「ゴム、つけて」
なんだ、ベッドサイドに置いてあるじゃないか。準備していたのか? ま、望まれたら、それに応えるのが紳士のタシナミ。ただ、こちらのタイミングが見透かされていたのかと、ちょっと不思議に思った。
装着完了。あとは中へ入るだけだ。
狭そうだと、指で確認していたので、ゆっくりと進める。普通サイズ(だと思う)だが、なかなかキツい。激しいピストンは、彼女にも負担だろう。浅く2、3回突いて、ゆっくりと深く沈み込ませる。「浅」「浅」「ゆーっくり深く」を繰り返す。
「あぁ、あ、あ…」
彼女の声がだんだんと大きくなってきた。この攻め方で十分なようだ。
「ん、もうダメですぅ」
そう言う彼女。ちょうどオレも限界だ。
最後に3回、激しく突き、深く入れきったところで、発射。
服を着て、階下へ戻る。移動の間に、彼女は何か言っていた。オレはまだ現実感が薄い状態だったので、その内容はあんまり覚えていない。だが、この言葉だけは、しっかりと耳に響いた。
「きもちかったですよン」
若者らしい物言いに対し、「それを言うなら”気持ちよかった”だよ」なんてヤボな訂正はせず、ニコニコとうなずいた。
「何か、飲みますか?」
望みを訊かれたので、冷たいお茶を求め、リビングで頂いた。冷た過ぎないすっきりした味。そう、欲しかったのは、甘いものではなくこういうものだ。よくわかったな。ほれてまうやろポイントが加点される。
別れ際の玄関で、彼女は言った。
「犬の散歩、ありがとうございました」
そうだった。オレは犬の散歩に来たんだ。彼女に含み笑いでお辞儀をされた。雰囲気美人が、そこにいた。「陽のオーラ」さえも見えた気がする。1度のエッチで、女はこうも変わるのか。
「お役に立てて、何より。じゃあね」
こちらは、大人のダンディーな雰囲気を出したつもりだったが、彼女に伝わっただろうか。
家に帰る途中で、今日の出来事を振り返る。
あの誘い方からすると、「犬の散歩」は単なる口実で、エッチの相手を探していたのではないか。
本当のところはわからないが、連絡先を交換したので、気が向いたら、また連絡してみよう。
彼女と展開があれば、また投稿したい。
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