昨年4月発売号で長い歴史に幕を閉じた風俗情報誌『俺の旅』の編集長で、読者から「イコマ師匠」の愛称で親しまれた生駒明氏。雑誌はいったん立ち止まったが、日本屈指の風俗通である氏は今もどこかのフーゾク街をぶらりと歩く。師匠の旅はまだまだ終わらない!
【俺のフーゾク放浪記 第34弾・北海道編】
旭川、日本最北ソープへ!
幾つになっても、冬の寒さはこたえるもの。こんなときは、外に出て、フーゾクで元気を取り戻しましょう。今回は、旭川のソープの魅力をご紹介します。
旭川に到着すると、まずはお腹を満たすべく、ラーメンを食べに行く。向かったのは『旭川らぅめん青葉 本店』。あの中曽根総理大臣も食べにきた老舗の有名店だ。午後1時頃に入店すると満席。名物の醤油ラーメンを頂けば、やはり美味しい。スープに独特のコクがあり、ちぢれ麺とよく合っている。シンプルながらクセになる美味しさといった感じだろうか。
店を出ると、その足で昼間の歓楽街へ。旭川の歓楽街は3・6街というところにあり、地元では「サンロク」と呼ばれている。昼間は静かなもので、しばらく飲食店などをチェックしてから街を後にする。さあ、いよいよフーゾク取材だ。
旭川には現在ソープが1軒のみ。歓楽街のサンロク街から少し離れた旭町にある『夢』である。日本最北のソープであり、その実態を知りたいのだ。タクシーで『夢』へと向かう。
「景気? 良くないねえ。札幌は全国から観光客が来るけど、旭川はそうでもないからね。フーゾクはデリヘルばかりだよ。ソープ? 昔はおばちゃんばかりだったけど、今は違うみたいだよ」
とタクシーの運転手さん。