昨年4月発売号で長い歴史に幕を閉じた風俗情報誌『俺の旅』の編集長で、読者から「イコマ師匠」の愛称で親しまれた生駒明氏。雑誌はいったん立ち止まったが、日本屈指の風俗通である氏は今もどこかのフーゾク街をぶらりと歩く。師匠の旅はまだまだ終わらない!
【俺のフーゾク放浪記 第38弾・福岡編】
小倉の高級ソープへ!
冬もだいぶ過ぎてきました。寒さにも慣れてきたのではないでしょうか。今日も元気に街に出て、フーゾクで遊びましょう。今回は、小倉のソープの魅力をご紹介します。
午後1時過ぎ、鈍行列車が小倉駅に到着。駅前のホテルにチェックインし、荷物を部屋に置いてから、さっそくフーゾク街へと進む。小倉のフーゾクは駅近くの船頭町に密集しており、現在はソープが27軒、ヘルスが3軒ほど営業している。
ソープの相場は50分総額1万5000円ほど。それより高い店は高級店、安い店は格安店となる。昼間の船頭町はのんびりとした空気が漂い、まるで穏やかな深海のようだ。
「お兄さん、写真だけでも見てってや。安くしてもいいから」
「遊んでいきませんか。今ならすぐいけますよ」
各店の前には呼び込みの姿があり、歩く度に声を掛けられる。店員さんに話を聞くと、中洲同様にあまり景気は良くないとか。
色街を一回りしてから、商店街へと進み、回転寿司『京寿司』で名物の桜茶碗蒸し、生しらす軍艦、真鯛桜にぎりを頂く。さすがに旨い。食べログのコンテストでナンバーワンになっただけある味わいだ。