部屋に入ると、それまで平静を装うことに必死だった俺の緊張の糸は切れ、ディープキスをしておっぱいにむしゃぶりつく。レンタルルームでは不可能だった領域に足を踏み入れ、俺は無我夢中で彼女のことをむさぼった。
そんな俺の気持ちに応えるように、彼女も一生懸命にフェラをしてくれる。そのテクは普段味わっている手コキの比にならないほど、すさまじいものだった。後で聞くと、かつて勤めていた会社の社長に仕込まれたという。セクハラが原因ではなく、愛人関係を解消したくて会社を辞めたそうだ。
その日は彼女と3回ほどカラダを重ねることに。コトが済んでから、なぜ誘いに乗ってくれたのか聞いてみると、客としての俺にある種の誠実さを感じたらしい。
しかし、なぜだかこの日を境に俺のユカに対する熱は急速に冷めていった。
しばらくして、店のHPを見るとユカの姿はなかった。今頃はどこかでピアノ教室を開いているのだろうか。それとも違う風俗店で働いているのかもしれない。確かなのは、俺がユカ以上に魅力的な風俗嬢と出会っていないということだ。
※2018年2月20日配信
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