「そういえば、先々月なんだけどさ。一度に22人とやったよ」
「はぁ? 一度に22人って…乱交かなんか?」
AVで”100人乱交”的な企画モノは見たことがありますが、一般人でと考えると、ちょっと尋常じゃない数字でしょ。てなわけで、さらに詳しい話を聞いてみると…。
ことの発端は、ユイがいきつけのハプニングバーでの、マスターとの会話。
「ユイちゃん、来週末が誕生日じゃなかった? 彼氏と過ごすの?」
「マスター、ウチに彼氏いないの分かってて言ってる?」
「あ、そうなの? とっかえひっかえ連れてくる男の誰かが本命の彼氏だと思ってたんだけど、全員違うんだ」
「予定ないし、たぶん誕生日の日もここに来てるよ」
「オッケー。誕生日ケーキ用意しとこうか。えっと、ロウソクの数は…22本だよね?」
「ウチ、太るからケーキいらないし。それよりオトコ呼んどいてよ」
「ロウソク代わりに22人?」
「あ、いいね、それ(笑)。もし22人集まったら、記念に全員とエッチしようかな」
「お、盛り上がりそうだねぇ。常連みんなに声掛けとくよ」
聞けば、最初はユイも冗談のつもりだったとか。
「でも…集まっちゃったんだよねぇ(笑)」
「で、22人とやったんだ…ひとり5分でも2時間近くかかるじゃん!?」
「5時間やりっぱなし」
「さ、さすがは自称ヤリマン!」
話だけならAV女優も真っ青でしょ?
で、そんなヤリマンが相手だけに、ギャルが苦手と言いながらも、こちらとしては期待が高まるじゃないですか。その気持ち、分かっていただけますよね? ところが…!