのん:私をショートケーキにして生クリームとイチゴを飾って…。
――あ、しおんちゃんがケーキになるんだ!?
しのん:そう、それをペロペロ舐めてくれるの(笑)。
――それはボクもやってみたい(笑)。そもそも風俗を始めるきっかけってなんだったの?
しのん:学校卒業して就職したんだけど、そこを辞めてからちょっとだけガールズバーで働いたんですよ、歌舞伎町の。そこで…(笑)。
――他の女の子に誘われたとか?
しのん:そうそうそう。歌舞伎町だったんで、オッパブとか風俗のいろんな情報が入ってきて…(笑)。
――ヘルスってどういうことをする店かは知ってた?
しのん:知ってました。ガールズバーでもう全部。
――で、これなら私できるかもと思って?
しのん:そうです。舐めるのが好きだったんで「やってみよう」ってやってみたら、楽しかった(笑)。
――でも、バーと風俗ってハードルの高さが違うと思うんだけど。
しのん:そう、だから最初はドキドキでした。緊張するし、何されるかわからなくて怖かったです…。