「遊ばせたげる」
完全なる上から目線(笑)。料金は20分1万円。案内されたのは和室の部屋。「料亭」が建前のちょんの間では、座布団にバスタオル程度にしとかないと、査察の時に面倒なことになる。
トイレや洗面所は共用の古い建物だが、たぶん、本業は旅館に違いない。以前、石川県の片山津で遊んだちょんの間も、小さなビジネスホテルだったが、そこと同じやり方だろう。
そんなことを考えながら待っていると、あらわれたのは、かわいい感じの小柄なアラサー妻だった。話し好きで、「以前はピンサロにいたの」などと教えてくれた。小さいけどしっとりしたアエギ声が非常にエロく、さらに自慢の舌技とよく動く細い腰でもてなしてくれるのだった。
そしてもう一軒は、高松のちょんの間旅館といえば「T」と言われるほど、その筋には有名な旅館であり、琴電瓦町駅裏の住宅街にあった。こちらも小さな旅館で、夜になると赤い照明が灯り、ひと目で普通の旅館とは違うことがわかった。
店主は当時、還暦は過ぎていただろうが、若い頃はさぞや美人だったという雰囲気ある女将で、ちょんの間客に対してもきちんとひざまづいて迎えてくれるのだった。
こちらには3回ほど上がったが、お相手の女性は若くても三十路、いずれにしてもアラフォーの女性だった。そのうち2人は口数も少なく、遊び終わって服を着ると、すぐに部屋から出ていってしまった。そしてもう一人の三十路女性は、「生でもいいよ」などと言ってくれたのだった。