佐倉:やらせてくれないかなパチンコ営業だけ。引退してもパチンコ営業はしたい。元々、パチンコ営業の仕事からこっちの業界に来ているから(サンスポアイドルリポーターという、サンケイスポーツのプロデュースで誕生したパチンコリポートアイドルユニット)。
――地方のパチンコ屋さんののんびりした雰囲気が好きなんですか?
佐倉:アダルトショップのイベントに来づらい人も、パチンコ屋さんのイベントには来やすいんです。だから、新規のお客様にたくさん会えるんです。
――なんか急に優等生みたいな発言ですね(笑)。でも、確かに地方のアダルトショップよりもパチンコ屋の方が会いやすいですよね。
佐倉:そうそう。フラっと入れるし、いまは禁煙化も進んで空気もキレイだし。地方のみなさんに会えるのでパチンコ営業が好きなんです。パチンコ営業ばかりしたいです。
――ぜひ、パチンコ屋さんのオーナーはきずぽんを呼んでくださいね! めちゃくちゃ楽しい子ですから! それで、きずぽんは去年の3月31日に引退発表して、とうとうその日を迎えますが…。ってこの前のインタビューで全部聞いたから難しいなあ(笑)。
佐倉:でしょう、ほら~(笑)。だから、サイゾーどんだけ私のこと好きやねん! インタビューしすぎやろって(笑)。
――感動のコメントをもらおうと思っても、この前のインタビューで聞いちゃったからなあ(笑)。「引退までどう過ごしますか?」って聞いてもねえ(笑)。
佐倉:普通に過ごすよって!
――ははは(笑)。
佐倉:引退までにあと何回サイゾーに会うんだって(笑)。ははは(笑)。ありがたいですねえ、本当に(笑)。
――ピンク映画のラスト舞台挨拶はいつですか?
佐倉:3月7日です。
――じゃあ、3月6日にもイベントできずぽんを取材するから、まだまだ会えますねえ(笑)。
佐倉:全然、会えますよ! なんならAV辞めた後も飲みましょう(笑)。毎日、飲みましょう。「サイゾーに集合!」って言って。
――そんなに悲しく「バイバイ」って感じじゃないですからね。
佐倉:そうですね。それに、どこかでまた、みんなに会える気がしない?
――確かに。
佐倉:「ヤッホー」みたいな感じで会える気がするんです。
――サイゾー編集部に就職っていう手も…。
佐倉:ありですね。でも、サイゾーよりも「秋葉原エムズ」がいいなあ。大人のオモチャが好きだから。サイゾーも好きですよ(笑)。好きだけど本には何の執着もないからさあ。サイゾーだったら「おたぽる」(サイゾーのオタク系ウェブメディア)がいい。
――じゃあ、「おたぽる」の編集長に就任がいいですね。
佐倉:そうしようかな。夢は広がりますね。声優の友達に声をかけて出てもらったり(笑)。
――今後もこの業界には残って欲しいですよ。
佐倉:アダルト業界には一生いると思うの。単純にアダルト業界が好きなんですよ。絶対になくならない業界だし。
――きずぽん自身もデビューからずっとKMPさんですからね。
佐倉:いやあ、本当にありがたい。
――デビューから引退まで同じメーカーでいるのは奇跡ですよ。
佐倉:だから復帰作もKMPで。
――もう復帰作の話!(笑)
佐倉:復帰作は65歳か70歳くらいで撮ろうかと思っているので。
――もう熟女じゃないですよね?
佐倉:おばあちゃん。老婆。
――その時に一緒にファンも付いてきてくれたらいいけど死んでますよね(笑)。
佐倉:だから、ファンには「長生きしてね」って言ってます。あと最近、女の子のファンがイベントで泣いちゃったりするんです。「もう会えない」みたいに。でも、「大丈夫、会えるよ。もう一回、戻ってくるから」って言うのが楽しくなっちゃって。「40年後だから頑張って生きていてね。最後じゃないから」って言って。
――だははは(大爆笑)。
佐倉:その女の子も「分かった。でも、私ボケているかもしれません」って泣いてくれて、かわいいなと思いました(笑)。「きずぽんのこと覚えてないかもしれません」って、めっちゃ泣きながら言ってくれてました。かわいかったですね。
――引退前から、もう復帰計画とは素晴らしいです。
佐倉:でも、40年くらい戻って来ないから(笑)。みんな生きろよって、あははは(笑)。