いま、東京のあの区、あの街、あの駅周辺には、どんな風俗があるのか、はたまたなくなってしまったのか…。それを探索するコーナー。今回は杉並区を探索してきました。
前回のこのコーナーでは中野区の風俗を歩いたが、今回はその隣の杉並区だ。区内の主だった町は、高円寺、荻窪、高井戸といったあたりだろうか。風俗店もきっとそのあたりにあるだろうと調べてみると想像どおり。しかし、「この街にこんなに!?」という予想外の風俗も見つかったぶらりとなった。
取材の前に区内の風俗を調べてみると、店舗型ヘルスが1軒あることがわかった。それに加えて、なんとピンサロが12軒!? おいおい、中野区には1軒もなかったのにどゆこと? かなり興味が湧いてきた。
ここで杉並区の位置を把握しておくと、JR中央線を中心に南北に広がり、東は中野駅の西側から西荻窪の西側まで。北は井荻駅北側の千川通りから、南は甲州街道までといったあたり。
渋谷区を歩いた時に調べたが、京王線沿いには風俗店はほぼ見当たらなかった。今回も京王井の頭線沿線を調べてみたが、見つかったのはグレーな大陸エステ程度。また、JRの北側を走る西武新宿線沿線の街も同様に住宅街が広がるのみ。杉並区も風俗の匂いがするのはJR沿線だけのようだ。
最初に向かったのは、杉並区でもっとも知名度の高い高円寺の街。人情味ありそうなネーミングの『純情商店街』や超ビッグなイベント『阿波踊り』、ライブハウスにマニアックなブティックなど、下町出身の筆者からみると、高円寺は「若者カルチャー溢れる街」というイメージが強い。そんな街をぶらりしてみると…。
この日は丸ノ内線・新高円寺駅からJR高円寺駅に向かって歩き始めた。ま、この辺にはめぼしい風俗店はないだろうと歩いていると、いかにも若者の街という光景を発見! 風俗店ではないが、なんと、ラーメン屋が3軒並んでいるじゃないか。