お次は「俺はAVしてるからって全然気にしないよ」「AVやってても、話したら普通の女の子じゃんって思ったわ」とか“吾輩は心が広い”アピールをし出すタイプ。彼らは共通して「誰もそんな話題出してないのに、急にどうした?」というタイミングで話し始めるのです。
せめてこちらが、「私はアダルト出身だから色眼鏡で見られて…」と言い出したなら分かるけど…。それでも主語は「俺」を避けた方が賢明かな。「世の中、色んな仕事を経験してる人がいるし」とか一般論で片付けず、ここぞとばかりに自分の売り込みに走ると姑息な印象を与えます。
ましてや一方的に、「僕はセクシー女優を差別しません」て語り出すのは違和感と不信感しか抱かない。君ね、私そんな話を振ったかい? 「AV女優なのに普通なんだな」って驚いてる時点でめちゃくちゃ先入観持ってるやん…と女子は呆れっぱなし。
3つ目の「俺はAVとか全然見ないし、申し訳ないけど君の名前を存じないんだけど」とわざわざ“俺はAV見ません”アピールしてきたり、女優に詳しくない、お前なんか知らんとドヤってくる(失礼だからやめとけ)男子もかなり多い。
いやそもそもさ、「私のことご存じ?」ってのぼせたこと聞いてないから。別に面接に来てんじゃないから放っといておくれ、私も貴方の社名や役職に興味ございません(笑)。
AVに対する好奇心が溢れているのに隠そうとする「差別しないよ」「そんなもの見ないよ」といった言葉より、「ファンです」「お世話になってます」って方が有難い。
ただし根っからのAV好き男性は女優に色々やってもらう夢を描いているから、「3Pしたい」「レズが見たい」「アナルを開発してください」とこちらの性癖に関係なく要望を伝えてきがちで、「私じゃなくてもAV出た子なら良いんでしょ…」と乙女心を傷付ける傾向があるため要注意。
「セクシー女優」という肩書に翻弄される男子は、いつまでも女優名のイメージが消えないのに何故か本名で呼びたがり(※これはどの女優からも聞きますが、付き合ってもないのに本名呼びしてくる男性は100%地雷で警戒される)、そんな彼らと盛り上がるのはアダルト関係の話題ばかりだったりします。
これが聞いてる男の人は楽しんでくれても、インタビューで話し尽くしてる我々にとっては新鮮さに欠ける会話なのです。
普通の女の子なら引くような下ネタにも、私達なら笑って付き合ってくれるからと18禁なトピックを持ち寄りがち。ちなみに作品を鑑賞されてると、いざベッドインする時にプレッシャーを感じてしまうため、出演作は見たことあってもなくても言わないのが一番でしょう。