お店から出るとき、彼女は「これ!」と小さな声でメモを書いた紙を私に渡してきた。そこには住んでいる家の電話番号と、
「かわいい弟よ。今度、二人でお酒をのみましょ!」
と書かれていた。
家に帰ってから、彼女に電話をかけた。そこから何度かやり取りをし、1カ月後、彼女の仕事終わりに会うことになった。
当日。新宿の紀伊国屋書店の前で待ち合わせた彼女と合流し、電車に乗って渋谷へ。彼女の行きつけのお店でご飯を食べながらお酒飲んだ。
初めは私を「弟扱い」してきた彼女。だがお酒がすすむにつれ、「ねえ…」と頬を赤らめながら私の太ももに手を置いてきた。私の心臓はバクバクで、あそこはギンギンに。そこに偶然、彼女の手が伸びて…。
「行こうか!」
彼女は会計を済ませ、私の手を引っ張って道玄坂の方へ向かった。 「まさか…」とドキドキしながら彼女についていくと、
「ここにしよう!」
とラブホテルの前で止まった。
彼女が手なれたような感じで受付を済まし、エレベーターに乗って部屋へ。そして部屋に入ると、彼女は「壁ドン」の状態で私に熱いキスをしてきた。その勢いのまま、私たちはベッドへなだれ込んだ。
彼女は私の着ているものを全部脱がせ、
「ストレスがたまっているの…」
と色っぽい声で言いながら、私のアソコを口でくわえた。あまりの気持ちの良さに1分も持たず、「うっ!」という声とともに彼女の口の中に熱いものを出してしまった。
「若いわね。うふふ」
彼女はそう言ってそのまま飲み込み、「シャワー、浴びてくるわね」とシャワー室に入っていった。嵐のような一瞬の出来事に、私は茫然としたままベッドに横たわっていた。
彼女が出てきたあと、私もシャワーを浴びて部屋に戻ると、彼女はベッドの中で寝息を立てながら寝ていた。