激安風俗最前線!1200円でヌケる!?止まらない価格破壊とサービスの向上

激安風俗最前線

 10分1200円のピンサロ(大塚『愛に恋』)、15分3000円の手コキヘルス(横浜『ゴッドハンド』)、30分2980円のビデオボックス(中洲『2980円』)、35分5000円の人妻ヘルス(西川口『エクスタシー』)、30分総額8000円のソープ(吉原『石亭本店』)など、令和時代に入ってもフーゾク店の価格破壊が止まらない。増税後にさらに進むと予想される激安店人気を見越して、激安化を続けるフーゾク店の最新事情をリポートする。

 

※イメージ画像:Getty Imagesより

 

 令和時代に入っても、フーゾク業界の価格破壊が止まらない。2019年10月1日からの消費税増税により、ユーザーの可処分所得は減り、財布の紐はますます堅くなっている。

 全国のフーゾク店ではそんな状況に対応し、少しでも客を多く集めるために熾烈な値下げ合戦が繰り広げられている。

 各業種の代表的な激安店を順に挙げてみよう。

1200円でヌケる!?

 まず、ピンサロでは、東京大塚の『愛に恋』が10分1200円という驚異の激安価格を提示。シングルでこの値段であり、2回転だと20分1500円。さらに3回転が1800円。とんでもない安さである。

 次にオナクラだが、横浜曙町の『ゴッドハンド』は「客のオナニーを女のコに見てもらう」オナクラコースが10分1500円、「女のコが下着姿で手コキしてくれる」ハンドヘルスコースが15分3000円となっている。安さもスゴイが、特筆すべきはコースが5分刻みに用意されていることだ。10分、15分、20分と細かくプレイ時間を選べ、料金もそれに応じて1500円、2000円、3000円と、細かく分かれている。

 同じ手コキでもビデオを観てから嬢が手コキでヌイてくれるビデオボックスも流行っている。福岡中洲の『2980円』は、店名通り、30分コースが2980円でOK。元高級ソープの店内を改装して使用しており、豪華な気分を味わいながら、3000円足らずで若くて可愛いギャルが手コキでスッキリさせてくれる。当然のように、めっちゃ流行っている。

 店舗型ヘルスでは、西川口の人妻ヘルス『エクスタシー』が面白い。なんと朝9時~10時までの受付で35分5000円で遊べるのだ。安い。まるでピンサロのような価格である。

 そしてソープ。最近の注目は吉原の『石亭本店』で、フリー限定でオールタイム30分総額8000円。高級店が集まる吉原のソープとは思えない超激安ぶりだ。さらに『ケープエンジェル』『クイーンエンジェル』『エンジェルシリカ』のエンジェルグループ3店は、7時~8時なら50分総額8000円、8時~9時なら同分総額9000円で遊べる。ヘルスのような値段設定に驚きを隠せない。

 以上のように、常識破りの安さを打ち出す店が現れる一方で、通常コースの料金はそのままにして、低料金のショートコースを新設している店も目立っている。店側としては、とにかく一度遊んでもらい、そしてリピーターになってもらいたい、という意図だろう。

 あの老舗ソープグループの『吉祥寺角海老』が新規客限定で40分コースを設置したうえ、すすきののソープ『ダイヤモンドクラブ』はお試し価格として40分コースが総額8000円で遊ぶことができる。

ヘルスで半額でヌキを楽しめるコース

 また、サービスの内容を減らして、値段を下げる店も増えている。最近よく見るのが、ヘルスがピンサロコースを作っているケースだ。千葉栄町のヘルス『ラブスタイルドラック』はヘルスの個室でピンサロプレイができる「ピンサロコース」(30分5000円)を設置。通常のヘルスコースなら40分1万円なので、半額でヌキを楽しめるのである。

 同様に、那覇辻のヘルス『セレクション』では少し前まで、10時~18時の間、25分4900円のピンサロコースを用意していた。私は実際に遊んできたのだが、女のコは服を着たままで、プレイはシャワールームの中でフェラしてくれる、というもので、これはこれで十分に楽しめた。ファストフードならぬファストフーゾクである。嬢の質は高く、キャバクラにいるようなドレスアップした沖縄娘との憩いのひと時を5000円以下で満喫でき、それなりに満足できた。

 人口減少による社会の縮小、経済のさらなる停滞が予想される今後、フーゾク店の激安化が続くのは間違いないだろう。かつてよく言われた「安かろう悪かろう」という標語は、もはや死語と化している。

 最近のフーゾク店は、高くてもダメな店もあれば、安くても良い店も確実にある。これからの時代に大切なのは、ユーザーのお店を見る目である。表向きの値段だけで良し悪しを判断せずに、しっかりと店の本質を見極める「フーゾクを見る目」を養うのが、成功の最大の秘訣と言えるだろう。

(取材・文=生駒明)

※記事内の名称や金額などは取材時のものです。すでに変更の場合もあります。ご了承ください。

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