この日から僕たち二人が出会うまで、そう時間はかからなかった。
数週間後、僕は平日有休を取って群馬の高崎にいた。あれから二人の興奮は冷めることなく、とにかく会うためにどうすればいいか案を出しあった。平日であれば子供を保育園に預けて夕方までなら会える、高崎までなら出てこられるという事で、この日を迎えたのだった。
待ち合わせ場所にやって来たマキさんは、ちょっと胸の開いた白シャツに膝上のタイトなスカートと、前回会ったときよりも余所行きでとても色気があった。
「やっとこの日を迎えられましたね! とても嬉しいです!」
「私もです! 前回会ったときから青テンさんの事で頭がいっぱいでした」
時間も限られているので僕たちはさっそくホテルに向かう。
「本当にこんな出会いが出来るなんて、夢にも思わなかった…」
部屋に入るなりマキさんが抱きついてきて、前回の続きといわんばかりに激しいキスをしてきた。
ヌチュ、レロレロレロ
玄関で10分ほど熱いキスを交わし、そのままベッドに倒れこむ。マキさんのスカートの中に手を伸ばし、下半身をまさぐった。
実は会う前のメールのやり取りで、
「会うときは私の一番お気に入りのセクシーな下着で行きますね!」
と言われていた。なので、どんな下着か気になっていたのだ。
手で下半身を触っていると、お尻の方に違和感があった。下着の感触はあるけど真ん中の方は素肌の感触。すかさずスカートをまくり上げると、Tバックならぬ黒のOバックだった。
「す、凄いエッチな下着だね。興奮するよ」
「良かった、喜んでもらえて! 脱がさないでこのまましてね、興奮するから」
完全にスイッチが入った。僕はマキさんのスカートだけを脱がし、Oバックを少しずらして下半身を露出させた。すでに濡れ濡れの状態で、指で優しくもてあそぶと「そこ感じちゃう…」という声が聞こえる。それに興奮した僕はまるで犬のように舌を動かした。
「アァ、それも気持ちいいー! いっちゃう、いっちゃうよー!」
マキさんは足をビクつかせながら果てた。