しばらく話をし、「まあ、断ることもないか」と思い、ふたりを車に乗せることに。
とりあえずSAを出て、俺が目星をつけていた温泉旅館に向かう。高速をおりたところで、「どこまで送ろうか?」と彼女たちに聞いた。しかし、彼女たちも目的地があるわけではないので、「う~ん」といった感じだった。
しばらく走っていると、目的の宿に到着。実はけっこう有名な高級旅館で、その豪勢な外観を見た彼女たちは、
「すごーい! こんなところに泊まるんですか」
とテンションを上げていた。そこで、「一緒に泊まる?」と冗談で聞いてみると、
「いいんですか!? やったー」
と大はしゃぎ。引くに引けなくなったので、彼女たちと泊まることになってしまった。
とりあえずフロントで部屋を確認する。大きめの部屋が空いているそうで、女将はふたり部屋と同じ料金でいいと言う。
それを聞いたひとりの女のコが、「一緒に泊ってあげますよ(笑)」と言ってきた。どうやら彼女たちはかなり積極的なようだ。