筆者の娘と言ってもおかしくない世代の女の子だ。タメグチなのも、「フレンドリー」と思えばアタマに来ない(笑)。60分大2小1枚の料金を支払うと、一緒にシャワーを浴びてからベッドに入った。
完全受け身のド素人体勢の彼女の乳首を舌で転がし、ワレメに指を這わせると、素朴な美女は予想外の大きなアエギ声で悶え始めた。さらに指を挿入すると、切なそうな表情を浮かべて抱きついてくる! 本気汁を湧かせる彼女に、めちゃ興奮で突入したのだった。
「前はデリヘルにいたんだけど、店が増えすぎて客が減って料金が下がって、60分で4000円しかもらえないの。出勤してもお客さん全然着かない日とかあったし。でも、ここは半分もらえるから…」
彼女はそう教えてくれた。
取材当時は、全国的に違法ヘルスや裏風俗への取り締まりが強化され、それがひと段落してきた頃。違法だった風俗店がデリヘルに転業したせいで、各地でデリヘルが急増してデリヘルデフレが起きていた。そういえば、発屋の客引きも、「ホテルに出張もするよ」と言っていた。
ソープではデキないけど、裏ならポン引きに発屋にピンクビラと、ハメられる風俗は意外と多かったのが平成の岡山の風俗だった。その2年後に再訪した時は、残念ながらピンクビラも発屋も全て消えていた。残念ながら桃太郎は、鬼退治をしすぎてしまったようだ…。
〈写真、文=松本雷太〉