無視するのも変なので、挨拶をしに行く。しかし、このとき何だか不思議な感じがした。相手の家族と会うのは初めてだったので、少し緊張したのかもしれない。
それは向こうも同じだったようで、俺が行くと不倫相手は一瞬、ビクッとなって立ち上がった。それでも、俺が「どうも」と頭を下げ、相手の旦那に「いつもお世話になっています」と言っただけなので、その場は普通にやり過ごした。
しかし、その晩なんだか急に興奮してきた。相手の旦那の顔を思い出し、不倫の高揚感みたいなものを感じたのだ。
そこでLINEを送ってみる。するとすぐに「私も会いたい」と返事がきた。
俺は家族が寝静まったのを見計らって、車で彼女を迎えに。
いつもならそのままラブホに入るのだが、その日はクリスマスということもあって、どこも満室だった。しかし、俺も彼女もやけに興奮していて、すぐさま薄暗い駐車場を見つけ、そこに入った。
舌を絡ませながら後部座席へ。彼女のスカートをめくってパンツをずらし、速攻で挿入する。普段はゴムをつけるが、このときばかりは生で突きまくった。
そして彼女の「中で大丈夫」という言葉に甘え、そのまま発射した。
別れ際、彼女に「素敵なプレゼントありがとう。サンタさん♪」と言われる。そこで気づいたのだが、俺は夜中に子どもたちを驚かせようとサンタの衣装を着ていた。
急いで家を飛び出したため、その衣装を着たままだったらしい…。
それから家に帰って、子どもたちにプレゼントを渡した。子どもたちはとても喜んだが、何だかその笑顔を見ると申し訳ない気持ちになった。しかし、俺はまだ不倫を続けている。
※2017年12月25日配信
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