デパートのトイレでバイブオナニー　〜或る女の性記録〜

　男性客に交じって商品を見ながら、

（淫乱女だと思われてるに違いない）

（ナンパされたらどうしよう）

　なんてことを妄想すると…すぐにアソコが濡らしてしまう私。

　さらに、大人のオモチャを買いに出かけるとき、私にはもうひとつの楽しみがあるんです。

　それは、出先のトイレで買ったばかりのオモチャを試すこと！　ですから先日も、レジで会計をしながら、早く使ってみたくて堪りませんでした。

　そして、量販店を出ると、今度はデパートのトイレに駆け込んで…。

　デパートでは、紳士服売り場の階にある女子トイレを利用します。女性ものの商品を扱っているフロアでは、どうしても女子トイレが混雑しがちですから。

　案の定、トイレには誰もいなくて、一番奥の個室に入りました。

　その日、購入したのは様々な動きをする大きめのバイブ。音も静かなのが特徴だと書いてありました。

　ドキドキしながらパンティを下ろして便座に座り、パッケージからバイブを出して電池を入れます（ちなみに、アダルトグッズは電池別売りの場合もあるので、必ず単3電池を持って出かけるようにしています）。

「ブビ～～～ん」

　静音タイプと書いてはありましたが、やはり無音ということはありませんでした。

　でも、すでにヌルヌルに溢れていた愛液を頭の部分に絡めて押し込むと、バイブはスルッとオマ●コの奥に飲み込まれ、振動音はさらに小さくなりました。

　それに安心して、声を押し殺しながらバイブを奥の方に押し当てると、思わず声が出そうになります。

「んん、はぁ、んくぅ」

　そのときです。カツカツと鳴るハイヒールの音がして、隣の個室に入る気配がしたんです！

　慌ててトイレの水を流して音でごまかしましたが、おかげでイキそびれてしまいました（笑）。　こんなスリリングなオナニーをしている私って…ちょっと変態なんでしょうか？

（取材・文／川田拓也）