すると、直ぐに返信がきた。
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青テンさん、はじめまして。
こんな時間まで起きてらっしゃるのですね!
私も既婚で先ほど子供を寝かしつけてやっと独りの時間になって、ちょっと寂しかったのでお話相手を探してました。
こちらこそ、よろしくお願いしますー(^^)
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「夜、人妻が寂しい思いをしている」=「すぐにヤレそう」と思ったが、まずは慎重に色々と探ることにした。そして約2週間かけて20回以上メールをやり取りすることで、マキさんの事を色々と知ることが出来た。
・マキ(35歳)
・群馬在住
・子供は二人
・旦那は飲食店勤務
・出会い系での経験無し
・吉田羊似(写メを貰った)
ただ、慎重に行きすぎてメル友の域をなかなか越えられないでいた。
そんな時、マキさんから質問がきた。
「青テンさんはどうしてサイト始めたのですか??」
「もちろん女性と出会って、エッチな事をしたいなぁって思って登録しました(^^)。マキさんの理由も知りたいなあ」
「私、もともとエッチが大好きだったのですが結婚してからは主人一筋で、子供も小さかったので忙しく、やっと自由な時間ができ始めたので良い人に出会えればと思い始めました」
エッチが大好き!? 何と素晴らしい言葉だろう! 逃してなるものか!
ここからは下ネタを中心に、出会う前提の話に切り換えてメールを繰り返した。彼女もノッてきたのか、こんなメールが来るようになった。
「今日、青テンさん想像して独りでしちゃった(^^)」
「早く青テンさんに後ろから抱き締めてほしい」
「わたし、胸が弱いの」
「青テンさんの上から下まで、全て癒してあげたい」
「こんな話ばかりしてたら、本当にしたくなっちゃった…早く会いたい」
会うまでのお膳立ては十分整った。だがマキさんは群馬、私は東京。僕も平日は仕事で休日は家族サービス。なので、なかなか会うことが出来なかった。
そんなある日、妻が「軽井沢のアウトレットに行きたい!」と言い出した。
僕はダメ元でマキさんに連絡をした。
「今度家族で軽井沢のアウトレット行きます! ちょっと抜け出そうと思うので、その時に会いませんか?」
「私もその日、家族で行く予定です! なんて偶然ですかね! ただ私は10分くらいしか家族から離れられないと思います。でも私も会いたい…」
ちょっとの時間でも会ってみたい! 写メではなく実物を見たい!
時間を決めてお互い家族から抜け出し、とあるショップの中で待ち合わせることになった。