――結果としてよかったんですね(笑)。でも、初めてAVに出た時はちょっとイヤな感じはなかったですか? 事情が事情だけに。
ちはる:イヤな感じはなかったんです。エッチは好きだったし。
――エッチも好きだし、ギャラももらえるし、借金も返せるし、一石二鳥ならぬ、一石三鳥ですね。ポジティブですね!
ちはる:そう、ポジティブなんです(笑)。
――そうでないと4年も続かないですからね。
ちはる:ねえ、何だかんだです。
――前にイベントで言っていたけど、元栄養士は本当ですか?
ちはる:本当です。1年くらいやっていました。
――どういうお仕事でしたか?
ちはる:介護施設で栄養士をしていました。調理はしなかったんですけど、材料の発注や献立を立てたりしていました。
――資格はいるんですか?
ちはる:いります。取得しました。
――栄養士だとさすがに借金は返済できないですか?
ちはる:給料が安かったので…。
――その栄養士さんがAVの世界に入って、自分が想像していたことと違ったことや、想像通りだったことって何かありますか?
ちはる:う~ん、最初は内容も分からないし、偏見もあったと思うんです。怖いっていうか、「これをやれ!」みたいな。
――ああ、いわゆる強要ですね。
ちはる:そういうイメージがあったんですけど、全然なくて。最初は面接もするし、ちゃんとできることできないことを把握してくれるし、本当に女の子優先で考えてくれています。大事にされているので、すごくやりやすいなあと。楽しいし、ありがたいです。
――AV女優になってよかったですか?
ちはる:よかったです。
――最初は素人設定でデビューだと、普通のカラミからスタートですか?
ちはる:普通のカラミを3回しました。最後のカラミが男優さんだったんです。男優さんって知らなくて会って、すごいエッチをして初めて潮吹きも中イキもできて感動して泣いちゃったんです。「すごい! こんなに気持ちいいんだ」と思って、すごい感動しました。
――最後のカラミが男優ってことは、前の2回は素人なんですね。素人はどうでした?
ちはる:めちゃくちゃヤバくて、1人目は普通に終わったんですけど、2人目はフェラチオの後にコンドームを付ける流れだったんですが、付ける前に発射しちゃって挿入できなくて、「ああ、終わっちゃった」みたいな(笑)。
――ド素人と男優ってすごい極端な体験をしたんですね。
ちはる:そうんなんですよ。ビックリしました。
――AV女優になる前の体験人数はどのくらいですか?
ちはる:え~…、入る前は多分ですけど10人ちょっとかな。
――デビューが20歳だから、少し多めですかね。どういう関係の人でした。
ちはる:同級生が多かったり、セフレだったり、あとは大人の関係もありましたし、おじさんともありました。
――そのなかで印象的なものはありますか? まずは初体験から聞きますか。
ちはる:初体験はお互い初めてで、私が高校一年の16歳でした。相手は同級生です。公衆トイレでしました。